名古屋市の北から東にかけて広がる犬山・瀬戸・一宮エリア。観光の目玉は豊臣秀吉も入城した国宝・犬山城。また瀬戸は「瀬戸物」と呼ばれる陶器の産地としても有名です。
犬山・瀬戸・一宮にはリトルワールド、国分寺、御嶽山などの観光スポット、桜マラソン、濃尾大花火、桜まつりなどの観光イベント、ちくわ、手羽先、ひつまぶしなどのご当地グルメがあります。
犬山は、「尾張の小京都」と言われる歴史の長い都市で、愛知県北端に位置します。
瀬戸は観光都市として、各種イベントが沢山行われているエリアです。「せと・まるっとミュージアム」活動を展開しています。合言葉は「見せる魅せられるまち 瀬戸」になっています。「愛・地球博」の跡地は「瀬戸万博記念公園 愛・パーク」として開演しています。
一宮は、愛知県北西部で岐阜県と接している市です。特徴は国内毛織物の4割を占める毛織物生産地です。市内で開催される七夕祭りは夏の風物で日本三大七夕祭りの一つです。
犬山は、交通安全祈願の犬山成田山と「尾張のもみじでら」と呼ばれる寂光院、紅葉と萩の花が有名な善光寺、古墳の風景が何とも不思議な青塚古墳史跡公園、白山大明神と讃えられた「針鋼神社」や、子預け発祥の神社として知られる「尾張富士 大宮浅間神社」、一宮という地名の発祥の元にもなった「真清田神社」や、後光厳天皇の創建当時で有名な勅使門がある「妙興寺」や光明天皇の目の病気を平癒させた言い伝えが有名な「加茂神社」があります。
グルメなら犬山の特産品といえば「入鹿ハチミツ」や、名産の桃を使った和菓子の「若松屋阡壱」、同じく「ういろの大野屋」、げんこつ飴の各店舗は立ち寄っておきたいところです。
瀬戸なら何といっても有名な、「せとめし」である焼きそば、うなぎ、ごも飯(五目ご飯)は外せないところでしょう。一宮は定番の「きしめん」はまず食べておきたいところです。特にきしめんと赤味噌の「みそ煮込みうどん」は地元の方にも人気の高い商品です。
また、観光スポットとしては、日本最古の天守閣がある「国宝犬山城」や国宝茶席三名席の「庭園有楽苑」また夜には木曽川名物の「木曽川うかい」は押さえておきたいところでしょう。
また、犬山城主成瀬家伝来の歴史資料が見られる「城とまちミュージアム」も、見所満載です。夜のライトアップが綺麗な「138タワーパーク」や家族連れには嬉しい「木曽川緑地公園」なら子供も喜べるでしょう。見所満載の木曽川周辺エリアは、散策にも気合が必要です。
犬山城は、愛知県犬山市に位置する日本の歴史的な城郭で、尾張国と美濃国の境にあります。木曽川の南岸、標高約88メートルの丘に築かれた平山城で、「白帝城」の別名でも知られています。天守のみが現存し、江戸時代までに建造された「現存12天守」の一つであり、天守が国宝指定された5城のうちの一つでもあります(他の4城は姫路城、松本城、彦根城、松江城)。犬山城跡は国の史跡にも指定されており、日本で最後まで個人所有されていた城でもあります(2004年まで個人所有)。 城の概要 犬山城は尾張国と美濃国の境に位置し、木曽川沿いの高さ約88メートルほどの丘に築かれた平山城です。別名「白帝城」は、木曽川沿いの丘上...»
100万平方メートルの美しい丘陵地に、明治時代の建造物を保存・展示する大規模な野外博物館です。 1965年に開村し、国の重要文化財11棟を含む67件の明治時代の歴史的建造物が移築・復元されました。 この村では、建物を見学できるだけでなく、SLや京都市電に実際に乗車することもできます。 さらに、挙式ができる教会や、牛鍋を楽しめるお店もあります。また、様々なガイドツアーも用意されています。 明治村はテレビや映画のロケ地としても有名です。明治時代風の衣装を着て、明治のグルメを味わうこともおすすめです。 博物館明治村で最も人気のある建物は「帝国ホテル中央玄関」です。1923年に完成したこの建...»
