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豊橋・渥美半島

Toyohashi, Atsumi Peninsula

豊橋、渥美半島の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

豊橋 渥美半島 観光ガイド

豊橋・渥美半島の観光・旅行 Info

豊橋エリアの見どころ

豊橋公園と吉田城跡

豊橋公園は、市街地にある自然豊かな公園で、園内には戦国時代の遺構である吉田城跡があり、模擬天守も再建されています。春には桜の名所としても知られ、散策やピクニックにぴったりの場所です。

のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)

のんほいパークは動物園・植物園・自然史博物館・遊園地の複合施設で、家族連れに大人気。特に動物たちとのふれあいや、大型展示を誇る自然史博物館は見応えがあります。

豊橋鉄道市内線(路面電車)

豊橋市の名物ともいえる路面電車は、駅前から赤岩口方面へと走るレトロな乗り物で、街並みを眺めながらのんびり移動が楽しめます。観光地巡りにも便利です。

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渥美半島のおすすめスポット

伊良湖岬(いらごみさき)

渥美半島の先端に位置する伊良湖岬は、三河湾と太平洋の絶景が楽しめる人気スポット。伊良湖岬灯台からの夕陽はとても美しく、恋人の聖地としても知られています。

また、周辺には海岸線を歩ける恋路ヶ浜や、ドライブに最適な渥美サンセットラインもあり、雄大な自然を満喫できます。

伊良湖ビューホテルと温泉

絶景の海を望む伊良湖ビューホテルでは、日帰り入浴も可能な温泉が人気。海を眺めながら浸かる露天風呂は旅の疲れを癒してくれます。

道の駅・田原めっくんはうす

道の駅田原めっくんはうすでは、地元の特産品や農産物が豊富に揃っています。特にキャベツやメロン、渥美半島の野菜は新鮮で人気のお土産です。

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自然体験・アクティビティ

サーフィンとマリンスポーツ

渥美半島はロングビーチ(赤羽根海岸)などを中心に、サーフィンやボディボードのメッカとしても知られています。初心者向けスクールもあり、旅先で気軽に体験できます。

菜の花まつり(1月下旬〜3月)

春先には渥美半島一帯が菜の花畑で黄色に染まり、毎年恒例の菜の花まつりが開催されます。フォトスポットとしても人気です。

サンテパルクたはら

サンテパルクたはらは、農業体験・収穫体験ができる体験型施設。野菜の収穫や、乳しぼり体験など、子どもも大人も楽しめるスポットです。

豊橋・渥美半島のグルメガイド

豊橋エリアの名物とグルメ

豊橋カレーうどん

豊橋カレーうどんは、全国的にも珍しい構造を持つご当地グルメで、とろみのあるカレーうどんの下にとろろご飯が隠れているのが最大の特徴です。一杯で二度楽しめる一皿で、多くの飲食店がそれぞれ工夫を凝らした味を提供しています。

おすすめ店:

勢川本店:老舗うどん店で、豊橋カレーうどんの元祖的存在。地元でも人気が高く、行列ができることも。
玉川うどん:手打ちうどんと出汁が絶妙で、カレーとのバランスが絶品。

ヤマサちくわ

ヤマサちくわは豊橋の老舗かまぼこ店。竹に巻き付けて焼き上げるスタイルで、焼き立てのちくわがその場で食べられる工場直営店が人気です。お土産にも最適。

うずら卵製品

豊橋はうずら卵の生産量が日本一。そのため、うずらの卵の燻製や、うずらの卵を使ったプリンなど珍しい加工品が豊富です。

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渥美半島エリアの名産・海産物

大あさり

渥美半島の海の幸の代表格が大あさり。その大きさとジューシーな旨味が人気で、浜焼きスタイルで提供する店が多く、道の駅や海鮮料理店で手軽に味わえます。

おすすめ店:

伊良湖亭:地元の海の幸をふんだんに使った定食が人気。
お食事処 灯台茶屋:伊良湖岬灯台の近くにあり、ロケーションと味の両方を楽しめます。

あさりめし・しらす丼

地元でとれるあさりしらすを使ったどんぶり料理は、シンプルながら旨味たっぷりで観光客に人気のメニューです。漁港周辺の食堂などで味わうことができます。

渥美半島のメロン

渥美半島は温室メロンの名産地。特に夏のシーズンには、甘くて瑞々しいメロンを使ったスイーツやソフトクリームが多くの店舗で販売されています。

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人気のお土産情報

ブラックサンダー(有楽製菓)

