名古屋市下水道科学館は、愛知県名古屋市北区名城1丁目にある下水道に関する学習・広報施設です。この施設は、名古屋市上下水道局によって運営されており、市民が下水道の仕組みやその重要性について楽しく学べる場を提供しています。
名古屋市下水道科学館は、名古屋市政100周年にあたる1989年(平成元年)7月に開館しました。その目的は「楽しみながら下水道の仕組みや大切さを学び理解する」ことです。この施設は名城公園の一角に位置し、名城水処理センターの1階に設置されています。
2012年(平成24年)には名古屋市の下水道供用開始100周年を記念してリニューアルされ、「水のきれいラボ」という愛称が付けられました。さらに、2019年(令和元年)には開館30周年を迎え、展示内容を刷新。2020年(令和2年)6月には新たな展示でリニューアルオープンしました。
館内には、下水道に関するさまざまな展示や学習ゾーンが設けられています。また、公設ギャラリーも併設されており、個人やグループが自由に利用することができます。2020年(令和2年)にはメタウォーター株式会社とのネーミングライツ契約を締結し、施設は「メタウォーター下水道科学館なごや」として新たなスタートを切りました。
館内は以下の5つのゾーンに分かれています。それぞれが下水道の仕組みや役割をわかりやすく解説しており、家族連れや学生など幅広い層が楽しみながら学べるよう工夫されています。
「水滴」となり、水循環の旅に出る体験を通じて、水の循環の仕組みを学ぶことができます。楽しい体験型の展示が特徴です。
日常生活で使った水がどこへ行くのかを、スケルトンハウスなどの展示を通じて学べます。暮らしと下水道の関わりを身近に感じられる内容となっています。
映像を選んで視聴することができるゾーンです。「探検!海はどこにつながっているの?」「みずのおはなし」など、子どもにも分かりやすい内容が揃っています。
下水処理センターでどのように水が処理されるかを学べるゾーンです。微生物による水処理の仕組みや、下水道から生まれる副産物について知ることができます。
下水管を守るための日常点検作業などを学べるゾーンです。バーチャルアドベンチャー体験では、水の化身となって下水道内部を探検することができます。
名古屋市が取り組む災害対策や、個人でできる備えについて学べます。雨水がたまったときの歩行困難さを体験できる「浸水時移動体験」や、「ハザードマップ」の学習コーナーがあります。
名古屋市の下水道の歴史や、未来に向けた取り組みについて学べるゾーンです。100年の歩みを知り、今後の展望についても理解を深められます。
午前9時30分から午後4時30分まで(入館は無料です)。
月曜日(休日の場合は翌日)および年末年始。
名古屋市営地下鉄名城線「名城公園駅」から徒歩約5分という好立地です。
名古屋市下水道科学館は、学びと楽しみを兼ね備えた施設です。子どもから大人まで、誰でも楽しく下水道について学べる内容が充実しています。名古屋観光の一環としてぜひ訪れてみてください。