愛知県は、アサリの漁獲量で日本最高峰。主な産地は、伊勢・三河湾となり、中でも県内の漁獲量の9割を占める三河湾六条潟は、豊川上流からミネラルが多く含まれた良質の砂と水が流れ込むアサリの生息に適した干潟となっている。ここのアサリの旬は4月~6月。プリプリっとした身に、旨味が恐縮されたアサリは、大きいもので10センチ前後にもなる。貝を半開きにして網の上で焼き、酒と醤油でいただく「焼き大アサリ」はこの地方の名物だ。
旬 4月 5月 6月
三河湾のアサリ
大粒で食べ応えも抜群な三河湾のアサリ
渥美半島と知多半島に挟まれた三河湾は、浅瀬や干潟に恵まれ、砂地を好むアサリの絶好の生息地となっていることから、昔からアサリ漁も盛んに行われている。内湾に流れ込む河川が、豊富なプランクトンを運んでくるため、身が厚く、貝が閉じないほどにふっくらとしており、中には4センチを超える大粒なアサリもいるという。アサリは、味噌汁や酒蒸し、スパゲッティー 、バター焼き、 和え物、天ぷらなど、様々な料理で活躍する素材。三河湾は潮干狩り場としても人気のスポット。春から初夏の時期は家族連れなどで賑わう。
旬 3月 4月 5月 9月 10月