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名古屋港水族館

(なごやこう すいぞくかん)

日本から南極まで海の仲間に会える

名古屋港水族館は、愛知県名古屋市港区にある公立の水族館で、日本最大級の規模を誇ります。この水族館は、シャチやエンペラーペンギン、ウミガメなど、約500種類の生き物が展示されており、訪れる人々に海の神秘と魅力を伝えています。

南館:南極への旅

南館では、「日本の海」「深海ギャラリー」「赤道の海」「オーストラリアの水辺」「南極の海」の5つのエリアに分かれており、それぞれのエリアで異なる海洋生物の姿を観察することができます。

日本の海

日本近海に生息する生き物たちを展示し、その多様性を紹介します。

深海ギャラリー

深海に生息する珍しい生物たちを展示し、深海の神秘を探ります。

赤道の海

赤道付近の暖かい海に生息するカラフルな熱帯魚たちが展示されています。

オーストラリアの水辺

オーストラリア近海の生き物たちが展示され、その独特の生態系を紹介します。

南極の海

南極の寒冷な海に生息するペンギンやその他の生物たちが展示されています。

特に注目すべきは、黒潮大水槽で行われる「マイワシのトルネード」です。約35,000匹のマイワシが一斉に泳ぐ壮大なシーンは、まさに海の幻想的な世界となっています。

北館:35億年はるかなる旅 〜ふたたび海へ戻った動物たち〜

北館では、生命の進化と海洋生活に適応した動物たちの世界を紹介しています。シャチ、イルカ、ベルーガなどの海棲ほ乳類を中心に、その進化の歴史と魅力を体感できます。

日本最大のメインプール

特に人気なのは、約3,000人収容のスタンドを設置した日本最大のメインプールで行われる迫力満点のイルカパフォーマンスです。巨大プールの中でイルカがダイナミックにジャンプする姿に、子供から大人まで思わず魅了されることでしょう。

癒される水中の世界

バンドウイルカやベルーガ、ライブコーラル水槽、くらげなごりうむなど、愛嬌たっぷりの生き物や幻想的な水中世界があなたを癒してくれます。本物のサンゴが造り出す色彩豊かな景観も楽しめます。

研究・保護活動と環境教育

名古屋港水族館は、魅力的な展示だけでなく、さまざまな研究や保護活動も行っています。ベルーガの繁殖やウミガメの保護・研究・繁殖、ペンギンの繁殖など、日本初の取り組みや成果も多くあります。

さらに、海洋プラスチック問題に関する環境教育ルーム「うみのちから」では、来場者に海洋環境保護の重要性を啓発する取り組みも行われています。

施設内のサービス

水族館内にはレストランやカフェもあり、美味しい食事を楽しみながら館内を散策することができます。また、シネマ館では大迫力の映像体験ができます。

まとめ

名古屋港水族館は、海洋生物の多様性と美しさを楽しむだけでなく、研究や保護活動、環境教育にも力を入れています。ぜひ、海の不思議な世界を体感しに、名古屋港水族館へ足を運んでみてください。

名古屋港水族館の概要

名古屋港水族館(なごやこうすいぞくかん)は、愛知県名古屋市港区の名古屋港ガーデン埠頭にある公立の水族館です。

設立と運営

一部事務組合の名古屋港管理組合が設置し、指定管理者として公益財団法人名古屋みなと振興財団が管理・運営を行っています。2017年(平成29年)現在、日本最大の水量と延床面積を誇る水族館でもあります。

館内の展示と設備

館内ではイルカをはじめ、シロイルカ(ベルーガ)、ペンギン、ウミガメなどが飼育・繁殖・研究されています。屋外には世界最大級の野外水槽(13,400トン)を保持しており、非常にダイナミックなイルカやシャチのショーを間近で見ることができます。また、イベントが豊富で、ゴマフアザラシ、シャチのトレーニングやマイワシのトルネードなど、定期的に開催されています。

日本の水族館における延床面積ランキングで1位を誇り、2017年度には年間来場者数2,221,822人となり、日本の水族館の入場者数ランキングで3位にランクインしています。

シャチとコウテイペンギンの展示

名古屋港水族館では、コウテイペンギンとシャチが展示されています。コウテイペンギンは国内で名古屋港水族館とアドベンチャーワールドの2か所でのみ飼育されており、シャチは国内で名古屋港水族館、鴨川シーワールド、神戸須磨シーワールドの3か所で飼育されています。

その他の人気の生物

シャチやペンギンの他にも、フグを誤食したシノノメサカタザメなどが人気です。水族館内には軽食を楽しめるレストランもあり、訪れる人々に便利なサービスを提供しています。

主要な活動内容

名古屋港水族館では、以下のような主要な活動が行われています:

シャチの家族構成

名古屋港水族館で飼育されているシャチの家族構成は次の通りです:

展示の特徴

名古屋港水族館では、他の施設では見られないような大規模で魅力的な展示を数多く提供しています。シャチのショーやペンギンの行動展示など、動物たちの自然な姿や驚きの行動を間近で見ることができます。また、深海ギャラリーでは、深海に生息する珍しい生物たちを展示し、訪れる人々に深海の神秘を伝えています。

アクセス

名古屋港水族館へのアクセスは非常に便利で、名古屋駅から名古屋市営地下鉄の名港線を利用し、名古屋港駅で下車するだけです。駅からは徒歩で数分の距離にあり、公共交通機関を利用しての訪問が容易です。

訪問のおすすめ時期

名古屋港水族館は年間を通じて楽しめる施設ですが、特に夏季や冬季には特別なイベントや展示が行われることが多いです。夏には涼しい館内で海の生き物たちを見ながら涼を取ることができ、冬にはペンギンの行動展示など季節ならではの魅力があります。

Information

名称
名古屋港水族館
(なごやこう すいぞくかん)
リンク
公式サイト
住所
愛知県名古屋市港区港町1-3
電話番号
052-654-7080
営業時間

通常期 9:30~17:30
GW・夏休み期間中 9:30~20:00
冬季 9:30~17:00

定休日

毎週月曜日(休日の場合翌日)
GW期間、7月~9月、春・冬休み期間中は無休

料金

大人(高校生以上)2,030円
小・中学生 1,010円
幼児(4歳以上)500円

駐車場

1,200台 有料

アクセス

地下鉄名港線「名古屋港」駅3番出口より徒歩5分

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