賢林寺は、愛知県小牧市藤島町に位置する天台宗の寺院で、山号は藤島山です。尾張西国三十三観音霊場の第四番札所として多くの参拝者に親しまれています。
賢林寺は鎌倉時代初期、1206年(建永元年)に野田村(現在の春日井市熊野町)にある密蔵院の末寺として建立されました。その後、度重なる戦乱により建物が焼失しましたが、1570年(元亀3年)の室町時代末期に再興されました。
平安時代前期に制作されたとされる像高約80センチメートルの仏像で、2020年に国の重要文化財に指定されました。本像は秘仏として保管され、一般公開は行われていません。
像高109.4センチメートルで、鎌倉時代前期に制作されたと考えられています。
像高87センチメートルで、平安時代後期に制作されたと推定されます。この像は本尊「木造十一面観音菩薩坐像」の脇侍像として位置づけられています。
これらの仏像は小牧市内では稀少な遺例であり、制作当初の姿をよく保ち、優美な像容を見せています。しかし、本尊と同様に秘仏であり、拝観はできません。
愛知県小牧市藤島町居屋敷267
こまき巡回バスの「藤島」停留所で下車し、徒歩約3分で到着します。