愛知 観光ガイド

愛知県には香嵐渓、リトルワールド、名古屋港水族館などの観光スポット、大須大道町人祭、豊田おいでんまつり、大名行列などの観光イベント、手羽先、ひつまぶし、ういろうなどのご当地グルメがあります。

愛知県は太平洋に面する県で、尾張地方、西三河地方、東三河地方という3つの地域からなっています。

かつて尾張国、三河国といわれていた愛知県は、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康といった戦国大名を生み出した土地で、徳川家康が天下統一を果たし江戸幕府ができた以後は、徳川御三家のひとつである尾張徳川家が支配する土地となって繁栄しました。

現在はトヨタ自動車など、自動車関連産業が本社を置く県として知られています。

戦国武将を多く輩出した愛知県は、織田信長が生まれたといわれる那古野城跡や信長が築城したといわれている小牧山城、徳川家康の子供である義直の居城となった古渡城跡といった数々の史跡が観光スポットになっており、それらを巡り歩けば戦国時代に思いをはせることができます。

愛知県という中部地方を代表する都市として、ビル群などが立ち並んでいるイメージがあり、県庁所在地のある名古屋市などは実際にその通りですが、豊かな自然を味わうこともできるところで、4,000本の楓に覆われ、秋には近くを流れる巴川の水面に紅葉が写る景観を楽しめる香嵐渓やロッジやキャンプ場などがある緑に囲まれた茶臼山高原など名古屋市郊外にいくと四季折々の豊かな自然を楽しむこともできます。

旅といえばその土地の特産品や名物料理を味わうのも楽しみのひとつです。愛知県は果物の生産が盛んで、知多半島はぶどう、渥美地方のメロンは日本有数の産地です。

そして名古屋といえば鰻が有名です。うなぎをつかった「ひつまぶし」は、うなぎを蒲焼きにして細かく刻み、おひつにいれたご飯に乗せて食べる愛知県の名物料理です。

さらに愛知県には地元固有の料理が多く、愛知の郷土麺の「きしめん」は板のように平たいのが特徴のうどんです。「ういろう」は米粉などに砂糖と湯水を入れて練り、型に入れて蒸します。ういろうは、黒砂糖を使ったものや小豆を使ったものなどいくつかの種類があります。

そのほかにも味噌煮込みうどんや日本三大地鶏の名古屋コーチン、トーストした食パンにバターを塗り、小倉あんをのせる小倉トースト、八丁味噌のたれを使う味噌カツなどどれも愛知県の名物料理です。

愛知 のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

犬山城

信長も見た景色!日本最古の天守閣

犬山城は、愛知県犬山市に位置する日本の歴史的な城郭で、尾張国と美濃国の境にあります。木曽川の南岸、標高約88メートルの丘に築かれた平山城で、「白帝城」の別名でも知られています。天守のみが現存し、江戸時代までに建造された「現存12天守」の一つであり、天守が国宝指定された5城のうちの一つでもあります(他の4城は姫路城、松本城、彦根城、松江城)。犬山城跡は国の史跡にも指定されており、日本で最後まで個人所有されていた城でもあります(2004年まで個人所有)。 城の概要 犬山城は尾張国と美濃国の境に位置し、木曽川沿いの高さ約88メートルほどの丘に築かれた平山城です。別名「白帝城」は、木曽川沿いの丘上...»

博物館 明治村

明治時代にタイムトリップ

100万平方メートルの美しい丘陵地に、明治時代の建造物を保存・展示する大規模な野外博物館です。 1965年に開村し、国の重要文化財11棟を含む67件の明治時代の歴史的建造物が移築・復元されました。 この村では、建物を見学できるだけでなく、SLや京都市電に実際に乗車することもできます。 さらに、挙式ができる教会や、牛鍋を楽しめるお店もあります。また、様々なガイドツアーも用意されています。 明治村はテレビや映画のロケ地としても有名です。明治時代風の衣装を着て、明治のグルメを味わうこともおすすめです。 博物館明治村で最も人気のある建物は「帝国ホテル中央玄関」です。1923年に完成したこの建...»

熱田神宮

三種の神器の一つ、草薙神剣を祀る神社

千年以上の樹齢を誇る楠の木々に囲まれた約6万坪(約19万平方メートル)の緑豊かな神苑「熱田の杜」に鎮座しています。 昔から「熱田さん」と呼ばれ、人々に親しまれ、年間約700万人もの参拝客で賑わっています。 創建は紀元前113年のことです。三種の神器の一つである草薙神剣が祀られ、古くから朝廷や武将たちによる崇敬を集め、伊勢神宮に次ぐ大宮として知られていました。 本殿には熱田大神が鎮座しており、この神は天照大神を祀る三種の神器の一つである草薙神剣の神体とされています。 古くは尾張造でしたが、1893年に神明造に改築されました。 また、宝物館では皇室を含む全国の信仰者から寄せられた奉納品が...»

名古屋城

徳川家康が築いた壮大な城

江戸幕府の初代征夷大将軍である徳川家康により、延べ500万人以上の工事役夫によって築かれた名古屋城は、天下に知れ渡る存在でした。 1612年に徳川家康が天下統一の最後の一手として築いた、きらびやかな金鯱を配した名古屋城は、徳川御三家筆頭、尾張藩六十一万九千石の牙城として繁栄しました。 史上最大の延床面積を誇る大天守と、華やかな本丸御殿を有する要塞で、明治維新後にも内閣総理大臣(第3・9代)を務めた山縣有朋が1879年に姫路城と共に名古屋城の城郭の保存を決定し、天守は本丸御殿とともに保存されました。 しかしながら1945年の名古屋空襲により、ほとんどの建物が灰燼に帰しました。現存するのは西...»

名古屋港水族館

日本から南極まで海の仲間に会える

名古屋港水族館は、愛知県名古屋市港区にある公立の水族館で、日本最大級の規模を誇ります。この水族館は、シャチやエンペラーペンギン、ウミガメなど、約500種類の生き物が展示されており、訪れる人々に海の神秘と魅力を伝えています。 南館:南極への旅 南館では、「日本の海」「深海ギャラリー」「赤道の海」「オーストラリアの水辺」「南極の海」の5つのエリアに分かれており、それぞれのエリアで異なる海洋生物の姿を観察することができます。 日本の海 日本近海に生息する生き物たちを展示し、その多様性を紹介します。 深海ギャラリー 深海に生息する珍しい生物たちを展示し、深海の神秘を探ります。 赤道の海 ...»

名古屋市科学館

見上げる星空、体感する驚異!科学の魅力が満載

名古屋市科学館は、ドーム内径35メートルの世界最大級のプラネタリウムドームを備え、科学を楽しく学べる総合科学館です。外観デザインはプラネタリウムのドーム球体を強調し、一瞬で目を引きます。 プラネタリウムの魅力 名古屋市科学館のプラネタリウムは、ギネス記録を持つ世界最大級のものです。ドーム内径35メートルの巨大な空間で、本物に近い星空を再現しています。最新の映像技術とCG技術を駆使し、月ごとにテーマが変わる解説を楽しめます。星の神話や宇宙の謎に触れながら、一歩先の宇宙へと旅立つことができます。 エンターテイメント性豊かな科学体験 名古屋市科学館では、オーロラ映像を体験できるマイナス30度...»