実はブラックサンダーの工場は豊橋にあり、工場限定パッケージや地域限定商品も販売されています。コンパクトで手頃な価格のため、ばらまき用お土産にも最適です。

ちくわ関連商品

ヤマサちくわの詰め合わせや、ちくわラスクなどユニークな商品が揃っており、食卓のおかずやおやつにぴったりです。

メロンゼリー・スイーツ

渥美半島産のメロンを使ったメロンゼリーやバウムクーヘンなどのスイーツは、味も見た目も上品で、お土産に大変喜ばれます。

しらす・海産物の加工品

しらすの釜揚げや、干物、ふりかけなど、地元の海産物を使った加工品も豊富。道の駅や直売所で購入できます。

豊橋・渥美半島の季節の祭り・イベント

豊橋市の代表的な祭りと行事

豊橋祇園祭(吉田神社)

豊橋祇園祭は、吉田神社を中心に毎年7月中旬に行われる歴史ある祭礼で、400年以上の伝統を誇ります。特に打ち上げ花火大会は東三河でも屈指の規模を誇り、吉田川河畔には多くの見物客が集まります。

見どころ:

・夜空を彩る大迫力の花火
・伝統の神輿渡御や山車巡行

鬼祭(安久美神戸神明社)

鬼祭(おにまつり)は、毎年2月に安久美神戸神明社で行われる、国の重要無形民俗文化財に指定された珍しい祭りです。赤鬼と天狗の対決や、「へそまがり鬼」が子どもを追いかけるなど、ユニークで迫力ある行事が特徴です。

渥美半島(田原市)の祭りやイベント

伊良湖花火大会

夏の風物詩として人気の伊良湖花火大会は、伊良湖岬周辺で開催される海上花火イベントで、太平洋をバックに色鮮やかな花火が夜空に咲きます。海辺での観覧が可能で、デートや家族旅行にも最適です。

田原凧まつり

毎年5月3日〜5日に開催される田原凧まつりは、約100畳もの大凧や、各地区が自慢の凧を揚げるイベントで、迫力満点です。空中で凧同士をぶつけ合う「凧合戦」も行われ、見応え十分。

渥美半島菜の花まつり

1月下旬から3月末にかけて、渥美半島全域で開催される季節のイベントで、約1,200万本の菜の花が咲き誇る光景は圧巻です。特に「伊良湖菜の花ガーデン」は人気の撮影スポットです。

地域ならではの伝統・文化イベント

ええじゃないか豊橋まつり

毎年10月に開催されるええじゃないか豊橋まつりは、市民総参加型の祭りで、総踊りやパレード、屋台村などで街が賑わいます。「ええじゃないか運動」発祥の地・豊橋ならではの活気あるイベントです。

手筒花火(てづつはなび)

三河地方に伝わる手筒花火は、竹筒に火薬を詰めたものを人が抱えて火を噴く、勇壮かつ幻想的な伝統花火。豊橋市内の各地の祭りやイベントで披露されることがあり、見られる機会が多いです。

開催例:

羽田八幡宮秋季大祭(9月)
二川八幡神社例祭(10月)など

豊橋・渥美半島の気温・天候

豊橋市渥美半島は、愛知県南部の太平洋沿岸に位置し、年間を通じて比較的温暖な気候に恵まれています。海洋の影響を受けるため、夏は比較的涼しく、冬も厳しい寒さにはなりにくいのが特徴です。ただし、台風や梅雨の影響が大きい時期もありますので、旅行の際には天気予報にも注意しましょう。

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春(3月〜5月)

気温と気候の特徴

3月頃から徐々に暖かくなり、4月には20度前後まで気温が上がります。5月には日中は25度近くなることもあり、非常に過ごしやすい季節です。桜の名所も多く、春の旅行には最適なシーズンです。

平均気温(豊橋市周辺):

・3月:最高15℃/最低5℃
・4月:最高20℃/最低10℃
・5月:最高24℃/最低14℃

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梅雨(6月中旬〜7月中旬)

雨量と湿度に注意

6月中旬から7月中旬にかけての梅雨は、湿度が高く雨の日が続きます。特に渥美半島沿岸部では海風があるため蒸し暑さがやや和らぐこともありますが、急な豪雨には注意が必要です。

平均気温:

・6月:最高26℃/最低18℃
・7月上旬:最高29℃/最低22℃

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夏(7月中旬〜9月)

猛暑と台風のリスク

7月下旬から8月は非常に暑く、日中は30度を超える日が続きます。海辺でのレジャーには最適な季節ですが、熱中症対策が必要です。また、台風シーズンとも重なるため、旅行の際は台風の進路情報に留意してください。

平均気温:

・7月:最高31℃/最低24℃
・8月:最高33℃/最低25℃
・9月:最高29℃/最低21℃

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秋(10月〜11月)

