名古屋市科学館は、ドーム内径35メートルの世界最大級のプラネタリウムドームを備え、科学を楽しく学べる総合科学館です。外観デザインはプラネタリウムのドーム球体を強調し、一瞬で目を引きます。
名古屋市科学館のプラネタリウムは、ギネス記録を持つ世界最大級のものです。ドーム内径35メートルの巨大な空間で、本物に近い星空を再現しています。最新の映像技術とCG技術を駆使し、月ごとにテーマが変わる解説を楽しめます。星の神話や宇宙の謎に触れながら、一歩先の宇宙へと旅立つことができます。
名古屋市科学館では、オーロラ映像を体験できるマイナス30度の部屋「極寒ラボ」や高さ9メートルの人工竜巻「竜巻ラボ」など、五感で楽しむことができる大型展示があります。さらに、放電実験ショーや実験・実演ショーも開催され、電気エネルギーや科学の不思議を体感できます。子どもから大人まで、科学の世界に夢中になること間違いなしです。
名古屋市科学館の展示コンセプトは「みて、ふれて、たしかめて」です。自然の不思議にふれる約260種類もの魅力的な展示や体験を通じて、科学を学ぶことができます。科学者や天文学者になるかもしれない刺激的な体験が待っています。
名古屋市科学館(なごやしかがくかん)は、愛知県名古屋市中区の白川公園(芸術と科学の杜)内にある市立の科学館です。市政70周年の記念事業の一環として建設されました。
1962年(昭和37年)11月3日にプラネタリウムをメインとした「天文館」が、2年後の1964年(昭和39年)11月1日に「理工館」が開館しました。1989年(平成元年)4月29日には、「生命館」が開館するとともに既存館の大改修も行われ、総合科学博物館としてリニューアルされました。
名古屋市科学館の展示は、展示室14フロアにわたり、実際に触れて体験できる展示物があります。実験・実演ショーも1日数回行われます。プラネタリウムは月ごとにテーマを替えて、星の神話や天文学的な内容を学芸員が制作したCGや最新映像機器を駆使して解説します。
名古屋市科学館へのアクセスは非常に便利です。
1962年(昭和37年)11月3日のプラネタリウム開館以来、2010年(平成22年)8月31日まで稼動していたツァイスIV型投影機が退役しました。既存の天文館と理工館は老朽化が進み、新館が建設されました。新館は2011年(平成23年)3月19日に完成・リニューアルオープンしました。
新館は地上7階・地下2階建てで、名古屋市科学館は現生命館と新館の2つの建物及び屋外展示で構成されています。新館のプラネタリウムは世界最大のドーム直径35mを誇り、光学式投影機はカール・ツァイス製「ユニバーサリウム9型」、デジタル投影装置はコニカミノルタプラネタリウムのデジタルスカイIIが導入されています。
名古屋市科学館の大型展示には、地球上の水の循環をモチーフとし水に触れて楽しめる「水のひろば」、高さ9mの「竜巻ラボ」、120万ボルトの放電が可能な大型テスラコイル2機がある「放電ラボ」、マイナス30℃を体感できる「極寒ラボ」があります。また、H-IIBロケットの開発試験で使われた機体や国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の与圧部構造試験モデルが屋外展示されています。
名古屋市科学館の整備方針は以下の通りです。
名古屋市科学館の展示・プラネタリウムに関する整備方針は以下の通りです。
名古屋市科学館の近隣には、以下の施設があります。
名古屋市科学館は、科学の魅力を五感で感じ、楽しみながら学べる場所です。訪れる人々に科学の面白さを伝え、未来の科学者を育てる場として、ぜひ訪れてみてください。
9:30~17:00
月曜日(祝日の場合は開館し、直後の平日を休館)
第3金曜日(祝日の場合は開館し、第4金曜日を休館)
年末年始(12月29日から1月3日)
【展示室とプラネタリウム】
大人 800円
大学・高校生 500円
中学生以下 無料
【展示室のみ】
大人 400円
大学・高校生 200円
中学生以下 無料
地下鉄東山線・鶴舞線 「伏見」駅下車、4・5番出口 から南へ徒歩5分