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桃巌寺

(とうがんじ)

桃巌寺は、愛知県名古屋市千種区四谷通に位置する曹洞宗の寺院で、山号は「泉龍山」です。
この寺は、織田信行が父である織田信秀の菩提を弔うために創建されました。本尊には聖観世音菩薩像が祀られています。

歴史

創建と移転

桃巌寺は天文年間に、末森城主であった織田信行が尾張国愛知郡鳴海荘末森村二本松(現在の千種区穂波町付近)に創建しました。
その後、松竹町に移転し、正徳2年(1712年)または正徳4年(1714年)に現在の千種区四谷通へと移されました。

開基と開山

開基は織田信秀、開山は龍泉寺の住職でもあった快翁玄俊です。寺号の「桃巌寺」は信秀の法名「桃巌道見大禅定門」から名付けられました。

境内

主要施設

境内には、日本一の直径1メートルとされる木魚や「裸弁天」と呼ばれる像、そして年に2回のみ御開帳される「ねむり辨天」などが存在します。

信秀廟所

信秀の墓所はもともと揚輝荘の敷地内にありましたが、1951年(昭和26年)の信秀没後400年を機に桃巌寺の境内に移されました。

名古屋大仏

境内には坐高10メートル、台座を含めると15メートルの青銅製の「名古屋大仏」がそびえ立っています。
この仏像は1987年(昭和62年)に建立され、台座には10頭の象が彫られた独特のデザインが特徴です。

見どころ

ねむり辨天

ねむり辨天は、1月1日から5日、または5月7日と8日の期間限定で御開帳されます。
地元の人々に親しまれ、毎年多くの参拝客が訪れます。

木魚

境内にある直径1メートルの木魚は「日本一」とされ、訪れる人々に圧倒的な存在感を示します。

名古屋大仏の歴史

名古屋大仏の建立は、昭和50年代後半に信者の信仰対象として計画されました。
当時、名古屋市が1988年のオリンピック開催地に立候補しており、その記念事業の一環として計画されましたが、オリンピックの開催地がソウルに決定したため、この構想は幻となりました。それでも仏像は1987年に完成し、現在も多くの人々に親しまれています。

アクセス

桃巌寺へのアクセスは、名古屋市営地下鉄東山線または名城線「本山駅」下車が便利です。

Information

名称
桃巌寺
(とうがんじ)

名古屋

愛知県