伊奴神社は、愛知県名古屋市西区稲生町に鎮座する神社で、旧郷社に指定されています。 「伊奴(いぬ)」という名称にちなみ、本殿前には犬の石像が設置されており、戌年生まれの人や愛犬家に親しまれています。 特に戌年の元日は、多くの参拝者が訪れることで知られています。
天武天皇の御代である西暦673年、この地で採れた稲を皇室に献上した際に社殿が建立されたと伝えられています。 『延喜式神名帳』には「尾張国山田郡伊奴神社」と記される式内社であり、「尾張国神名帳」には「従三位上 伊奴天神」と記録されています。 名古屋市内でも有数の古社で、約1330年の長い歴史を誇ります。
境内には以下の神社が鎮座しています:
伊奴神社には犬石像が奉納されており、安産祈願に訪れる妊婦が石像を撫でながら祈る姿が見られます。 この石像には、洪水を鎮めたという伝説があり、村人が御幣を祀ったことが神社の起源とされています。
境内は「名古屋市緑地保全地区」に指定されており、樹齢800年の椎の木をはじめとする豊かな樹木に囲まれています。 そのため、自然に癒される場所としても親しまれています。
伊奴神社では年間を通してさまざまな神事が行われます。
名古屋市営地下鉄鶴舞線「庄内通駅」下車、徒歩でアクセス可能です。
名古屋市営バス「江向」バス停または「稲生町」バス停で下車し、徒歩で到着します。
伊奴神社は、長い歴史と豊かな自然、安産祈願を中心としたご利益で多くの人々に親しまれています。 名古屋観光の際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。