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常満寺(犬山市)

(じょうまんじ)

常満寺は、愛知県犬山市に位置する浄土宗西山禅林寺派の寺院であり、山号は「日輪山」と称します。歴史あるこの寺院は、文化財や貴重な自然も併せ持つ魅力的な場所です。

概要

常満寺は、鎌倉時代中期の正応4年(1291年)、開山上人である定照東安上人によって創建されました。信州善光寺での祈願を通じて「尾州犬山郷有縁の地の民を教化せよ」との告げを受けたことが、その創建の由来です。山号と寺号の「日輪山 常満寺」は、開祖東安上人の「日輪、常に満てよ」に由来しています。

歴史

創建と発展

常満寺はその長い歴史の中で地域住民と深く関わりながら発展してきました。近年では2018年(平成30年)2月1日に発生した火災によって、国の登録有形文化財に指定されていた本堂をはじめとする多くの建造物が焼失しましたが、現在は再建が進められています。

文化財

登録有形文化財

鐘楼

寛政8年(1796年)に建築された鐘楼は、鬼瓦の銘にその由来が記されています。2007年(平成19年)12月5日に登録有形文化財に指定されました。

山門(犬山城城門)

江戸時代中期に建築され、国宝である犬山城の松の丸裏門を明治10年(1877年)に移築したものです。この薬医門形式の山門は、2007年(平成19年)12月5日に登録有形文化財に登録されました。現在は、名古屋工業大学の協力のもと文化財研究が進められています。

焼失した建造物

火災で焼失した建造物には、本堂や観音堂、大師堂、庫裏、玄関などが含まれます。これらは2018年8月27日付で登録有形文化財から抹消されましたが、現在復元が計画されています。

特徴的なツバキの木

境内には、熱田神宮の「太郎庵椿」に由来する「関戸太郎庵」や、中部地域を代表する品種である「常満寺」の原木が植えられており、その美しさが訪れる人々を魅了します。

現在の取り組み

焼失した建造物の再建を進めるとともに、地域の文化財としての役割を守るために研究活動が行われています。また、地域の歴史や文化を伝える場として、多くの人々が訪れることが期待されています。

アクセス

常満寺へのアクセスは、愛知県犬山市の中心部から近く、犬山城やその周辺の観光地と合わせて訪れるのに便利です。

おわりに

歴史的価値のある常満寺は、地域の文化と歴史を感じることができる特別な場所です。再建された際には、その新たな魅力と共に、多くの人々に親しまれることでしょう。

Information

名称
常満寺(犬山市)
(じょうまんじ)

犬山・瀬戸

愛知県