江戸幕府の初代征夷大将軍である徳川家康により、延べ500万人以上の工事役夫によって築かれた名古屋城は、天下に知れ渡る存在でした。
1612年に徳川家康が天下統一の最後の一手として築いた、きらびやかな金鯱を配した名古屋城は、徳川御三家筆頭、尾張藩六十一万九千石の牙城として繁栄しました。
史上最大の延床面積を誇る大天守と、華やかな本丸御殿を有する要塞で、明治維新後にも内閣総理大臣(第3・9代)を務めた山縣有朋が1879年に姫路城と共に名古屋城の城郭の保存を決定し、天守は本丸御殿とともに保存されました。
しかしながら1945年の名古屋空襲により、ほとんどの建物が灰燼に帰しました。現存するのは西南隅櫓や東南隅櫓など6棟のみです。
名古屋城の天守閣は、1959年に五層の大天守閣と小天守閣が再建されました。
名古屋城は日本100名城に選定されて、国の特別史跡に指定されています。
現在は復元作業中であり、障壁画の復元と共に完成すれば、壮大な城郭文化が再現されることでしょう。
また近世城郭御殿の最高傑作と称された本丸御殿が2018年に復元されました。
江戸の城下町を模したグルメ通り「金シャチ横丁」が作られました。城下町の風情が感じられる中で名古屋グルメが味わえる、にぎやかなスポットです。
9:00~16:30
12/29~1/1(イベントにより変更あり)
大人 500円
中学生以下 無料
正門前駐車場・二の丸東駐車場 400台
地下鉄・市バス「市役所」下車すぐ
メーグルで「名古屋城」下車すぐ