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博物館 明治村

(はくぶつかん めいじむら)

明治時代にタイムトリップ

博物館明治村は、愛知県犬山市に位置する日本の代表的な野外博物館およびテーマパークです。その通称「明治村」の名で親しまれ、明治時代の歴史的建造物や資料を保存・公開し、明治期の文化を次世代に伝えることを目的としています。

100万平方メートルの広大な丘陵地に、歴史的建造物を数多く移築・保存していることで知られています。SLや京都市電に実際に乗車することもでき、挙式ができる教会や、牛鍋を楽しめるお店もあります。また、様々なガイドツアーも用意されています。

風景や建築物はテレビドラマやアニメ、ゲームの舞台としても利用されることが多く、様々なイベントやコラボレーション企画も実施されています。明治時代風の衣装を着て、明治のグルメを味わうこともおすすめです。

歴史と設立の背景

博物館明治村の設立のきっかけは、第四高等学校の同窓生であった谷口吉郎氏と土川元夫氏が、明治時代の建築物を後世に残したいという思いで一致したことにあります。戦後の急速な経済成長の中で多くの歴史的建造物が失われつつあった時期に、価値ある建築物を保存するための財団設立が構想されました。

しかし、当時は経済発展が優先されており、元の場所での保存が難しい建物が多くありました。そのため、土地開発などで保存が困難な建築物を譲り受けて移築し、修復・保存することを目的とした財団法人が1962年7月16日に設立されました。1965年3月18日には、犬山市の入鹿池の畔に博物館明治村が開館しました。

施設と特徴

明治村には、現在67件の建物が移築されており、その中には重要文化財に指定された建物が11件(14棟)含まれています。他のほとんどの建物も登録有形文化財として保護されています。また、鉄道、郵便、酒造業、病院、裁判所、芝居小屋、学校、教会、灯台など、明治時代の社会や文化に関連する施設が数多く展示されています。

特に注目すべき点は、明治時代の鉄道車両を動態保存していることです。旧京都電気鉄道の車両や蒸気機関車が実際に運行され、来場者はこれらに乗車して明治時代の体験を楽しむことができます。

イベントとコラボレーション

博物館明治村では、春と秋に謎解きイベントが開催されるなど、来場者を楽しませるためのさまざまな企画が実施されています。また、ゲーム「明治東亰恋伽」や世界コスプレサミットなどとのコラボレーションも行われ、多彩な魅力を発信しています。

交通アクセス

バス: 名鉄犬山線・小牧線・広見線「犬山駅」東口から岐阜バスで約20分。また、名鉄バスセンターや栄からの直通バスも運行されています。

自動車: 中央自動車道「小牧東IC」から3kmの位置にあり、アクセスが便利です。

まとめ

博物館明治村は、明治時代の建築や文化を学びながら楽しめるテーマパークです。その広大な敷地と豊富な展示物は、訪れる人々に日本の歴史や文化の魅力を伝え続けています。歴史に触れたい方や明治時代の雰囲気を体験したい方にとって、明治村は必見のスポットです。

博物館明治村の紹介

博物館明治村は、日本の明治時代における建築物や文化財を保存し、展示している野外博物館です。この村には、歴史的価値の高い建物や文化財が移築されており、明治時代の日本を体感できる特別な場所となっています。以下では、明治村で展示されている主要な収蔵物とその特徴について詳しくご紹介します。

主要収蔵物

西郷従道邸

西郷従道邸は、フランス人建築家レスカスによって設計された接客用の洋館です。明治10年代に建設されたこの建物は、木造二階建てで銅板葺きの屋根が特徴です。1964年に西郷山から移築され、現在では鹿鳴館や迎賓館赤坂離宮で使用されていた調度品が内部に展示されています。また、二階のベランダには雨水を流すための傾斜が施されるなど、細部にまで工夫が見られます。

この邸宅は、1965年に「旧西郷従道住宅」として重要文化財に指定されました。

聖ヨハネ教会堂

聖ヨハネ教会堂は、アメリカ人建築家ガーディナーによる建築です。1907年に日本聖公会京都五条教会として建てられたこの教会堂は、木造煉瓦造二階建てで、細部にはゴシック風のデザインが取り入れられています。1964年に移築され、翌年には「旧日本聖公会京都聖約翰教会堂」として重要文化財に指定されました。