気候が穏やかで観光に最適

10月以降は気温が下がり始め、11月には秋らしい涼しさになります。空気が澄み、紅葉や秋の味覚が楽しめる時期です。台風シーズンの終盤とも重なりますが、10月下旬以降は比較的安定した天候が続きます。

平均気温:

・10月:最高23℃/最低16℃
・11月:最高18℃/最低10℃

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冬(12月〜2月)

温暖な太平洋側の冬

冬の寒さは厳しくなく、雪が積もることは非常に稀です。乾燥した晴天が多く、風が強い日もありますが、防寒対策をすれば快適に観光できます。特に初日の出スポットとして渥美半島の海岸は人気があります。

平均気温:

・12月:最高12℃/最低4℃
・1月:最高10℃/最低2℃
・2月:最高11℃/最低3℃

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台風と降水の特徴

年間降水傾向

梅雨と台風シーズン(6月〜9月)にかけては降水量が非常に多く、特に台風が通過する際には暴風雨に見舞われることもあります。特に海岸沿いの渥美半島では波の高さや強風に注意が必要です。

旅行時の注意点

旅行の計画時には、天気予報や台風情報を事前にチェックし、場合によっては日程の調整も検討しましょう。また、雨具や防風対策を携行することをおすすめします。

豊橋・渥美半島へのアクセス

豊橋市渥美半島 ---

鉄道でのアクセス

東京・名古屋方面からのアクセス

JR東海道新幹線を利用すれば、名古屋・東京方面から豊橋へはスムーズに到着できます。

名古屋から:

JR東海道新幹線で約30分(こだま利用)、または在来線(JR東海道本線)で約1時間弱。

東京から:

JR東海道新幹線「ひかり」で約1時間30分、「こだま」で約2時間。

豊橋から渥美半島(田原・伊良湖方面)へ

豊橋駅からは豊橋鉄道渥美線が田原市まで通じています。

豊橋駅 → 三河田原駅:

豊橋鉄道渥美線で約50分。沿線には観光地や自然豊かなスポットが点在しています。

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車でのアクセス

高速道路を利用する場合

名古屋から:

東名高速道路・豊川ICを利用し、国道151号線や23号線経由で豊橋市中心部へ。所要時間は約1時間〜1時間半。

大阪・関西方面から:

名神高速道路・東名高速道路を経由して、豊川ICまたは音羽蒲郡IC下車。約3時間前後のドライブです。

渥美半島内でのドライブ

渥美半島内は車での移動が便利です。国道259号線を基幹に、伊良湖岬や日出の石門、蔵王山展望台など多くの観光地へアクセスできます。

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フェリーでのアクセス

伊勢志摩方面からの連絡

伊勢湾フェリーを利用すると、三重県鳥羽市から伊良湖港(渥美半島先端)へ直接アクセス可能です。

鳥羽港 → 伊良湖港:

所要時間は約55分。車ごと乗船も可能で、伊勢志摩と渥美半島を周遊する旅行に適しています。

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バスでのアクセス

高速バス

名古屋や浜松から豊橋方面への高速バスも運行されています。時間は多少かかりますが、費用を抑えて移動したい方におすすめです。

路線バス(豊橋〜渥美半島内)

豊鉄バスなどの路線バスが渥美半島内を走っており、観光スポットへの移動にも利用できます。ただし便数が限られているため、事前に時刻表の確認が必要です。

豊橋・渥美半島の移動手段

豊橋市から渥美半島(田原市、伊良湖岬方面)にかけては、鉄道やバス、車、自転車など多様な移動手段が整備されています。観光スタイルや目的地に応じて、適切な手段を選ぶことで、より快適な旅が可能です。

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鉄道による移動

豊橋鉄道渥美線

豊橋市と田原市を結ぶ豊橋鉄道渥美線は、地域内の主要な交通手段の一つです。駅周辺には観光施設や飲食店も多く、便利に利用できます。

主な区間:

豊橋駅三河田原駅(所要約50分)。途中の「高師駅」や「芦原駅」からも観光地にアクセス可能です。

運行間隔:

おおよそ15〜20分に1本程度の運行頻度で、通勤・通学にも利用されています。

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バスによる移動

豊鉄バス(田原市・渥美半島内)

豊鉄バスは、田原市内や伊良湖岬、恋路ヶ浜などの観光地を巡る際に活用できます。鉄道では行けない場所もバスでカバーされており、観光に便利です。

注意点:

便数が少なめの路線もあるため、事前に時刻表の確認が重要です。特に伊良湖周辺は1日数本のみの運行区間もあります。

ぐるっと渥美半島観光バス(期間限定)

