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知立市

(ちりゅうし)

知立市は、愛知県の中部に位置し、西三河地方に属する都市です。古くから東海道の宿場町として栄え、歴史的な建造物や文化遺産が今も数多く残されています。名古屋市にも近く、交通の要衝として発展を遂げている知立市は、歴史と現代が調和する魅力的な街です。

知立神社とその歴史

知立市の象徴ともいえる知立神社は、景行天皇42年(112年)に創建されたと伝えられています。この神社は、延喜式神名帳にも記載されている格式高い式内社であり、三河国の二之宮として広く信仰を集めてきました。さらに、三島大社(静岡県)、熱田神宮(愛知県)と並び、東海道三大社のひとつにも数えられています。

知立神社の神官を務めた永見氏は、武士としても活躍し、知立城を築きました。戦国時代には、この地を治める永見氏の一族から、徳川家康の側室である於万の方(長勝院)が輩出され、結城秀康を生みました。今川家に属していた知立城は、桶狭間の戦い(1560年)を経て織田信長の勢力下に入りました。

東海道の宿場町「池鯉鮒宿」

江戸時代に入ると、知立市は東海道の39番目の宿場町として整備され、池鯉鮒(ちりゅう)宿として発展しました。この宿場町は、物資の集積地として重要な役割を果たし、馬市や木綿市などが開かれる経済の中心地となりました。池鯉鮒宿には、本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠35軒があり、人口は約1,620人であったと記録されています。

また、江戸幕府の将軍が上洛する際には、知立城跡地に建設された御殿が宿泊施設として利用されるなど、格式の高い宿場町としての地位を確立していました。

知立市の交通の要衝としての役割

知立市は、現在でも交通の要衝として発展を続けています。市内には、国道1号、国道23号(知立バイパス)、国道155号、国道419号が通り、名鉄名古屋本線と名鉄三河線が交差する知立駅が中心となっています。名古屋市の25km圏内に位置するため、同市のベッドタウンとしての側面もあります。

2016年からは、知立駅の立体交差事業が進行中で、市街地の再開発が行われています。これにより、さらなる都市機能の向上が期待されています。

知立市の地理と自然

知立市は、三河地方の中でも比較的小さな面積を持つ都市で、岡崎平野の平坦部に位置しています。市全域が標高20メートル以下と低く、市の北部には逢妻川、南部には猿渡川が流れています。

主要な河川

知立市の歴史的発展

古代から、知立市は知立神社の門前町として栄えてきました。平安時代末期には、重原荘が成立し、現在の刈谷市、豊田市、安城市にまで及ぶ広大な荘園が形成されました。鎌倉時代には、鎌倉街道の宿駅として八橋が設置されるなど、交通の要所となりました。

江戸時代には、東海道の宿場町として大いに繁栄し、馬市で全国的に有名となりました。現在でも、毎年秋には「知立まつり」が開催され、江戸時代の伝統を受け継ぐ山車文楽やからくりが披露されます。2016年には、「山・鉾・屋台行事」として、これらの文化がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

知立市の観光名所

知立市は、古くから東海道の宿場町として栄え、多くの歴史的建造物や文化財が残る街です。

名所・史跡

主な城郭

知立市には、戦国時代の名残を感じることができる城跡がいくつかあります。

主な寺院

知立市には、歴史ある寺院が数多く点在しています。

主な神社

知立市には、格式の高い神社も多くあります。

宿場町としての歴史

江戸時代、知立市は東海道の宿場町「池鯉鮒宿」として栄えました。

主要な街道

観光スポット

主な公園
文化施設

祭事・催事

主な祭事

知立市では、伝統的な祭りが開催されます。

知立市の名物

知立市の交通網

鉄道

知立駅は、名鉄名古屋駅まで快速特急または特急で約20分、東岡崎駅へは約10分、豊橋駅へは約30分と、交通の利便性が高い駅です。また、市内には東海道新幹線が通過していますが、新幹線の駅はありません。最寄りの新幹線駅は名古屋駅または三河安城駅となります。

バス
道路

まとめ

知立市は、歴史ある神社と宿場町の伝統を今に伝える町でありながら、交通の要衝としての役割を持ち、名古屋圏の都市開発の影響を受けて発展を続けています。歴史的な名所や文化遺産が多く残り、祭事や名物も魅力の一つで、歴史と現代が調和する知立市は、訪れる人々に多くの魅力を提供してくれます。ぜひ知立市の観光を楽しんでみてください。

Information

名称
知立市
(ちりゅうし)

蒲郡・西尾・碧南

愛知県