品川灯台

品川灯台は、フランス人技師レオンス・ヴェルニーによって設計され、明治3年に点灯しました。この灯台は、高さ約9mで、現存する日本最古の洋式灯台です。1964年に移築され、1968年には「旧品川燈台」として重要文化財に指定されています。

札幌電話交換局

札幌電話交換局は、防火のために札幌軟石を使用して建設された石造建築です。一階にはアーチ窓、二階には楣窓が採用され、窓下には花紋が連続する装飾が施されています。1898年に建設され、1965年に移築されました。「旧札幌電話交換局舎」として、1968年に重要文化財に指定されています。

呉服座

呉服座は、1892年に大阪府池田市に建設された木造二階建ての劇場です。歌舞伎や芝居のほか、演説会場としても使用されました。1984年に「旧呉服座」として重要文化財に指定され、現在も特別公演などで利用されています。

三重県庁舎

三重県庁舎は、1879年に清水義八の設計で建設されました。この建物は「旧三重県庁舎」として1968年に重要文化財に指定されています。

東山梨郡役所

東山梨郡役所は、1885年に日下部村(現在の山梨市)に建設された木造二階建ての建物です。この建物は「藤村式建築」と呼ばれる擬洋風建築の代表例であり、郡役所や警察署として利用された歴史を持っています。1964年に明治村に寄贈され、「旧東山梨郡役所」として重要文化財に指定されました。

宇治山田郵便局

宇治山田郵便局は、1909年に建設された木造平屋建ての郵便局舎です。この建物は現在も「博物館明治村簡易郵便局」として実際に利用されています。1999年に「旧伊勢郵便局舎」として重要文化財に指定されました。

旧西園寺家興津別邸(坐漁荘)

旧西園寺家興津別邸(坐漁荘)は、1919年に建設された別荘で、2017年に重要文化財に指定されました。この建物は明治村内で大正時代の風情を感じられる場所の一つです。

登録有形文化財

帝国ホテル中央玄関

帝国ホテル中央玄関は、フランク・ロイド・ライトによる代表的な建築作品で、1923年に完成しました。この玄関部分は1967年に解体され、1985年に明治村で再建されました。「明治村帝国ホテル中央玄関」として、2004年に登録有形文化財に指定されています。

その他の貴重な展示物

リング精紡機

リング精紡機は、1893年にイギリスから輸入されたもので、日本の近代産業史を象徴する重要な機械です。1999年に国の重要文化財に指定されています。

工藤式蒸気動車

工藤式蒸気動車は、1912年に製造された鉄道車両で、日本初の蒸気機関を取り込んだ客車です。この車両も博物館明治村の目玉展示物の一つとなっています。

まとめ

博物館明治村では、明治時代の日本文化や建築を直接感じられる貴重な体験ができます。重要文化財や登録有形文化財に指定された建物や展示物の数々は、訪れる人々に日本の歴史的遺産の素晴らしさを伝えています。ぜひ一度訪れ、明治時代の日本にタイムスリップした気分を味わってみてください。

博物館明治村の魅力と特徴

博物館明治村は、明治時代の貴重な建造物や街並みを忠実に復元・保存し、日本の歴史と文化を体感できる施設です。明治時代の建築物が移設され、広大な敷地に点在するその姿は、訪れる人々に歴史の息吹を感じさせます。さらに、その独特の景観や建築物の数々は、映画やドラマのロケ地としても注目を集めています。

ロケ地としての博物館明治村

明治村は、映像作品の撮影地としても頻繁に利用されています。明治時代の街並みをそのまま残した景観は、多くの作品にリアルな歴史感を与えることができます。そのため、以下のような映画やドラマ、アニメ作品などでロケが行われています。

映画やドラマ作品
アニメ作品

このように、博物館明治村は映像作品において重要な役割を果たしています。撮影風景を見るために訪れる観光客も多く、歴史的な建物だけでなく、その「撮影地」としての側面でも注目されています。

