瀬戸蔵ミュージアムは、瀬戸市歴史民俗資料館を移転・拡充し、瀬戸蔵の2階・3階に設置された博物館です。ここでは、瀬戸焼を中心とした地域の文化と歴史を幅広く学ぶことができます。訪れる人々に「やきものの町・瀬戸」の魅力を伝える拠点として親しまれています。
瀬戸蔵ミュージアムは、平成17年3月19日に開館しました。館内は2階と3階の2フロアに分かれ、合計面積は約1,800㎡に及びます。2階では昭和30〜40年代の瀬戸の街並みや陶器工房を再現し、3階では1000年以上の瀬戸焼の歴史を大パノラマ展示で紹介しています。
2階には、以下の展示が設けられています:
かつての尾張瀬戸駅が再現されており、名鉄瀬戸線で使用されたモ750形754号の車両が展示されています。この車両は昭和3年製で、平成13年まで現役でした。運転席にも座ることができ、昭和時代の雰囲気を感じることができます。
木造の陶器工房「モロ」が再現され、陶器製造の工程が紹介されています。土を練る「クネット」や「真空土練機」などの機械が実際に稼働し、陶器製造の臨場感を体感できます。
児童向けの塗り絵や体験コーナー、瀬戸焼の茶碗で抹茶を楽しむことができる「蔵の庭」もあります。
3階では、瀬戸焼の歴史を辿る展示が行われています。
旧石器時代から現代までの瀬戸の遺跡や遺物が時系列で展示されています。特に、「古瀬戸」や「瀬戸ノベルティ」と呼ばれる洋風陶器人形などの製品が見どころです。
陶器製造に使用されていた道具が工程ごとに展示されています。手作業から機械化への変遷を学ぶことができます。
瀬戸蔵ミュージアムには以下の文化財が展示されています:
緑色の電車「モ754号」が展示され、昭和時代の瀬戸の雰囲気を再現しています。運転席に座ることができ、当時の車内アナウンスや効果音を楽しめます。
モロの外には焼成用の「石炭窯」と高さ約9mの煙突が復元されています。これらは瀬戸焼の繁栄を象徴する存在です。
瀬戸市内にある遺跡を紹介するコーナーでは、約3万年前の旧石器時代からの歴史を学ぶことができます。
瀬戸蔵ミュージアムは、瀬戸市の観光拠点として多くの観光客に利用されています。交通アクセスや入館料については公式ウェブサイトをご確認ください。
瀬戸蔵ミュージアムでは、陶器や地域文化を楽しみながら学ぶことができるため、家族連れや観光客におすすめのスポットです。