ラグーナテンボス

海とエンターテイメントのリゾート

自然豊かな三河湾に広がるラグーナテンボスは、テーマパーク、ショッピングモール、ホテルなど、多様なスタイルで海を楽しむことができる複合型リゾートです。イルミネーション、プールなど、年間を通じてさまざまなイベントを開催しており、訪れる人々に四季折々の楽しみを提供しています。 ラグナシア ラグナシアは、伝説の港町をイメージしたテーマパークで、スリルと爽快感たっぷりのジェットコースターや、丸太のボートに乗って激流を水しぶきを上げて一気にくだる絶叫系アトラクション、様々な仕掛けや障害物をクリアして思いっきり体を動かせるアスレチックパーク、観覧車まで、楽しいアトラクションがいっぱいです。 アトラクシ...»

ラグーナテンボス ラグナシア

伝説の港町をイメージした海と冒険のテーマパーク

自然豊かな三河湾を望む複合型リゾート「ラグーナテンボス」内に位置するラグナシアは、大航海時代をイメージした海洋冒険の夢が広がるテーマパークです。スペイン、イタリア、ギリシアの文化が融合し、中世のアドリア海の港町にいるかのような雰囲気を味わうことができます。 ライド系アトラクションと冒険型アトラクション ラグナシアには、さまざまなライド系アトラクションや冒険型アトラクションが揃っています。訪れる人々はスリル満点の絶叫アトラクションを楽しむことができます。 ジェットコースターと激流アトラクション 絶叫系のジェットコースター「パイレーツ ブラスト」や「アクア ウィンド」、激流を下る「レジェン...»

野外民族博物館 リトルワールド

世界の文化とグルメを満喫!一日世界旅行

野外民族博物館リトルワールドは、世界中から集めた本物の伝統建築物を展示し、世界各国の文化と暮らしを紹介するテーマパークです。広大な敷地内には、23ヶ国32の建物が展示され、訪れる人々は周遊路を歩きながら世界一周の旅を体感することができます。 日本最大級の敷地面積 リトルワールドの敷地面積は123万平方メートルに及び、日本のテーマパークでは第2位の広さを誇ります。愛知県犬山市と岐阜県可児市にまたがり、野外展示場や屋内展示室が広がっています。訪れる人々は、自由に散策しながら多様な文化や建築の魅力を堪能できます。 多彩なイベントが楽しめる リトルワールドでは、一年を通じてさまざまなイベントが...»

愛・地球博記念公園 モリコロパーク

緑と水に囲まれた都市のオアシス

愛知万博(2005年に開催)の跡地が記念公園として大型都市公園。 園内は東海地方最大級の高さを誇る大観覧車や万博期間中に大人気だった「サツキとメイの家」、広々とした芝生広場、美しい庭園、アイススケート場、5.1kmのサイクリングコースなどがあり、一日中楽しむことができます。 週末にはグルメやスポーツ、マルシェなどの個性豊かなイベントが開催され、多くの人々が集まります。 四季折々に広がる美しい花々を眺めながらの散策もおすすめです。季節ごとに変わる風景は、訪れる人々に心豊かな時間を提供してくれます。 ジブリの魅力がつまったジブリパーク ジブリパークは、スタジオジブリの世界を表現した公園で...»

香嵐渓

絢爛豪華な紅葉スポット

江戸時代の初めに香積寺の三栄本秀和尚が美しい自然をより美しくと願いをこめて植えたもみじの森です。 11月になると約4千本のもみじが黄や紅に染まり、圧巻の風景が広がります。夜間のライトアップも行われ、幻想的な雰囲気が楽しめます。 また、香嵐渓は紅葉だけでなく、3月から4月にかけては広大な範囲に広がるかたくりの花が美しい絨毯のように咲き誇ります。 四季折々の魅力が楽しめる香嵐渓は、紅葉スポットとして知られる一方で、一年を通じて訪れる価値があります。 秋の香嵐渓と待月橋 香嵐渓は1634年に香積寺の三栄和尚が始めたもみじの植樹から始まりました。その後、地元の人々によってもみじの木が増え、散...»

やきもの散歩道

窯のある町の歴史的な風景

日本六古窯の一つ(常滑窯)として、また日本一の招き猫の産地として知られる常滑市の観光モデルコースです。 陶磁器をテーマにした魅力的なコースは、自然発生したもので、レンガ造りの煙突と連なるやきものの工場を眺めながら散策して、陶磁器の歴史や文化に触れることができます。 昭和の風景 やきもの散歩道のコースは、狭く、曲がりくねって起伏が多いため開発が進まず、遺構やかつての街並みの風景が今も広がります。 栄町の丘陵地には登窯や煉瓦煙突、黒い板壁の工場など、昭和中期以前に建てられた窯業関連の施設が数多く残されています。土管坂などユニークなスポットも魅力です。 Aコース - 王道ルートで楽しむ陶磁...»

佐久島

アートの島でフォトジェニックな風景と美食

佐久島は、三河湾に浮かぶ離島で、アート作品が点在し、注目を浴びています。 西地区には潮風から守るために黒壁が塗られた黒壁集落があり、まるで違う時代に迷い込んだかのような雰囲気が魅力です。 新鮮な海の幸や島の歴史的な面影も楽しむことができます。 アート、歴史、食、自然といった要素が融合した小さな島は、一色港から船で約20分、名古屋からは電車と船を乗り継いで約1時間半で行けるです。 現代アートの宝庫 1996年から「弁天海港佐久島プロジェクト」と「三河・佐久島アートプラン21」が行われ、島内には22の現代アート作品が点在しています。 有名なアート作品のひとつである「おひるねハウス」では...»

味噌煮込みうどん

屈強な三河武士の力の源?名産の味噌で煮込む固めのうどん

鰹節のだしと名古屋名産である八丁味噌で作った濃い汁に、小麦粉と水だけで作られる固くて太い麺を入れ煮込んだ料理。具材には、鶏肉、油揚げ、卵、ねぎなどが入り、栄養バランスにも優れている。味付けの中心となる八丁味噌は、徳川家康に代表される三河武士が持ち歩いた濃厚な味噌。その名は岡崎城から西へ八丁(約870m)にあった八丁村(現岡崎市八帖町)で盛んに作られたことにちなんでいる。名古屋では八丁味噌は食生活に欠かせない調味料であり、煮込みうどんの他にも、味噌カツや豆腐田楽などで用いられている。...»

ひつまぶし

そのままで、薬味を添えて、お茶漬けで。三つの味を楽しめる

蒸さずにそのまま焼き上げたうなぎの蒲焼を細かく刻んで小ぶりなおひつにのせて食すご飯料理。発祥は調理したうなぎの切れ端を活用したまかないとして作られたという説が一般的である。食べ方として、最初は茶碗に盛りそのまま食べる。次におかわりのように2杯目を取り、薬味(ねぎ、刻みのり、わさびなど)をのせて食べる。3杯目は薬味をのせて、お茶やだしをかけお茶漬けとして食べる。残ったご飯は、お好みの食べ方で食べる。うなぎの様々な味わいを楽しめる「ひつまぶし」は、今や日本各地で愛されている。...»

台湾ラーメン

スタミナ満点の激辛ラーメン。辛味のなかにも旨みたっぷりの癖になる味

”台湾ラーメン”とはいっても名古屋発祥のラーメン。1970年代、名古屋の台湾料理店「味仙(みせん)」の台湾人店主が”坦仔麺(タンツーメン)”にアレンジしを加えて誕生した。豚ひき肉、にら、長ねぎ、もやしなどを唐辛子を加えて炒め、しょうゆベースのスープに入れ、茹でた麺にかけたもの。辛さの中にも、ひき肉からでたたっぷり旨みが深い味わい。1980年代の激辛ブームの時、メディアにとりあげられ、名古屋市内の中華料理店に広まったといわれている。...»