文化財としての博物館明治村

博物館明治村には、多くの文化財が保存・展示されています。その中でも特に重要なものとして以下の文化財があります。

重要文化財(建造物)
重要文化財(歴史資料)

これらの文化財は、明治時代の技術や文化を物語る貴重な資料であり、訪れる人々に当時の生活や産業の様子を伝えています。

観光客へのおすすめポイント

博物館明治村は、歴史や文化に興味のある方だけでなく、建築や映像作品に興味がある方にもおすすめの観光地です。建物の内部に入ることができる施設も多く、まるで明治時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができます。また、特別展やイベントも定期的に開催されており、何度訪れても新しい発見があります。

広大な敷地を散策するだけでも十分に楽しむことができ、四季折々の風景が訪れる人々を魅了します。家族連れやカップル、歴史好きの友人同士など、さまざまなシーンで楽しめるスポットです。

まとめ

博物館明治村は、明治時代の歴史や文化を知ることができるだけでなく、映像作品のロケ地としても注目される魅力的な場所です。日本の貴重な遺産を未来に伝える役割を果たしつつ、訪れる人々に感動と楽しさを提供する博物館明治村を、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

博物館明治村

博物館明治村は、明治時代の貴重な建造物や街並みが復元され、その歴史的価値が高く評価されている施設です。そのため、映像作品のロケ地としても頻繁に利用され、多くの映画やドラマ、アニメーションの制作現場として注目を集めています。本記事では、明治村でロケが行われた代表的な作品や登場する建造物について詳しくご紹介します。

明治村でロケが行われた主な作品

明治村の魅力的な建造物や街並みは、さまざまな映像作品の舞台として使用されています。以下は、その一部を挙げたものです。

映画作品

社長繁盛記(1968年公開) デビルマン(2004年公開) 劒岳 点の記(2009年公開):東京パート(参謀本部陸地測量部、主人公の自宅、列車シーン)で撮影されました。 板尾創路の脱獄王(2010年公開) レオニー(2010年公開):日米合作映画

ドラマ作品

春の波涛(NHK大河ドラマ、1985年) 坂の上の雲(NHKドラマ、2009年~2011年) ごちそうさん(NHK連続テレビ小説、2013年10月~2014年3月) 花子とアン(NHK連続テレビ小説、2014年3月~2014年9月) わろてんか(NHK連続テレビ小説、2017年10月~2018年3月) 半分、青い。(NHK連続テレビ小説、2018年4月):主人公がデートで訪れるシーンが登場します。 エール(NHK連続テレビ小説、2020年3月~2020年11月) 虎に翼(NHK連続テレビ小説、2024年4月~2024年9月)

その他の作品

run for money 逃走中(2010年11月23日放送、フジテレビ系列):明治時代の東京という設定でゲームが行われました。 タイムスクープハンター(NHK総合テレビ) Fate/Zero:聖ザビエル天主堂など、明治村の建造物がモデルとして使用されています。 ゴールデンカムイ:建物の一部が作中のモデルとして利用されています。 新幹線変形ロボ シンカリオンZ(2021年6月25日放送、テレビ東京):重要なカギを握る場所として登場します。

明治村の建造物がモデルとなった作品

明治村に移設された建造物や復元された施設は、その独特なデザインや歴史的背景から、数々の作品にインスピレーションを与えています。

代表的な例

俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件:旧西郷従道住宅がモデルとなりました。 恋愛ラボ:私立藤崎女子中学校の校門は、明治村の正門がモデルです。 明治東亰恋伽(2019年4月~5月):テレビ神奈川ほかで放送された作品

観光地としての魅力

博物館明治村は、歴史的価値の高い建造物が集まるだけでなく、映像作品の舞台としての役割を果たしていることから、多くの観光客に愛されています。また、実際に撮影が行われた場所を訪れることで、作品の世界観に浸ることができる点も大きな魅力です。明治時代の文化や建築に触れながら、さまざまな作品の舞台裏を楽しめる場所として、訪れる価値があります。

