三光稲荷神社は、愛知県犬山市にある歴史ある神社で、犬山城の南側登城入り口近くに位置しています。針綱神社や犬山神社と共に犬山の文化的な見どころとして知られています。
三光稲荷神社の創建時期は明らかではありませんが、古くから犬山城主や地域住民の守護神として崇敬されてきました。元々は「三狐寺山」と呼ばれる場所(現在の丸の内緑地公園内)に鎮座していましたが、1964年(昭和39年)に現在の地に移されました。かつては神仏習合により「三光寺」とも呼ばれていましたが、明治時代の神仏分離政策により「三光稲荷神社」となりました。
三光稲荷神社の境内社である猿田彦神社は、「みちひらきの大神」として知られ、建築・災難除け・事業発展・交通安全など多くの御神徳があります。社務所では三光稲荷神社と猿田彦神社が併記されています。
姫亀神社は男女の良縁や夫婦和合、家内円満の神として信仰されています。特に縁結びを願う女性に人気があります。
境内には銭洗稲荷神社があり、ここで御神水を使ってお金を洗うと、そのお金が何倍にもなって返ってくると信じられています。清浄なお金を持つことで一家繁栄や子孫繁栄につながるとも言われています。
三光稲荷神社は赤い鳥居が連なる光景が印象的です。また、女性に人気のあるピンクのハート形絵馬が多数見られ、特にカップルや夫婦、女性グループでの参拝が目立ちます。ハートの絵馬には多くの願い事が書かれており、訪れる人々に癒しと希望を与えています。
境内には「おもかる石」と呼ばれる石があります。この石を持ち上げたときに軽いと感じれば、願いが叶うとされています。参拝者は目を閉じて願いを心に浮かべながら石を持ち上げ、その結果に一喜一憂します。
毎年7月22日には大祭日が行われ、赤い提灯(ほおずきちょうちん)に火を灯し参拝する伝統があります。また、木曽川では提灯を灯した巻き藁舟が川面を漂い、幻想的な風景が広がります。この風景は夏の風物詩として長く親しまれてきました。
三光稲荷神社は犬山城に近い立地とその歴史的な背景、女性に人気のある特徴的な絵馬や銭洗いの習慣など、多くの魅力を持つ神社です。犬山を訪れた際には、ぜひ足を運び、この神社の歴史とご利益を感じてみてください。