豊川いなり寿司

いにしえの味を今に受け継ぐいなり寿し

いなり寿司は、19世紀の初めごろ、お稲荷さんにお供えしてあった油揚げの中にご飯を詰めてお寿司にしたものが起源とされている。日本三大稲荷の一つである豊川稲荷の門前町として栄えた豊川市でも古くから「いなり寿司」が販売されており、参拝客に親しまれてきた。豊川いなり寿司は、いなり寿司の聖地ともいえる豊川稲荷のお膝元、豊川市内のお店が、いにしえからの伝統をもとに、新しい味わい、工夫をミックスして生み出した古くて新しいご当地グルメなのである。...»

あんかけスパ

胡椒たっぷりのピリ辛ソースが味の決め手。トッピングもいろいろ

油で炒めた太いスパゲッティに、中華料理のあんかけのような粘りとコクのあるソースがかかった名古屋の名物。あんかけスパゲッティ、カントリースパゲッティとも呼ばれる。ソースは野菜のうま味が効いたトマト味で、こしょうをたっぷりと使ってピリ辛なのが特徴だ。 ミートソースを名古屋人好みの味に仕立てようとしてできたメニューといわれ、1960年代から愛され続けている。具材はウインナー、タマネギ、ピーマンが一般的で、そのほかピカタ(豚肉黄金焼)やエビフライなどの具がトッピングしているお店もあるようだ。...»

手羽先

名古屋嬢もお気に入り!?「手羽先」はコラーゲンの宝庫

”手羽先”とは鶏の羽の先の部位のことで、名古屋市周辺地域では、それをから揚げにしたものも手羽先と呼び、名物料理のひとつになっている。その発祥は、昭和38年(1963)といわれ、名古屋の鶏料理店「風来坊」の板前が出汁を出すためだけに使っていた手羽先に目付け、二度揚げして甘辛い熟成ダレを塗って出したところ、鶏好きの名古屋人にうけ、お酒にぴったりのつまみとして瞬く間に広まっていったという。手羽先の店といえば、風来坊と「世界の山ちゃん」が有名だが、前者は甘く、後者はピリッと辛い味付けが特徴だ。...»

きしめん

江戸時代より親しまれててきた名物の平うち麺。ツルッとなめらかなのど越し

愛知県の名古屋市は独特の食文化が発展してきた地域で、多くの名物料理がある。”きしめん”も、その名物のひとつ。江戸時代より伝わり、400年以上の歴史を持つといわれるきしめんは、庶民の味として長年名古屋で親しまれてきた。小麦粉と塩を水で練って、薄く平たくした麺と、たまりしょうゆを使ったダシ汁が特徴。ほうれん草、油揚げ、カツオの削り節などが具にのる。ツルッとなめらかな麺はのど越しが良く、ダシ汁が濃厚でありながらさっぱりとした味わい。熱々でも冷やしてでも楽しめる。...»

どて煮

名古屋めしの代表格!旨みが濃縮された口どけほろほろの大衆食

牛すじや豚のモツを、味噌やみりんで煮込んだ庶民の味。「どて」とも呼ばれる。家庭や居酒屋で愛される名古屋を代表する料理のひとつで、大阪発祥の「どて焼き」から転じた料理ともいわれている。名古屋の味には欠かせない八丁味噌などの豆味噌・赤味噌が主に使用される。臭みのある臓物を甘い味噌で煮込むことで、くせがなくなり旨みが増す。とろけるほどやわらかくじっくりと煮込み、きざみねぎと七味唐辛子をかけて食す。どて煮をご飯にかけた名物「どて飯」もあわせて味わいたい。...»

天むす

プリッとしたエビの天ぷら、ふわっとした衣とご飯のバランスが◎

天むすとは、小さいエビの天ぷらを詰めたひと口大のおにぎり。味付けされたエビ天の旨みをいかすため、ご飯に塩を振らないことがポイントで、エビのプリッとした食感とふんわりとした天ぷらの衣とご飯の相性が抜群だ。今では名古屋名物として有名だが、意外にもルーツは三重県の津市と言われている。津市の天ぷら屋で、従業員たちが食べるまかない料理が原形で、のれん分けした惣菜店が、名古屋市に店を構え、店名に“天むす”を掲げ販売したところ人気になった。天むすに添えられる“きゃらぶき(ふきの佃煮)”の相性も絶妙だ。...»

味噌おでん

八丁味噌をたっぷりと使った愛知県のご当地おでん

愛知県の郷土料理のひとつで、八丁味噌をベースにして甘めに仕上げた汁で、大根やこんにゃく、牛スジなどの具を煮込んで食べるのが”味噌おでん”。八丁味噌でじっくりと煮込んだ具は、しっかりと味噌の味が染み込み、その外見も味噌の赤黒い色に染まる。地元の人にとっては、昔から馴染んできたこの色にも、食欲をそそられるようだ。愛知県では、味噌おでんだけではなく、しょうゆ味のおでんも一般的で、味噌ダレをかけたり、味噌をつけて食べるようだ。...»

コンパル エビフライサンド

こんがりトーストの間に、エビフライ3尾とオムレツ、キャベツ

創業昭和22年、名古屋市内を中心に10店舗を展開する喫茶店「コンパル」の名物料理が“エビフライサンド”。フワフワのプレーンオムレツの上に大きなエビフライが3尾、さらにキャベツがたっぷり挟まれ、ボリューム感たっぷり!パンはこんがりとトーストされており、サクッとした食感が楽しめる。特製のタルタルソースは、さわやかな酸味と甘みの調和がとれ、3つの具をうまくまとめてくれる。名古屋の隠れた名物との呼び声も高く、訪れた際にはぜひ一度食べてみたい逸品だ。テイクアウトできるのもうれしい。...»

赤から鍋

赤味噌と、唐辛子をブレンドした秘伝の甘辛いスープがクセになる

豊橋市に本社を置く甲羅グループが運営する「赤から」は北海道から九州まで全国展開しており、名古屋名物の知名度アップに貢献している。看板は“赤から鍋”。加熱しても旨みを損なわない名古屋名物の赤味噌と、唐辛子をブレンドした秘伝のスープで食べる鍋のことで、複雑に絡み合う旨みと辛さが絶妙とファンが多い。ホルモンやつくね、たっぷりの野菜入りで何ともヘルシーな感じ。辛さは10段階に分かれており、辛いのが苦手な人は3段階ぐらいから始めてみては。ちなみに愛知県内では50店舗近く点在している。...»

モーニングセット

ドリンクを頼むと朝ごはんがついてくる名古屋独特のサービス

名古屋には独特の食文化があり、独創的な多くの名物料理がうまれている街だ。その中のひとつが”モーニングセット”。モーニングセットとは、朝、喫茶店でドリンクを注文すると、トースト、ゆで玉子などが無料サービスされるという東海エリア独特のシステムで、名古屋が発祥の地といわれている。現在は、喫茶店以外の飲食店でもモーニングセットが提供されており、うどんやおにぎりなどの和食メニューがついたり、トーストの代わりに自家製パンの食べ放題、朝だけでなく夕方までモーニングを提供するなど、様々な形で楽しめる。...»

