愛知県 > 蒲郡・西尾・碧南 > 高浜市やきものの里 かわら美術館
高浜市やきものの里かわら美術館・図書館は、愛知県高浜市にある公立の美術館と図書館が一体化した文化複合施設です。高浜市が誇る三州瓦をテーマにした日本唯一の美術館として1995年に開館し、2023年には図書館機能が追加されました。瓦に関する歴史や文化を学べる展示が充実しています。
高浜市は「日本三大瓦」のひとつである三州瓦の産地として知られています。1988年、市民の要望を受けて瓦をテーマとする美術館の建設が計画され、1995年に「高浜市やきものの里 かわら美術館」として開館しました。
初代館長は考古学者の稲垣晋也氏(皇学館大学教授)で、1996年には博物館法に基づく登録博物館となり、愛知まちなみ建築賞も受賞しています。
美術館の展示は、主に瓦の歴史と文化に関するものです。日本最古の白鳳文化期の瓦や、中国の紀元前11世紀の瓦など貴重なコレクションが展示されています。また、陶芸・写真・絵本原画などをテーマにした企画展も年4回開催されています。
2023年4月、旧高浜市立図書館の老朽化に伴い、かわら美術館に図書館機能が統合されました。2階の旧陶芸室を利用し、約20,000冊の書籍を所蔵する本館として機能しています。
建物は、かつて衣浦湾から瓦を運搬していた千石船をイメージして設計されています。入口には「日本一大きな鯱瓦」が設置され、周囲には瓦を使ったオブジェが点在しています。
高浜市やきものの里かわら美術館・図書館は、日本の伝統工芸「瓦」をテーマにした貴重な文化施設です。美術館としての展示に加え、図書館機能も備え、市民や観光客にとって学びと憩いの場となっています。瓦の歴史や文化に触れながら、ゆったりとした時間を過ごすことができるスポットとして、多くの人に親しまれています。