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蛇池神社(龍神社)

(じゃいけ じんじゃ)

蛇池神社は、愛知県名古屋市西区にある歴史深い神社です。通称「蛇池神社」として親しまれていますが、正式名称は「龍神社」です。この神社はその名の通り、龍神を祀り、地域の人々に愛され続けています。

概要

蛇池神社の通称は、境内にある「蛇池」に由来しています。この池は、昔から多くの伝説や歴史的なエピソードが語り継がれており、地域の信仰の中心となっています。拝殿は1909年(明治42年)に建立され、現在の建物は1963年(昭和38年)に再建されたものです。

由緒

蛇池伝説

かつて蛇池は現在よりも大きな池で、ある日、大蛇が目撃されたという話があります。この噂を聞いた若き日の織田信長は、池の水をすべて汲み出し、大蛇を探すよう命じました。しかし、どれだけ水を抜いても大蛇の姿は見えず、ついには信長自ら池に潜りましたが、何も見つけることができませんでした。この出来事は、信長の徹底的な性格を象徴するエピソードとしても語り継がれています。この池はもともと「小澪池」と呼ばれていましたが、この伝説をきっかけに「蛇池」と呼ばれるようになりました。

雨乞いと神社の建立

1909年(明治42年)、長期間続いた干ばつに対して、光通寺の住職が雨乞いを行い、大願成就の当日に大雨が降りました。これに感謝した村民たちは、龍神を祀るために堂宇を建立しました。以降、蛇池神社は地域の信仰の場となりました。

蛇池千本桜

1955年(昭和30年)、西春日井郡山田村が名古屋市に編入された記念として、神社周辺に多くの桜が植えられ、「蛇池千本桜」として桜の名所となりました。しかし、東海豪雨の河川改修に伴い、一部の桜は伐採されました。その後、新たに桜が植樹され、再び美しい桜景観を取り戻しつつあります。

神事

櫃流し

櫃流しは、毎年4月第2日曜日に行われる神事です。この祭りの由来は、惣右衛門の妻が小蛇を助けた話に起因しています。妻は産後の肥立ちが悪く亡くなりましたが、龍神が乳母となり、遺された子供を育てました。惣右衛門は感謝の意を込めて池に赤飯を流したとされています。この神事では、六所神社からの行列も見られます。

夏祭

夏祭は毎年8月20日に開催されます。境内を彩る万灯籠や「金魚花火」、盆踊りなどが行われ、地域の人々や観光客にとって夏の風物詩となっています。

交通アクセス

電車

JR東海交通事業城北線の比良駅で下車後、徒歩圏内です。

バス

名古屋市営バスの名駅12、栄11、小田11、山田巡回「蛇池神社前」バス停で下車すると便利です。

蛇池

蛇池は、大蛇伝説に関連する神秘的な池です。この池にまつわる逸話は、地域の歴史や文化を彩っています。毎年4月に行われる櫃流し神事では、池の主である龍神に感謝の意を表します。

その他

周辺の観光

蛇池神社の周辺には、洗堰緑地などの自然豊かなスポットがあります。神社参拝と合わせて、散策を楽しむことができます。

まとめ

蛇池神社は、歴史や伝説に彩られた魅力的なスポットです。地域に根付いた信仰と文化、美しい自然景観が調和し、多くの人々に親しまれています。ぜひ訪れて、神秘的な雰囲気を味わってください。

Information

名称
蛇池神社(龍神社)
(じゃいけ じんじゃ)

名古屋

愛知県