菜めし田楽

江戸時代から変わらない、菜めしと田楽の黄金コンビを味わう

愛知県豊橋市の名物になっている”菜めし田楽”とは、細かくきざんだ大根の葉を混ぜ合わせたご飯と、香ばしく焼き上げた豆腐に、味噌を発酵させて作る八丁味噌をぬった田楽をセットで味わうものだ。田楽だけで食べると八丁味噌の甘さが強いが、味噌の風味が残るうちに菜めしを食べると、大根の葉の風味が口内をさっぱりさせてくれる。田楽を小分けにして、菜めしに乗せて食べるのもおすすめ。味噌の甘さが”菜めし”にほどよい味を加え、ついつい箸が止まらなくなってしまう味わいだ。...»

味噌カツ

八丁味噌をベースにしたタレでいただく「名古屋めし」

東海地方のとんかつ屋さんで“味噌カツ”を置かない店はほとんどない。特に名古屋ではそれぐらいポピュラーなメニューで、「名古屋めし」と呼ばれる料理のひとつなのだ。これはとんかつに、八丁味噌やカツオだし、砂糖などをベースにした独特のたれをかけたもの。一説によると、終戦直後に飲み屋のカウンターである客が、手にした串かつを「どて鍋」の味噌に浸して食べたところ美味と絶賛したため、この食べ方が広がったのだという。一部の食堂では、とんかつを注文すると「味噌かソースか」を問われることもある。...»

守口漬

伝統野菜の守口大根を酒粕やみりん粕で漬け込んだ芳醇なあじわい

“守口漬”に使われる、愛知の伝統野菜“守口大根”は、日本で一番長い大根の品種といわれており、ひょろっと細長く、葉のついたごぼうのような形をしている。一般の大根に比べて身が締まっていて固いため、漬物に最適だ。守口漬は、最初に塩漬けした後、何度も酒粕やみりん粕に漬けかえをし、約2~3年をかけてようやく完成する。琥珀色の輝きと、シャキシャキとした歯応え、酒粕の独特の芳醇な甘みが絶妙な守口漬は、薄く切って白いご飯やお茶漬け、うな重などと一緒に味わうのがおすすめ。...»

小倉トースト

伝統が生んだスイーツは、こってりクセになるおいしさ

“小倉トースト”は、厚めのトーストにバターまたはマーガリンを塗って、その上に小倉あんを乗せたもの。伝統的に菓子作りと茶の湯の文化が盛んであり、小豆へのなじみが深い愛知県だからこそ生まれたメニューと言えるだろう。パンと小倉あんをバターが橋渡しすることで味わいに深みが生まれ、こってりとした甘みを味わえる。トーストされたパンの「かりっ」とした食感と、あんこの柔らかな口当たりも絶妙で、1度食べたらクセになること請け合いのスイーツだ。...»

ジャンボ エビフライ

迫力のサイズの名物エビフライ

愛知県人はやっぱりエビフライが好きですよね。 なかでも、まるは食堂旅館のジャンボエビフライは、全長25センチ以上の海老を使い、特性の衣をつけじっくり揚げます。なにしろ大きいので、食べ応え充分。また、衣を付けて冷蔵・冷凍したものもあるので、お土産・贈答品にも最適です。ご家庭で揚げたてアツアツのエビフライを楽しむこともできます。...»

瀬戸焼きそば

蒸した麺とキャベツ・豚肉だけのシンプルな具材が相性抜群

「瀬戸焼きそば」は蒸した麺(普通の麺より茶色っぽいのが特徴、輪ゴムのような色)に、具はキャベツとしっかり煮て甘辛く味のついた豚肉のみの、シンプルな焼きそばである。調味は豚肉を煮込んで出汁をとり醤油で味付けをしたものを使う。鉄板の上で山のように麺とキャベツを焼き、最後にだし汁を上からドバーとかけると水蒸気で作っている人の姿が一瞬見えなくなると同時にいい香りがあたりに流れる。味わいはさっぱりしており、瀬戸の人には慣れ親しんだ味である。...»

豊橋カレーうどん

驚きの二層構造!二度美味しいの

豊橋のうどん屋さんは自家製麺率100%!その美味しいうどんを、もっと沢山の人に食べてほしい!というアツイ思いから「豊橋カレーうどん」が誕生。カレーうどんは、カレーのルーが残りがち。残りのルーも美味し~く食べてもらえる様に器の底にひと工夫。なんとうどんを食べすすめると、うどんの下から「とろろがのったごはん」が出てくる!驚きの二層構造にびっくり!麺にも、カレーにも、そして食べ方にも愛情が詰まった新食王を食べにおいでん!...»

あなご(めじろ)干物

日本でも指折りのアナゴのメッカ

南知多で“干物”といったら「あなご」と言うくらい愛されているあなごの干物。南知多には県下一の漁獲量を誇る漁港があり、四季折々の海産物があふれています。なかでもあなごの漁獲高は日本有数で、春から夏にかけて穴子がたくさん水揚げされます。その脂ののった旬のあなごを干物にします。開いて身だけになったあなごを特性のみりん醤油に付けて天日干しします。グリルやホットプレートであぶるだけで簡単に、ご飯のおかずはもちろん、お酒のおつまみ、子供のおやつにもなります。※本あなごは目の周りが白く輪になっているので、「めじろ」とも言われます。...»

篠島 シラス

太くて白い篠崎のシラスは甘みとうま味が自慢の逸品

知多半島沖にある篠島は、伊勢湾、三河湾、遠州灘に囲まれた周囲は約6Kmの小さな島。三河湾国定公園の豊かな自然が広がり、シラス漁を中心とした漁業と観光の島として知られる。愛知県のシラス水揚げ高は、全国で1位。中でも篠島のシラスは特に有名。ふわっとしたやわらかい食感で、甘みと旨みが強いのが特徴だ。栄養価も豊富。??特に、夏以降にとれる太くて白いシラスは、”太白シラス”と呼ばれ、生で食べても釜揚げにしても絶品。漁は4~12月に行われる。 旬     3月 4月 5月 6月 9月 10月 11月 ...»

三河湾 クルマエビ

三河湾産は高品質と高評価!刺身や天ぷら、お寿司などで堪能

腹部の横じま模様が特徴で、体を丸めたときに車輪のように見えることからその名が付いたといわれる“クルマエビ”。愛知県のクルマエビ漁獲量は全国でもトップクラスで、「県の魚」として認定されている。中でも三河湾で水揚げされたクルマエビは甘くて食感がいいと評価が高い。地元の店や旅館では、刺身や天ぷら、お寿司などで味わうことができる。近年ではクルマエビの生産量が減少し、稚エビを放流するなど、県を上げて対策に取り組んでいる。 旬     5月 6月 7月 8月 9月 10月 ...»

名古屋コーチン

卵も肉もコク満点の名古屋コーチンは丸み充分のどっしり型

尾張藩士であった海部壮平・正秀兄弟が、中国バフコーチン鶏と、地元の地鶏を交配させて、明治初めに小牧市で誕生させたという”名古屋コーチン”。1905年に日本家禽協会によって初の「国産実用鶏」として認定され、県畜産総合センター種鶏場の種鶏から生産された鶏のみが呼ばれるブランド名である。まるみのあるどっしりとした体型が特徴で、性格は穏やか。肉質は赤みを帯び、香り良い脂肪を持ち、身に弾力性と充実感がある。卵もおいしく、下触りがなめらかで、卵黄の色が濃く、濃厚な味わい。肉も卵も食べられる高級地鶏だ。...»