観光シーズン限定で運行される「ぐるっと渥美半島号」は、主要観光地を効率よく巡れる便利な路線バスです。特に花の名所やビーチを楽しむ時期に人気です。

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自動車による移動

レンタカー利用

観光スポットが点在する渥美半島では、レンタカーの利用が非常に便利です。豊橋駅前や田原市内に営業所があり、日帰りや長距離移動にも適しています。

主なドライブルート:

・国道259号線:豊橋〜田原〜伊良湖岬の幹線道路
・表浜街道:海沿いの風景を楽しめる絶景ルート

駐車場情報

主要な観光地(伊良湖岬、日出の石門、蔵王山展望台など)には無料または有料の駐車場が整備されています。

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自転車による移動

サイクリング

渥美半島は自然豊かで平坦な地形が多く、サイクリングに最適な地域です。海沿いの道を走るルートは特に人気です。

レンタサイクル:

伊良湖港や田原市内にてレンタサイクルのサービスがあり、1日レンタルも可能です。道の駅「田原めっくんはうす」などが拠点になっています。

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フェリー連絡と連動した移動

伊勢湾フェリーとの連携

三重県・鳥羽と伊良湖を結ぶ伊勢湾フェリーと連携し、車ごと移動することも可能です。伊勢志摩方面との周遊旅行に便利です。

伊良湖港からのアクセス:

伊良湖港到着後は、車またはバスで渥美半島内を巡るスタイルが一般的です。

豊橋・渥美半島の観光コース

愛知県の東部に位置する豊橋市と、太平洋に突き出した渥美半島は、自然の景観、海産物、温泉、歴史文化などが調和した魅力的な観光エリアです。以下に、旅行のスタイルに合わせたモデルコースを日程別にご紹介します。

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【1日コース】豊橋駅発・伊良湖岬を巡る日帰り海辺の絶景満喫ルート

午前:豊橋駅から渥美半島へ出発

豊橋駅から豊橋鉄道渥美線に乗り、三河田原駅まで移動(約50分)。レンタカーやバスに乗り換えて、渥美半島の観光スタートです。

午前〜昼前:日出の石門と太平洋の大自然

海岸の奇岩「日出の石門」では、青い海と打ち寄せる波、風に削られたアーチ状の岩など、自然の造形美を間近に楽しめます。潮風を感じながら散策しましょう。

昼食:道の駅「田原めっくんはうす」

地元食材を使った渥美半島グルメを堪能できます。特に「大あさり焼き」や「田原ポーク丼」が人気。野菜の直売所も併設されており、お土産選びにも最適です。

午後:伊良湖岬と恋路ヶ浜を散策

渥美半島の先端に位置する伊良湖岬灯台は、太平洋を一望できる絶景スポット。隣接する恋路ヶ浜ではロマンチックな海岸散策が楽しめます。

夕方:伊良湖ビューホテルで温泉入浴(希望者)

日帰り入浴も可能なホテルで、絶景露天風呂に浸かって旅の疲れを癒すのもおすすめです。

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【2日コース】豊橋市内+渥美半島の文化と自然を楽しむ旅

1日目:豊橋市内で歴史と文化を体験

豊橋公園・吉田城跡

かつての城下町であった豊橋市の歴史に触れるなら、吉田城跡がある豊橋公園がおすすめ。市電でのアクセスも良く、桜の名所としても有名です。

豊橋市美術博物館

公園内には豊橋市美術博物館もあり、地域の歴史資料や美術作品が展示されています。

夜:豊橋駅周辺で地元グルメを堪能

夕食には豊橋名物の豊橋カレーうどんや、うなぎの蒲焼がおすすめです。市内には地元で長く愛される飲食店も多く、旅の楽しみのひとつです。

2日目:渥美半島を縦断するドライブ旅

蔵王山展望台

渥美半島を一望できる蔵王山展望台からの眺めは、朝のドライブにぴったり。天気が良ければ伊勢湾や三河湾が見渡せます。

サンテパルクたはら(農業公園)

四季折々の花畑や体験型農業施設が楽しめるスポット。地元の食材を使った料理やスイーツも販売されています。

午後:伊良湖フェリーターミナルで海産物ショッピング

伊勢湾フェリーの港近くには、新鮮な海産物や干物、お菓子などが購入できる直売店が充実しています。

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その他の観光スポット(目的別)

家族連れにおすすめ

のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)では動物園・植物園・遊園地が一体化。子どもから大人まで楽しめます。

カップルにおすすめ

恋路ヶ浜での夕日鑑賞や、伊良湖クリスタルポルトでのクルージングが人気。伊良湖灯台で「恋人の聖地」として記念撮影を。

自然・風景を楽しみたい方へ

渥美半島南岸の表浜海岸は、サーフィンや砂浜散歩に最適。春から秋にかけてのハマボウフウや浜昼顔の群生地も見どころです。

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