知立市歴史民俗資料館は、愛知県知立市にある郷土資料館です。 本館では、東海道五十三次の宿場町「池鯉鮒宿(ちりふしゅく)」の復元模型や、西中遺跡群の出土品など、知立の歴史と文化に関する貴重な資料が展示されています。
知立市歴史民俗資料館は、知立市図書館に併設されており、1987年(昭和62年)10月22日に開館しました。 前身は1978年(昭和53年)に開館した知立市郷土資料館で、郷土学習の場として利用されていましたが、収集資料の増大や建物の老朽化に伴い、新たな資料館が建設されました。 現在は、知立の歴史を深く学べる施設として、多くの市民や観光客に親しまれています。
知立市歴史民俗資料館の前身である知立市郷土資料館は、1978年(昭和53年)に開館しました。 当時の所在地は知立市広見2丁目1番地(現在の知立市立知立中学校の敷地北西角)で、法務局の建物を改装して利用していました。 この資料館では、知立の歴史や民俗資料を収集・展示し、小中学生の社会科教育や市民の郷土学習に役立てられていました。
しかし、収集資料の増加や建物の老朽化により、新たな資料館の建設が求められるようになりました。 そこで知立市は、資料館と図書館が一体となった複合施設の計画を立案し、1987年(昭和62年)に現在の「知立市歴史民俗資料館」を開館しました。
知立市歴史民俗資料館の入口は、かつて東海道池鯉鮒宿の入口に設置されていた木戸を模したデザインになっており、来館者を歴史の世界へと誘います。
館内では、知立の歴史や文化を学べる常設展示が充実しています。 常設展は「知立神社と知立まつり」「名所八橋」「池鯉鮒宿」の3つのテーマに分かれており、それぞれの特色を活かした展示が行われています。 また、年に数回、特別展や企画展も開催され、知立に関する新たな視点を提供しています。
江戸時代、東海道の宿場町として栄えた池鯉鮒宿の様子を、ジオラマや絵図を用いて解説しています。 また、当時の旅人が使用した浮世絵や旅道具なども展示されており、江戸時代の旅の雰囲気を感じることができます。
西中遺跡群の出土品を中心に、知立市における原始時代から中世にかけての歴史を振り返る展示が行われています。 土器や生活道具など、貴重な考古資料を通じて、当時の人々の暮らしを学ぶことができます。
知立市民から寄贈された昔の生活道具が展示されています。 また、復元された農家の様子も再現されており、かつての暮らしを実際に体感することができます。
内藤魯一(ないとうろいち)は、自由民権運動の闘士として板垣退助らとともに活躍した政治家です。 このコーナーでは、彼の自筆による憲法草案(複製)や、内藤家に伝わる兜などが展示されています。 自由民権運動の歴史に触れることができる貴重なスペースとなっています。
9時から17時(最終入館は16時30分まで)
無料(特別展・企画展は有料の場合あり)
知立市歴史民俗資料館へは、名鉄名古屋本線・三河線の「知立駅」から徒歩約10分で到着します。 駐車場も完備されているため、車での来館も可能です。
知立市歴史民俗資料館は、知立の歴史や文化を深く学べる施設です。 江戸時代の宿場町「池鯉鮒宿」や、考古資料、民俗資料、内藤魯一に関する展示など、見どころが豊富です。 また、入館無料で気軽に訪れることができるのも魅力のひとつです。 知立の歴史に触れながら、ぜひ素晴らしい時間を過ごしてみてください。