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安城産業文化公園 デンパーク

(あんじょう さんぎょう ぶんか こうえん)

花と緑に囲まれたテーマパーク

安城産業文化公園 デンパークは、愛知県安城市に位置する市立公園で、正式名称を「安城産業文化公園」といいます。「自然と親しみ」「花のある暮らし」をテーマにした施設として、県内外から多くの観光客が訪れる安城市を代表する観光スポットです。

園内には四季折々の花々が咲き誇り、年間を通じて約3,300種類、30万株の植物が楽しめます。高さ19メートルのデンマーク風車がシンボルとなっており、ほかにも、年に5回の鉢植え植物の入れ替えが行われる大温室「フローラルプレイス」や、レストラン、体験施設など、多彩な設備が整っています。

「日本デンマーク」の歴史を背景にした公園

安城市は、戦前から多角農業を推進し、農業先進国であるデンマークになぞらえて「日本デンマーク」と称されてきました。デンパークは、その歴史と誇りを背景に、「自然と親しみ、花のある暮らし」をコンセプトとして整備された公園です。広大な園内には、四季折々の花と緑があふれ、訪れる人々に癒やしと感動を与えてくれます。

四季を感じる花と緑の景観

デンパークの最大の魅力は、年間およそ3,300種・30万株にも及ぶ花と植物が織りなす豊かな景観です。春はチューリップやサクラ、夏は色鮮やかな花壇、秋はグラス類が風に揺れる情景、冬はイルミネーションと温室の花々が楽しめるなど、季節ごとに異なる表情を見せてくれます。

花の大温室 フローラルプレイス

園内の中心施設である花の大温室「フローラルプレイス」では、一年を通して花と緑を楽しむことができます。温室内にはデンマークの街並みをイメージした空間が広がり、季節ごとにテーマを変えたフラワーショーが開催されます。北欧テイストの雑貨や植物を扱うショップもあり、散策と買い物の両方を満喫できます。

子どもから大人まで楽しめる遊びのエリア

デンパークは「子どもも楽しいデンパーク」をテーマに、家族連れが安心して楽しめる施設が充実しています。2018年には大規模なリニューアルが行われ、屋外・屋内ともに新しいスタイルの遊び場が整備されました。

風車の広場

高さ19メートルのデンマーク風車がシンボルとなっている「風車の広場」には、全長55メートルのローラー滑り台や、国内最大級といわれる木製アスレチック遊具が設置されています。汽車や小屋をモチーフにした遊具は、子どもたちの想像力を刺激し、全身を使った遊びを通して運動能力や考える力を育みます。

屋内あそび場「あそボ~ネ」

天候に左右されずに遊べる室内施設「あそボ~ネ」は、小さなお子さま連れに特に人気です。「アクティブゾーン」では走る・登る・滑るといったダイナミックな動きが楽しめ、「ロールプレイングゾーン」ではお店屋さんごっこなどを通じて社会性を学ぶことができます。また、生後6~18か月の赤ちゃん専用の「ベビーゾーン」も設けられており、安心して遊ばせることができます。

食と体験を楽しむ施設

デンパークでは、花や遊びだけでなく、食や体験も大きな魅力のひとつです。園内には地元食材を活かしたレストランやカフェが点在し、安城ならではの味覚を堪能できます。

レストラン・グルメ

地ビール工房&レストラン「ホレ・フェスト」では、園内で醸造された地ビールとソーセージを楽しめます。また、和食処「ふるさと館」や農場レストラン「花車」では、地元の食材を使った料理が提供され、観光客にも好評です。ジェラートや軽食も充実しており、散策の合間に気軽に立ち寄ることができます。

体験プログラムとクラブハウス

ソーセージ作りや工作体験など、参加型のプログラムも豊富に用意されています。クラブハウスでは、子どもから大人まで楽しめる体験講座が開催され、旅の思い出づくりにも最適です。

お土産ショップ「マーケット」

デンパーク限定の商品や、地元の特産品を販売するショップもあります。特に「デンパークハム工房」のソーセージは、国際的な品評会で金賞を受賞するほどの人気商品です。

道の駅 デンパーク安城

デンパークに隣接する道の駅「デンパーク安城」は、「安城の楽しさ出発駅」をコンセプトとした施設です。地元特産のいちじくを使った加工品や、デンパーク内で製造された地ビール、ソーセージなどが並び、ここでしか購入できないオリジナル商品も多数そろっています。観光の締めくくりに立ち寄りたいスポットです。

植物展示の特色

デンパークの植物展示は非常に個性的で、色彩別・季節別・用途別など、さまざまな切り口で構成されています。従来の日本の植物園にはあまり見られなかった展示方法が採用されており、散策するだけで植物の奥深さを学ぶことができます。

多彩な植物コレクション

園内で育成・展示されている植物は約3,250種以上にのぼり、多くの植物が非公開のナーセリーで育てられたのち、園内に植栽されています。サルビアやギボウシ、グラス類、カラーリーフプランツなど、見どころは尽きません。

季節イベントとウィンターフェスティバル

年間を通じてさまざまなイベントが開催されるのもデンパークの魅力です。中でも冬に行われる「デンパーク ウィンターフェスティバル」は、北欧のクリスマスをイメージしたイルミネーションとライトアップが園内を彩り、幻想的な雰囲気を楽しめます。水のステージでは花火と光のショーが行われ、花の大温室ではクリスマスフラワーショーも開催されるなど、冬ならではの楽しみが満載です。

デンパークの歴史

デンパークは、1989年(平成元年)に安城市議会で「農業公園の建設についての要望書」が提出されたことから始まりました。その後、1992年(平成4年)に基本計画が策定され、1996年(平成8年)に安城都市農業振興協会が設立。総事業費140億円をかけて整備され、1997年(平成9年)に開園しました。

愛称の「デンパーク」は、一般公募によって名付けられ、かつて安城市が「日本デンマーク」と呼ばれていた歴史と、公園を意味する英語「パーク」を組み合わせたものです。また「デン」には「田園」や「伝統」といった意味も込められており、農業と文化を大切にする安城市の姿勢を象徴しています。

交通アクセス

公共交通機関

自動車

まとめ

安城産業文化公園 デンパークは、「日本デンマーク」と呼ばれた安城市の歴史を背景に、花・緑・遊び・食・体験を一体で楽しめる総合的な観光公園です。四季折々の景観、家族で楽しめる遊び場、地元の魅力を味わえるグルメとお土産、そして心に残るイベントの数々は、何度訪れても新しい発見を与えてくれます。安城市を訪れる際には、ぜひ時間をかけてゆっくりとデンパークの魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。

Information

名称
安城産業文化公園 デンパーク
(あんじょう さんぎょう ぶんか こうえん)

蒲郡・西尾・碧南

愛知県