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御用水跡 街園

(ごようすいあと がいえん)

Former site of the Imperial Waterworks

御用水跡街園は、愛知県名古屋市北区に位置する歴史ある公園です。 この公園は、名古屋城のお堀の水源として使用されていた「御用水」を記念して整備され、 市民に親しまれる憩いの場として利用されています。

概要

御用水跡街園は、黒川(堀川)の夫婦橋から猿投橋までの左岸、約1.6kmを整備して作られました。 この場所は、寛文3年(1663年)に名古屋城のお堀に水を供給するために開削された「御用水」に由来します。 現在では散策路が整備され、桜やその他の植栽とともに、四季折々の自然を楽しむことができます。

御用水跡街園の散策路

歴史と沿革

御用水の誕生と役割

御用水は、1663年に現在の守山区竜泉寺付近で庄内川から取水され、 矢田川を経由して名古屋城まで水を供給する水路として設けられました。 延宝4年(1676年)には矢田川の下をくぐるトンネル(伏越)が設置され、水路の効率化が図られました。

この水路の一部は「巾下用水」として町民に利用され、残りは堀川の水源となりました。

戦後から街園への変化

戦後、水質の悪化により御用水は1972年(昭和47年)から埋め立てられ、 その跡地が遊歩道として整備されました。1974年(昭和49年)に開放されたこの街園は、 名古屋市電の廃線跡の敷石を再利用して園路が作られています。

現在では桜の名所として知られ、春になると多くの市民が訪れる人気のスポットとなっています。

庄内川からの導水と黒川の水質改善

2001年(平成13年)7月以降、庄内川からの導水が行われ、 街園のある黒川の水質が大きく改善されました。 また、1998年(平成10年)から2001年(平成13年)にかけての上飯田連絡線工事で湧出した地下水が 黒川に放流されたことも、水質向上に貢献しました。

現在では、黒川の川面で大型のコイや水鳥を観察することができます。

見どころ

四季折々の自然

御用水跡街園では、ツツジ、ハギ、プラタナス、クスノキ、ヤナギ、サクラなど、 多種多様な植物が植えられており、四季ごとに異なる景色を楽しむことができます。

歴史を感じる散策路

園路に用いられている敷石は、名古屋市電の廃止路線から再利用されたものです。 公園を歩くだけで、歴史的な背景を感じることができる点も大きな魅力の一つです。

アクセス

最寄り駅からのアクセス

御用水跡街園へのアクセスは非常に便利です。 名古屋市営地下鉄を利用すれば、以下の駅から徒歩約10分で到着します:

まとめ

御用水跡街園は、歴史と自然が調和した魅力的な公園です。 桜の名所としての顔を持ちながら、歴史的な背景を感じられる散策路が整備され、 四季を通じて訪れる価値のある場所です。 名古屋を訪れる際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

Information

名称
御用水跡 街園
(ごようすいあと がいえん)

名古屋

愛知県