鮎の魚田

焦がした味噌が香ばしい田楽。芳醇な香りに、お酒がすすむ

文字通り、鮎の味噌田楽(でんがく)のこと。使用する魚は鮎に限らず、アジやキス、ハゼなど淡白な小魚が多い。これに串を打ち、ふっくら香ばしく焼き上げてから、田楽味噌をたっぷりと塗り、もう一度さっと焦げ目がつくぐらいにあぶって食べると、酒肴に最適な味覚となる。単純な料理だが味噌に趣向が凝らされており、鮎の場合はタテの葉をすって混ぜた苦味のあるたで味噌が基本。このほか木の芽味噌や、ゆず味噌などバラエティに富む。魚は不祝儀の時に限って切り身を使用することも。...»

とよた五平餅

豊田が生んだ、豊田が育てた、豊田の郷土食

豊田で栽培された「ミネアサヒ」「ミネヒビキ」など、地元のお米を使って味付けは愛知県産大豆「フクユタカ」を原料とした豊田市で造られた「味噌だれ」。とよた五平餅は豊田産の食材を使ったソウルフードなんです!!豊田のまちには、おいしい五平餅がいっぱい!お店によって形や味付けが違うのでぜひ食べ比べを楽しんでほしいですね。...»

日間賀島 タコ

一年中楽しめる日間賀島の名物。弾力のある食感と上品なうま味のタコ

愛知県の知多半島の沖、三河湾に浮かぶ日間賀島は、タコの名産地として知られ、季節を問わず一年中漁が行われている。ここの地ダコは、弾力のある食感と上品な旨みを持ち、ゆでても固くならず、甘みがあっておいしい。刺身、から揚げ、タコしゃぶ、酢の物など、様々な名物料理があるが、なかでも人気の料理はタコの丸ゆでだ。ご飯がタコの色に染まって赤飯のようになるタコ飯もおもしろい。夏にはひざくらいまで海に入ってタコをとるつかみ取りなどの行事も楽しめる。 旬     9月 10月 11月 ...»

愛知県産 アサリ

全国トップクラスの漁獲高!ミネラル豊富な川からの恵み

愛知県は、アサリの漁獲量で日本最高峰。主な産地は、伊勢・三河湾となり、中でも県内の漁獲量の9割を占める三河湾六条潟は、豊川上流からミネラルが多く含まれた良質の砂と水が流れ込むアサリの生息に適した干潟となっている。ここのアサリの旬は4月~6月。プリプリっとした身に、旨味が恐縮されたアサリは、大きいもので10センチ前後にもなる。貝を半開きにして網の上で焼き、酒と醤油でいただく「焼き大アサリ」はこの地方の名物だ。 旬    4月 5月 6月  三河湾のアサリ 大粒で食べ応えも抜群な三河湾のアサリ 渥美半島と知多半島に挟まれた三河湾は、浅瀬や干潟に恵まれ、砂地を好むアサリの絶好の生息地となって...»

愛知県産 アユ

シーズンは6~10月!自分で釣ってその場で食べる釣り場も◎

愛知県内を流れる河川では、シーズン中である6~10月に、様々なところでアユ釣りが楽しめる。中でも緑豊かな矢作川水系は、県内でも有数のアユ釣り場と知られ、竹の簀(す)で川をせきとめて、産卵のために下ってくるアユをとるという、伝統のヤナ漁を観光客向けに復活させている釣り場もある。アユの美味しい食べ方といえば塩焼き。そして身や骨、内臓を細かく叩いて塩漬けにした”うるか”が有名だ。木曽川ではご当地グルメとして”アユの一夜干し”なども販売されている。 旬    6月 7月 8月 9月 10月 ...»

三河湾 ナミガイ

見た目はインパクト大!味はあっさり、焼くと甘みが増して美味

渥美半島と知多半島に抱え込まれるような形をし、豊川と矢作川の2つの大河から、山の豊かな恵みが運び注がれる三河湾は、栄養豊かで、四季折々の魚介類が集う、「海幸の宝庫」として知られている。三河湾の「春の味覚」といえば多種多様な貝だが、珍しい“ナミガイ”もそのひとつ。通称“白ミル貝”と呼ばれているが、高級貝“本ミル貝”とは別種で、価格も安い。白い貝からのびた20~30センチの水管を食用とし、あっさりとした味わいで、主に寿司ネタで使われる。塩焼きにすると甘みが増し、香ばしい風味も楽しめる。...»

愛知県産 イカナゴ

キラキラ輝く大群が伊勢や三河の湾に春を告げる

加工されたものが”ちりめん”、”しらす干し”、”じゃこ”等の名前で知られる”イカナゴ”。関東・愛知では「こおなご(小女子)」とも呼ばれている魚で、生長すると20センチほどになるが、あまり大きなものは好まれず、主に4センチ前後のシラス期のものが漁獲されている。愛知県のイカナゴ漁獲高は全国有数で、主な漁場は伊勢湾や三河湾。漁が解禁されるのは3月で、春を告げる風物詩にもなっている。体が細長く、色は銀白。海を泳ぐ大群が光を浴びてキラキラと輝く様はとても美しい。 旬    3月 4月 5月...»

愛知県産 とらふぐ

天然物はコラーゲンやカリウムを豊富に含む健康食材

ふぐの中でも最も珍重される「とらふぐ」。ふぐと聞くとまず下関を思い浮かべるが、天然とらふぐの日本有数の漁場は愛知県なのだ。静岡と三重の東海3県を合わせて全体の漁獲量の6割を占めているという。天然とらふぐは、低カロリー高タンパクの健康食材。血圧を下げるといわれるカリウムを豊富に含むうえ、骨の周りや皮にはコラーゲンが満載で美容効果への期待も。脂質が少なく淡白な味わいでどんな料理にも合うから、鍋や唐揚げ、刺身など、さまざまなメニューが楽しめるコースがおすすめだ。 旬 11月 12月 1月 2月...»

蒲郡 メヒカリ

市を代表する魚は脂がのって美味

相模湾から東シナ海に生息する、体長20センチ程の白身魚。正式名は“アオメエソ”といい、目が大きく、光を反射すると光って見えることから“メヒカリ”と呼ばれるようになったという。冬から春にかけて旬を迎え、脂ののった刺身はもちろん、唐揚げや塩焼きなどにしてもおいしい。愛知県では、約9割が蒲郡市で水揚げされ、市を代表する魚として親しまれている。近年では“蒲郡メヒカリ”を商標登録して、全国に広めようとの活動も盛んだ。“蒲郡メヒカリ”のキャラクターも誕生し、「ぴか丸くん」の愛称がついている。 旬 11月 12月 1月 2月 3月...»

知多牛

柔らかくとろける脂肪の旨さが身上!大阪では銘柄牛として人気

知多半島での乳牛飼育数は、肉牛を含めると酪農家1戸あたり、北海道に続いて全国トップクラス。父に黒毛和種、母にホルスタイン種を持つ“知多牛”は、柔らかな肉質とオレイン酸を豊富に含んだ旨みのある脂肪が特徴だ。多くが大阪に出荷され、銘柄牛として高い人気を誇っているものの、流通の関係で地元での知名度はイマイチだった。この状況を打破すべく、半田市酪農組合青年部が有志を募り焼肉レストランをオープン。おいしいと評判になり、現在は観光スポットとしても名を馳せている。...»

鳳来牛

一流有名ブランドに見劣りしない、見事な霜降り肉が自慢

ほとんど市場に出回ることのない新城市のブランド牛。この産地では、飛騨牛や松坂牛など全国でもレベルの高い和牛を地域が一丸となって飼育している。大量生産とは異なり、入念な気配りと愛情を注がれて育つ黒毛和種のおみ肉は見事な霜降り!柔らかく噛みしめるごとに、旨みがジュワッとあふれ出す肉質はぜひステーキやバーベキューで味わいたい。県内のレストランで、かなりの低価格で堪能できるうえ、毎月29日を「肉の日」と定めてさらにお値打ち価格で楽しめるお店もあるという。...»

