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四間道

(しけみち)

四間道は、愛知県名古屋市西区の堀川西側に位置する2本目の通りで、商人の城下町として発展した江戸時代から続く歴史的な街並みが残るエリアです。四間道の町並みは、黒の本瓦、白漆喰の壁、石垣が連続する美しい景観が特徴です。

東側には高さ1メートルほどの石垣の上に土蔵が建ち並び、西側には下町情緒を感じられる中2階や2階建の長屋が残っています。これらの「路地空間」には、子守地蔵尊や屋根神様が祀られており、歴史的な趣を感じることができます。

現在は「四間道町並み保存地区」に指定され、名古屋の歴史を色濃く残す重要な観光地として多くの人々に親しまれています。

四間道の起源と名称の由来

名古屋城築城と清洲越し

四間道の歴史は、慶長15年(1610年)に名古屋城の築城とともに始まりました。当時、清洲越しによって商人たちが堀川沿いに移住し、この地域に商人の城下町が形成されました。これが「名古屋」という街の始まりとなりました。

「四間道」という名称の由来

元禄13年(1700年)、大火により1600軒以上が焼失しました。その後、尾張藩4代藩主・徳川吉通の命により、火災対策として道幅を4間(約7メートル)に拡張しました。このことから、「四間道」という名称が付けられたとされています。

四間道の特徴

防火壁としての土蔵造り

尾張藩は延焼を防ぐため、通りの東側に石垣の上に土蔵を建てることを奨励しました。このため、白壁の土蔵が連なる独特の街並みが形成されました。

戦災を免れた歴史的な町並み

1945年(昭和20年)の名古屋大空襲では、那古野地区が比較的被害を免れたため、四間道には多くの古い町屋や土蔵が現存しています。戦後の都市開発により一部が取り壊されましたが、白壁の土蔵や屋根神さまを祀った町屋が多く残り、現在の保存地区としての価値が高まっています。

四間道町並み保存地区

保存地区の範囲

四間道町並み保存地区は、約2.8ヘクタールにわたる範囲が指定されています。浅間神社から円頓寺商店街のアーケード入口までが保存地区に含まれ、散策コースとしても人気のエリアです。

町並みの特徴

この地域には、堀川の水運を利用した商業活動の中心地だったことを示す土蔵や伝統的な建物が多く残っています。通りの東側には高さ1メートル程度の石垣が築かれ、その上に白漆喰の壁や黒の本瓦が特徴の土蔵が建ち並びます。また、西側には下町情緒あふれる狭い路地や長屋が残り、都心では珍しい歴史的風景が広がっています。

観光スポットとしての四間道

カフェやレストランの増加

近年、四間道では古い町屋や土蔵を改装したカフェ、レストラン、雑貨店が増加し、観光客や地元住民に人気のスポットとなっています。

周辺の見どころ

アクセス情報

四間道へのアクセスは非常に便利です。名古屋市営地下鉄桜通線「国際センター駅」2番出口より北へ徒歩約5分で到着します。公共交通機関を利用して気軽に訪れることができます。

まとめ

四間道は、名古屋の歴史を感じられる貴重なエリアであり、美しい白壁の街並みや現代的な観光スポットが融合した魅力的な場所です。歴史をたどりながら、カフェやショップ巡りを楽しめる四間道で、ぜひ素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

Information

名称
四間道
(しけみち)

名古屋

愛知県