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もち菜

(もちな)

雑煮には欠かせない!尾張藩の武家も食した伝統野菜

愛知県尾張地方で、正月の雑煮に欠かせない伝統野菜が“もち菜”である。別名「正月菜」とも呼ばれている。菜=名、もち=持ち、「名を持ち上げる」食べ物として、江戸時代の尾張藩では、武家達が縁起担ぎに食していたとされる。見た目は小松菜に似ているが、葉の色が薄く柔らかい。葉肉は厚くシャキシャキとした食感が特徴。あまり日持ちがしないため、県外への流通はほとんどなく、地元でも生産量の減少により、あまり見かけなくなっている。そのため、代用品として小松菜が使われることも多くなっているそうだ。

旬 12月 1月

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名称
もち菜
(もちな)

犬山・瀬戸・一宮

愛知県