うずらの卵

産地が集中し、全国シェア7割、生産量日本一を誇る

全国シェア7割という生産高を誇る愛知県の”うずらの卵”。その産地が集中する愛知県の豊橋市では、1日当たりの産卵量が350万個を超えるという。うずらが家禽化されたのは江戸時代で、もともとは、富裕層の間で豪快な雄たけびを楽しむためのペットだったといわれる。飼育されているのは、野生うずらを多卵産に改良した日本うずら。うずらの卵は、髪や肌の美容に効果的なビタミンB1を豊富に含むので、健康食品としても注目されている。丼ものや炒め物の具として、串焼き、スープに入れておいしく食べられる。...»

尾張の卵

黄身を箸で持っても壊れない!と注目される卵

「物価の優等生」と評価されつつも、消費に伸び悩みを見せていた鶏卵のブランド化に成功したのが一宮市浮野養鶏農業協同組合。生みたて卵の直売店もオープンさせた。箸で持っても壊れない黄身の甘さで、テレビや雑誌、ネット販売などでお馴染みとなった白玉の“尾張の卵”のほか、さらに旨みと栄養成分がパワーアップした赤玉の“尾張のおいしい卵”がある。おいしさの秘密はエサに海藻やサンゴ化石を加えること。これにより黄身が濃厚になるのだという。...»

愛知県産 メロン

濃厚な甘さとなめらかな舌触りが、フルーツの王様たる所以

愛知県でのメロン栽培の歴史は明治時代からで、現在は東三河地方を中心に大産地を形成。温室メロンの代表マスクメロンは、濃厚な甘さと美しい網目模様でフルーツの王様と呼ばれている。徹底した栽培管理のもと1株に1果のみ結実させて大切に育てるが、特に「渥美アールス」は、渥美地方の農家が昭和初期から保存していた系統で「あいちの伝統野菜」に選定されるほど。果肉がきめ細かく舌触りがよいのが特徴だ。どれも出荷のピークは8月で、まずは常温で保存。お尻の部分を押して柔らかく感じたら食べ頃、冷蔵庫で冷やして食べよう。...»

蒲郡 みかん

農産物で地域ブランドに初認定された、袋ごと食べられるフルーツ

蒲郡みかんとは、愛知県の蒲郡市で採れるみかんの総称で、県内の農産物で初めて地域団体商標(地域ブランド)に認定された輝かしい実績を持つフルーツだ。中でも有名なのは「蒲郡温室みかん」。品種を宮川早生に統一しているため、甘酸のバランスが絶妙で、完熟するまで樹上に置けば濃厚な味わいに。内皮が柔らかく袋ごと食べられるのも特徴で、果汁たっぷりで深いコクのあるおいしさが口いっぱいに広がる。蒲郡でのみかん栽培の歴史は古く、1679年に五井村での栽培記録が残されているという。 旬 11月 12月 1月 2月...»

豊田産 ブルーベリー

甘酸っぱいおいしい果実

愛知県豊田市内には3カ所のブルーベリー農園があり、夏の時期になるとブルーベリー狩りが楽しめます。稲武の「まいにちブルーベリー」では農薬や化学肥料を使わずにブルーベリーを栽培しています。「ブルーベリーのこみち」でもブルーベリー狩りができ、併設されている「こみちのケーキ屋さんMAKO」ではブルーベリーを使ったマフィンやパイなどおいしいスイーツも販売しています。 旬     7月 8月 ...»

幸田町 特産 筆柿

筆の形に似ていて、濃厚な甘さが特徴的な町きっての特産品

特徴は形状が筆の形に似ていることと濃厚な甘さ。額田郡幸田町の特産品であるこの柿は、1本の木に甘柿と渋柿が混在する“不完全甘柿”という種類で、昔は農家の人が手作業でひとつひとつ仕分けていたが、技術が進歩した現在では機械がその役目を負っている。出荷されるのは甘い筆柿だが、より甘みの強いものを見分けるコツは「全体に丸みがある、果肉にゴマが多い」ことなのだとか。柿は甘くておいしいだけでなく栄養が豊富な果物。美容促進や風邪の予防、二日酔いにも効果があるとされている。 旬     11月 12月 ...»

祖父江 ぎんなん

大粒でもっちりとした食感と、ほど良いほろ苦さがやみつきに

まるで町全体が森のようにイチョウの木が生い茂る祖父江町。一斉に黄金色に染まる晩秋の風景は目を見張るばかりの美しさだ。木曽川がもたらす肥沃な大地で育つイチョウから採取されるぎんなんは、大粒でもっちりとした食感とほど良いほろ苦さで、都心の一流料亭でも高い評価を獲得。昔は米の凶作時の備蓄食糧として利用されていた銀杏だが、それを目的とした生産栽培の開始は祖父江町が最も古い。この町ではぎんなんのことを「ぎんこなつ」と呼んでおり、そこから翡翠色をしたかわいいイメージキャラクターが生まれた。 旬    10月 11月 12月 ...»

愛知県産 キャベツ

温暖な気候と肥沃な土地が生んだ、愛知県を代表する農産物

濃尾平野と三河平野は、温暖な気候と肥沃な土地、農業用水の整備が早かったことから、古くから野菜作りが盛んに行われており、中でもキャベツは全国トップレベルの作付面積・生産量を誇る。キャベツは品種により、春系と冬系に大別される。春系はやわらかく生食に向いており、冬系は煮崩れしにくく、加熱することで甘みが増すことから、ロールキャベツなどの煮込み用に最適。愛知県内では、多種のキャベツが栽培されており、「野崎中生キャベツ」と「愛知大晩生キャベツ」の2種が、県の伝統野菜にも選定されている。 旬 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月...»

愛知県産 青じそ(大葉)

生産量トップクラス!愛知県が全国に誇る栄養満点野菜

愛知県が全国トップクラスの生産量を誇る特産品、青じそ(大葉)。β-カロチン、カリウムやカルシウムなどのミネラル、鉄分が豊富で、独特の風味から薬味として使われることも多い野菜である。現在では、ハウス栽培での栽培も盛んで、季節を問わず年中市場に出回っている青じそ(大葉)ではあるが、その旬は夏。愛知県の中でも特に青じそ(大葉)生産が盛んな豊橋では、「青じそ寄せ豆腐」を開発し、青じそ(大葉)の認知度をさらに高めようという活動も行っている。 旬    7月 8月 9月 10月 ...»

愛知早生ふき

食物繊維が豊富で、ほぼ1年中味わえる伝統野菜

ふきは数少ない日本原産の野菜で、自生種のほか京都の「水ふき」や「秋田ふき」など200種類以上存在する。とはいえ、全国で栽培されるふきのほとんどが「愛知早生」。ふきは愛知県の伝統野菜として古来から親しまれてきたといえる。冷蔵保存した種株を8月に植えることによって、春が来たと勘違いさせる独自の栽培方法で、夏場を除いて長い期間出荷できるという、生産者側にとって経済的なふきでもある。茎は太くて柔らかく非常に食べやすい。茎を折ると糸が出てくることからわかるように食物繊維も豊富なので、気軽にサラダで利用も。...»