博物館明治村

博物館明治村は、明治時代の貴重な建造物や街並みを復元した歴史的施設です。その特徴的な建築物や雰囲気を活かし、数多くの映像作品のロケ地としても利用されています。明治時代の文化や建築を体感できる観光地として、多くの人々に親しまれています。本記事では、明治村でロケが行われた作品や重要文化財として保存されている建造物について詳しくご紹介します。

明治村でロケが行われた主な映像作品

博物館明治村は、その歴史的建造物や街並みが数多くの映像作品にインスピレーションを与えています。以下に、明治村で撮影が行われた主な作品を挙げます。

NHK連続テレビ小説・大河ドラマ

坂の上の雲(NHK大河ドラマ、2009年~2011年12月):明治時代の雰囲気を再現する重要なロケ地となりました。 ごちそうさん(2013年10月~2014年3月):明治村の建物や街並みが撮影に使用されました。 花子とアン(2014年3月~2014年9月):明治時代の背景を表現するために撮影が行われました。 わろてんか(2017年10月~2018年3月):笑いをテーマにした作品の舞台として利用されました。 半分、青い。(2018年4月):主人公がデートで明治村を訪れるシーンが話題になりました。 まんぷく(2018年10月~2019年3月):昭和初期の街並みを表現するロケ地として使用されました。 エール(2020年3月~2020年11月):明治時代の雰囲気を再現する撮影が行われました。 虎に翼(2024年4月~2024年9月):最新作として明治村が登場しました。

その他のテレビドラマ・アニメーション

タイムスクープハンター(NHK総合テレビ):歴史的な背景を描く作品として、明治村の建造物が使用されました。 明治東亰恋伽(2019年4月~5月、テレビ神奈川ほか):明治時代を舞台としたドラマ作品で、重要なシーンの撮影が行われました。

明治村に保存されている重要文化財

博物館明治村には、国や地域の重要文化財に指定された建造物が数多く移設・復元されています。これらの建造物は、日本の歴史的建築を保存するために貴重な役割を果たしています。

保存されている建造物の一覧

旧西郷従道住宅(旧所在:東京都目黒区上目黒):明治時代を象徴する建築様式を持つ貴重な住宅です。 旧日本聖公会京都聖約翰教会堂:附属資料として建築関係資料が保存されています。 旧品川燈台:日本の近代化を象徴する建造物の一つです。 旧菅島燈台付属官舎2棟(主屋、倉庫):明治時代の灯台関連施設を保存しています。 旧札幌電話交換局舎:近代日本の通信技術を象徴する建築物です。 旧呉服座:附属品として幣串が保存されており、明治時代の劇場文化を伝えています。 旧三重県庁舎:附属資料として旧小屋束や建築関係図面が残されています。 旧山梨県東山梨郡役所:明治時代の地方行政を象徴する建物です。 旧伊勢郵便局舎(宇治山田郵便局舎):郵政事業の歴史を伝える建物で、現在は日本郵政株式会社が所有しています。 旧東松家住宅(旧所在:愛知県名古屋市中村区舟入町):附属資料として棟札が保存されています。 旧西園寺家興津別邸(坐漁荘):主屋や警衛詰所、供待及び門などが保存され、国の登録有形文化財に登録されていた経緯があります。

観光地としての魅力

博物館明治村は、単なる観光施設ではなく、明治時代の文化や建築を現代に伝える重要な役割を果たしています。また、映画やドラマのロケ地として利用されているため、作品のファンにとっては特別な体験ができる場所です。歴史的な建造物を訪れながら、明治時代の空気を感じられる明治村は、ぜひ訪れていただきたい観光地です。

Information

名称
博物館 明治村
(はくぶつかん めいじむら)
リンク
公式サイト
住所
愛知県犬山市内山1
電話番号
0568-67-0314
営業時間

4月~7月 9:30~17:00
8月 10:00~17:00
9月~10月 9:30~17:00
11月 9:30~16:00
12月~2月 10:00~16:00
3月 9:30~17:00

料金

大人 2,000円
大学生・シニア(65歳以上)1,600円
高校生 1,200円
中学生・小学生 700円
幼児 無料

駐車場
900台 1000円(12月~2月は500円)
アクセス

名鉄犬山線犬山駅からバスで約20分

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