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JPタワー名古屋

(JP Tower Nagoya)

JPタワー名古屋は、愛知県名古屋市中村区名駅一丁目に位置する地上40階建ての超高層ビルで、高さ195.74メートルを誇ります。この建物は、愛知県で5番目に高い超高層ビルであり、名古屋駅前のランドマーク的存在となっています。

建設の背景と歴史

JPタワー名古屋は、日本郵便と名工建設が共同で進めた「名駅一丁目計画」の一環として、旧名古屋中央郵便局名古屋駅前分室跡地に建設されました。2013年7月に着工し、2015年11月11日に竣工。その後、2017年4月1日に全面開業しました。低層階には商業施設「KITTE名古屋」が設けられ、2016年6月17日にオープンしました。

名称の由来

2013年12月20日に建物の名称が「JPタワー名古屋」と発表され、この名前は「日本郵便(Japan Post)」の頭文字を取ったものです。

建物の特徴と構造

JPタワー名古屋は、地上40階・地下3階・塔屋1階のオフィス棟と、地上11階・地下1階・塔屋2階の駐車場棟から構成されています。敷地面積は1万2177.50平方メートル、延床面積は18万173.14平方メートルに及びます。建物には高度な制振構造が採用されており、地震に強い設計が施されています。

耐震技術

高層棟には粘性体制振壁や鋼材ダンパーなどが設置されており、長周期・長時間地震動に対応するため、Fe-Mn-Si系新合金を用いた制振ダンパーが導入されています。この技術は竹中工務店や物質・材料研究機構などの共同開発によるものです。

施設と利用

建物内には郵便局やゆうちょ銀行の他、オフィスフロア、ホール&カンファレンス、商業施設「KITTE名古屋」など、多様な用途に対応した空間が設けられています。オフィス棟の5階から39階は高機能オフィスフロアとなっており、就業者数は約8,000人が見込まれています。

KITTE名古屋

KITTE名古屋は、JPタワー名古屋の地下1階から3階に展開される商業施設です。施設内には36店舗が入居しており、郵便局やゆうちょ銀行のほか、様々な店舗やアート作品が展示されています。開業から1年後の2017年には、中京テレビとのコラボドラマが放送され、地域の注目を集めました。

アクセスと立地

JR名古屋駅から徒歩1分という好立地で、歩行者用通路「貫通通路」を経由してビル内へ直結しています。また、地下通路を利用することで名鉄、近鉄、市営地下鉄各線にもアクセス可能で、交通の利便性が非常に高い施設です。

周辺施設との連携

隣接するJRゲートタワーとの連携もスムーズで、歩行者用通路により快適なアクセスが実現されています。さらに、建物周囲には並木道や緑地空間が整備されており、都市の中で自然を感じられる環境が整っています。

表彰と評価

JPタワー名古屋は、竣工後もその建築技術や利便性が高く評価されており、2018年度には隣接するJRゲートタワーとともに、第59回BCS賞を受賞しました。この賞は、建築物の設計や施工における優れた業績を評価するものです。

まとめ

JPタワー名古屋は、名古屋駅前の利便性の高い立地に加え、耐震性や多用途性を兼ね備えた施設です。その存在は、名古屋市のランドマークとしてだけでなく、地域経済や都市機能の活性化にも寄与しています。訪れる人々にとって魅力的な空間を提供し続けるJPタワー名古屋は、名古屋を訪れる際にぜひ立ち寄りたいスポットの一つです。

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JPタワー名古屋
(JP Tower Nagoya)

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