越津ねぎ

葉と軟白部分のどちらもやわらかく、両方食べられる伝統野菜

江戸時代中期に愛知県津島市越津町周辺で栽培されたのが始まり。当時は徳川幕府への献上品として扱われていた。根深ねぎと葉ねぎの中間的な性質を持ち、葉と白根ともにやわらかく、両方を食べられるのが特長だ。愛知県では“越津ねぎ”の栽培過程を記録して公開し、安全・安心・良質な越津ねぎの生産・出荷を行っている。また、“越津ねぎ”を使った調理や食べ方を紹介するなど、愛知県の伝統野菜として知名度アップを目指している。 旬 10月 11月 12月 1月 2月 3月...»

もち菜

雑煮には欠かせない!尾張藩の武家も食した伝統野菜

愛知県尾張地方で、正月の雑煮に欠かせない伝統野菜が“もち菜”である。別名「正月菜」とも呼ばれている。菜=名、もち=持ち、「名を持ち上げる」食べ物として、江戸時代の尾張藩では、武家達が縁起担ぎに食していたとされる。見た目は小松菜に似ているが、葉の色が薄く柔らかい。葉肉は厚くシャキシャキとした食感が特徴。あまり日持ちがしないため、県外への流通はほとんどなく、地元でも生産量の減少により、あまり見かけなくなっている。そのため、代用品として小松菜が使われることも多くなっているそうだ。 旬 12月 1月...»

奥三河 天狗なす

愛知県で栽培されるユニークな外観と味の良さを持つなす

愛知県北設楽郡で、昔から作られている”奥三河天狗なす”は、1本の長さが25センチ超、胴回り30センチ超、重さ500グラム以上というビッグサイズのなすだ。自家栽培が主なため奇形果が出来やすく、天狗の鼻のような突起が出てくることに加え、主産地に天狗伝説がいい伝えられていることから、天狗なすという名前がつけられたようだ。大きさを割りに皮が薄く、やわらかく繊細な味を持っており、焼きなすや天ぷらをはじめ、様々な料理で活躍してくれる。2007年には「愛知県伝統野菜」に認定された。 旬 7月 8月 9月 10月...»

豊田の地酒

稲武地区で造られる「蓬莱泉」は吟醸酒並みの造りの特別本醸造。淡麗な飲み口と旨味が人気です。吟醸工房では新酒の量り売りもあります。小原地区で造られる「おばら四季桜乃雫」は原料米を57%まで磨き上げ、自然の湧水で醸造したまろやかな酒。甘口で口当たりのいい酒です。...»

甘強酒造 純米吟醸 四天王 (日本酒 )

豊かな含み香、きめ細やかでなめらかな舌ざわりが特徴の上品な味

1862年に創業し、以来真摯に酒造りに励む甘強酒造。原料となる米には、酒造好適米としては東の横綱との呼び声もある五百万石が使われている。蒸し上げた後の五百万石は、ひと粒ひと粒がべたつかずにばらけ、良い麹を作り出すと評判高い。 純米吟醸 四天王 新潟県「五百万石」・兵庫県「夢錦」と良質の酒造好適米を原料に、伝統の技術によって生まれた「四天王」の純米吟醸。米の旨みを充分に引き出したふくらみのある味わいと、すっきりとした後味が楽しめる。パッケージに高級感あふれる金色の筒が用意されているので、土産や贈り物にしても喜ばれること請け合い。 大吟醸 四天王 特別 長春(とくべつ ちょうしゅん) 実力...»

犬山ローレライ麦酒

木曽川の伏流水と厳選素材から生まれた本場ドイツ志向のビール

1848年の創業以来、木曽川の伏流水と伝統の酒造技術による日本酒の仕込みを続ける「小弓鶴酒造」。その老舗酒蔵が地ビール醸造の腕を委ねたのはドイツ人女性マイスター・ナディアベッカー氏。女性ならではの細やかな目利きで、木曽川天然醸造水と、ドイツ産にこだわる原料(麦芽とホップ)を見事に融合させ、本場仕込みの無濾過・非加熱製法で、ビール本来の味わいを引き出した。工房の隣にあるレストラン「犬山ローレライ麦酒館」では、定番のピルスナーとバイツェンのほか、期間限定のスペシャルビールが味わえることもある。...»

デンビール

北欧料理にぴったり、日本のデンマーク自慢の毎日できたてビール

世界の農業先進国に例えられて「日本のデンマーク」とも呼ばれる愛知県安城市の「花と緑の公園デンパーク」。その中の地ビール工房&レストラン「ホレフェスト」で味わえる”デンビール”は県外からもファンを集める名物のひとつだ。店名のホレフェストとはデンマーク語で「さぁ、パーティしよう!」の意。平日午後には、醸造人から直接ビールの製造法に纏わるを聞ける催しもある。デンビールの種類は「人魚姫の恋(バイツェルン)」「裸の王様(エール)」「黒鍬麦酒(ボックス)」。メルヘンさを感じるネーミングも気分を盛り上げる。...»

鬼まんじゅう

甘いさつまいもと蒸しパンのベストコンビ

昔から愛知県にある蒸しパンのようなまんじゅうで、小麦粉と砂糖を混ぜた生地に角切りにしたさつまいもを加えて蒸したもの。表面に見えるゴツゴツとした角切りのさつまいもが鬼の金棒を連想させることから「鬼まんじゅう」という名がついたようだ。出来立ての「鬼まんじゅう」は、ふわっとしたさつまいもの甘さとモチモチ食感の蒸しパンの組み合わせがこれ以上ないほどに仲の良さを発揮し、ゴツゴツした外見からは考えられないようなやさしい甘さが楽しめる。...»

えび せんべい

サクサクとした食感と、鼻を抜ける香ばしい風味が特徴的

えびせんべいの故郷である知多半島は、三河湾と伊勢湾に囲まれた海の恵みが満載の場所。急速冷凍された新鮮なえびをたっぷり練りこんだせんべいを一口かじれば、サクサクと心地よい食感とともに、香ばしい風味が鼻に抜け、何とも豊かな味わい。抹茶やアーモンド、ごま入りなどさまざまな種類のえびせんが揃う。エリア内には、せんべい作りを体験したり、無料のコーヒーやお茶と一緒に試食品が食べ放題できる店舗(えびせんべいの里)もあるからお楽しみに。...»

八丁味噌

二冬二夏熟成して大豆のうま味を引き出した濃厚な風味の赤い味噌

徳川家康が誕生した岡崎城から西へ八町離れていたことから名が付いた、かつての八丁村(現在の岡崎市八帖町)で作られている、赤褐色の辛口味噌。米麹や麦麹を使わず、大豆のみから作られる豆味噌の一種で、他の味噌に比べて硬く、凝縮された大豆の味が楽しめる。二冬二夏という長い期間をかけて熟成されるので、旨みが多く、少々の酸味と渋味、苦味が濃厚だ。醸造に適した気候風土が調和していたことが、八丁味噌が発展した要因といわれる。名古屋圏では味噌汁といえば八丁味噌を用いた赤だしが一般的である。...»

ヤマサちくわ

新鮮な鮮魚をそのまますり身に!熟練職人が手間をかける練り物

1827年の創業から豊橋の地で練り物一筋に精進してきた「ヤマサちくわ」。ここで製品化されるちくわが絶品の味だと、口コミやインターネット通販で評判に。魚問屋の経験を活かして選び抜いた鮮魚をさばき、御影石の臼に入れて丹念に練り上げたすり身はコシがあるのにふわりと柔らかい。練り具合に焼き加減まで一貫して熟練した職人の手で行なわれているから、手間をかけた分だけおいしいのは当然のこと。よく見かける、中央にこんがりとした焼き目が入り両端の小口が白いちくわはヤマサが始まりなのだとか。 ちくわ一筋の思いが作り上げた人気の商品 愛知県観光土産品協会にて、愛知県観光協会長賞を受賞!豊橋市内を走るラッピング電車...»

しるこサンド

北海道産あずきを使用したあんに隠し味としてリンゴジャムとはちみつを加え、ビスケット生地で挟んで焼き上げた三層構造のお菓子。1966年の発売以来、東海地方で愛されていてコンビニでも買うことができる。...»

なごやん

甘さ控えめの黄味あんがおいしさの鍵

ほんのり甘くやさしい風味の「なごやん」は名古屋を代表する銘菓として親しまれている。製造は3日前、蜜の仕込からはじまり、こだわりのカステラまんじゅうの生地を作る。丁寧に炊いた黄味あんを包み、香ばしく焼き上げれば、なごやんの出来上がり。通常のパッケージ以外に、キャラクターのロゴがプリントされた商品も人気となっている。...»

ういろう(愛知県)

江戸時代初期から製造が続く、名古屋の和菓子の定番

名古屋名物として、全国的に存在を知られている定番の一品。その歴史は古く、江戸時代初期から製造が始められたといわれる。名古屋ういろうは、うるち米からできる米粉を主原料としており、独特のやわらかな食感が特徴。白砂糖を使った「しろ」、黒砂糖を使った「くろ」のほか、抹茶を練り合わせたものや小豆など、各店で味のバリエーションの違いも楽しめる。上品に蒸しあげられたういろうの淡い甘さは、お茶請けとしても人気がある。...»

みそかつサンド

人気のご当地グルメをふんわり食パンのサンドウィッチに

トンカツと味噌という画期的な組み合わせで、今や全国的に有名な名古屋グルメ“みそカツ”。それを手軽に食べられるようサンドウィッチにしたのが、「名古屋だるま」の“みそかつサンド”だ。厳選された豚ロース肉、地元岡崎の“八丁味噌”、さらに専用のパンを焼き上げて作るパン粉と、こだわりの食材のみを使用している。ジューシーに揚げたとんかつと味噌の深い風味はもちろん、ふかふかの食パンとの相性も抜群。空港でも販売され、空弁としての人気も高い。...»

西尾の抹茶

とても上品で、まろやかな味わいと、きれいな鶯色が印象的

まろやかな味わいと、きれいな鶯色が印象的な“西尾の抹茶”は、抹茶生産量としては全国でもトップクラスだが、知名度の低さに悩んでいた。しかし、2009年2月に抹茶に限定したお茶の分野で、全国初の地域ブランドに認定された。2006年10月8日に開催した「まちなか1万人・西尾大茶会」では、総勢1万4718人が2人1組となり相手のために抹茶を点てて一斉に飲むことを達成し、ギネスブックに記録されている。...»

味噌キャラメル

カクキューの赤だし味噌を使ったキャラメル。味噌のコク、風味とあまいキャラメルの絶妙なハーモニー!さらにごま入りで香ばしく、クセになる味わいです。手軽に食べられるのもうれしいポイント。年配の方を中心に、バスツアーの方にも人気!...»

備前屋 古代葵餅

天明二年(1782年)の創業で、東海道の岡崎宿で営業を続けている老舗和菓子店「備前屋」の餅。古代米の「赤米」を使用した餅に「和糖蜜」を包み、香ばしい「きな粉」を振りかけました。リピーターがいるほどの人気商品です。1つずつ様々な葵紋が施された包み紙にも注目!...»

料亭 蔦茂 わらび餅

老舗料亭で昔ながらのレシピで作られる土産に最適な和菓子

名古屋の中心にありながら、閑静なたたずまいが風情を感じさせる大正2年に創業した老舗「料亭つたも」。数寄屋造りの和室や庭を持ち、落ち着いたくつろぎの空間が楽しめると人気のお店だ。その料亭で、おみやげとして人気のある菓子が”わらび餅”。元々店頭で出していたところ、ぜひおみやげとして持って帰りたいという要望が増え、販売をスタートさせたそうだ。練り合わせの比率から、温度、練り方に至るまで細心の注意を払い、伝統のレシピで職人達が丹精を込めて作る“わらび餅”は、不変の味わいで、その人気が衰えることはない。 名古屋駅でもジェイアール名古屋タカシマヤ店にて購入できる。...»

坂角総本舖 海老せんべい ゆかり

天然海老をたっぷりと使用した坂角総本舗の代表的な土産商品

「ばんかくのゆかり」は1枚の約7割に新鮮な天然海老の身だけ使用しており、海老の濃厚な味と香りが際立つ二度焼き製法でつくり上げた海老せんべいである。...»

さんわの手羽唐

外はカリッ、中はジューシー♪名物手羽唐は秘伝タレが味のキメ手

名古屋といえば、ご当地食として”手羽先”が定着しているが、その中でも長年地元で愛されているのが”さんわの手羽唐”だ。素揚げした手羽先にタレをからめるというシンプルな製法だからこそ、味に強いこだわりがあり、カラリとあがった皮、柔らかくジューシーな中身、甘みと香辛料の辛みが絶妙な特製のタレ、それらの絶妙なバランスが”さんわの手羽唐”のクセになる味を作り出しているようだ。コラーゲンもたっぷりでヘルシーなご当地みやげを、ぜひご賞味あれ。...»

青柳総本家 カエルまんじゅう

かわいい見ためだけじゃなく、味にも太鼓判を押す老舗の銘菓

ういろうで知られる名古屋の名店「青柳総本家」が手がけた、思わず微笑んでしまうかわいらしい姿のユニークなお菓子。カエルの顔をかたどった和菓子で、焼き皮の中にぎっしりとこしあんがつまる。なめらかな舌触りと上品な甘さの餡は、さすが老舗とうなる味わいだ。ほのぼのとした気持ちになるやさしい表情のカエルは、和み効果抜群なので子どもはもちろん、職場へのおみやげとしても人気が高い。地元名古屋では名物ういろうに負けず劣らずの知名度を誇り、県内各地の支店や空港、駅の構内などで購入できる。...»

鉄板スパ

鉄板の上で半熟の玉子と麺が絡む香ばしいアツアツのスパゲッティ

アツアツの鉄板の上に溶き卵とケチャップでいためたスパゲティナポリタンをのせた、名古屋の喫茶店ではおなじみのメニュー。卵はあらかじめ鉄板の上に敷くのではなく、麺を盛ってから周りに流し込むので、熱い鉄板の上で半熟の状態になり、ナポリタンによくからむ。ピーマンや豚肉、赤いソーセージ、そしてグリーンピースといった具もたっぷりと入ってボリューム満点。鉄板の上でケチャップが焦げる香ばしい匂いが堪らないメニューだ。発祥は名古屋市東区にある「喫茶ユキ」といわれ、スパゲティが食事中に冷めないように考案したという。...»

味噌串かつ

串カツ、カツ丼、かつサンドとしても人気が高い名古屋の味噌かつ

”味噌かつ”は、とんかつに八丁味噌とカツオだし、砂糖をベースにした独特のタレをかけた「名古屋めし」のひとつ。もとは、”串かつ”を、特産である八丁味噌を使ったどて煮に浸して食べたのが始まったといわれている。味噌かつとしてメニューに並ぶこともあれば、味噌ダレをかけた串かつ、かつ丼、かつサンドとして出されることもある。発祥当初は濃厚な味噌の香りが強すぎて商品化には向かないといわれていたが、味噌をドミグラスソースなどで割るなどの工夫で、現在は様々な商品で用いられている。...»

愛知県