野外民族博物館リトルワールドは、世界中から集めた本物の伝統建築物を展示し、世界各国の文化と暮らしを紹介するテーマパークです。広大な敷地内には、23ヶ国32の建物が展示され、訪れる人々は周遊路を歩きながら世界一周の旅を体感することができます。 日本最大級の敷地面積 リトルワールドの敷地面積は123万平方メートルに及び、日本のテーマパークでは第2位の広さを誇ります。愛知県犬山市と岐阜県可児市にまたがり、野外展示場や屋内展示室が広がっています。訪れる人々は、自由に散策しながら多様な文化や建築の魅力を堪能できます。 多彩なイベントが楽しめる リトルワールドでは、一年を通じてさまざまなイベントが...»
愛知万博(2005年に開催)の跡地が記念公園として大型都市公園。 園内は東海地方最大級の高さを誇る大観覧車や万博期間中に大人気だった「サツキとメイの家」、広々とした芝生広場、美しい庭園、アイススケート場、5.1kmのサイクリングコースなどがあり、一日中楽しむことができます。 週末にはグルメやスポーツ、マルシェなどの個性豊かなイベントが開催され、多くの人々が集まります。 四季折々に広がる美しい花々を眺めながらの散策もおすすめです。季節ごとに変わる風景は、訪れる人々に心豊かな時間を提供してくれます。 ジブリの魅力がつまったジブリパーク ジブリパークは、スタジオジブリの世界を表現した公園で...»
名古屋には独特の食文化があり、独創的な多くの名物料理がうまれている街だ。その中のひとつが”モーニングセット”。モーニングセットとは、朝、喫茶店でドリンクを注文すると、トースト、ゆで玉子などが無料サービスされるという東海エリア独特のシステムで、名古屋が発祥の地といわれている。現在は、喫茶店以外の飲食店でもモーニングセットが提供されており、うどんやおにぎりなどの和食メニューがついたり、トーストの代わりに自家製パンの食べ放題、朝だけでなく夕方までモーニングを提供するなど、様々な形で楽しめる。...»
「瀬戸焼きそば」は蒸した麺(普通の麺より茶色っぽいのが特徴、輪ゴムのような色)に、具はキャベツとしっかり煮て甘辛く味のついた豚肉のみの、シンプルな焼きそばである。調味は豚肉を煮込んで出汁をとり醤油で味付けをしたものを使う。鉄板の上で山のように麺とキャベツを焼き、最後にだし汁を上からドバーとかけると水蒸気で作っている人の姿が一瞬見えなくなると同時にいい香りがあたりに流れる。味わいはさっぱりしており、瀬戸の人には慣れ親しんだ味である。...»
文字通り、鮎の味噌田楽(でんがく)のこと。使用する魚は鮎に限らず、アジやキス、ハゼなど淡白な小魚が多い。これに串を打ち、ふっくら香ばしく焼き上げてから、田楽味噌をたっぷりと塗り、もう一度さっと焦げ目がつくぐらいにあぶって食べると、酒肴に最適な味覚となる。単純な料理だが味噌に趣向が凝らされており、鮎の場合はタテの葉をすって混ぜた苦味のあるたで味噌が基本。このほか木の芽味噌や、ゆず味噌などバラエティに富む。魚は不祝儀の時に限って切り身を使用することも。...»
「物価の優等生」と評価されつつも、消費に伸び悩みを見せていた鶏卵のブランド化に成功したのが一宮市浮野養鶏農業協同組合。生みたて卵の直売店もオープンさせた。箸で持っても壊れない黄身の甘さで、テレビや雑誌、ネット販売などでお馴染みとなった白玉の“尾張の卵”のほか、さらに旨みと栄養成分がパワーアップした赤玉の“尾張のおいしい卵”がある。おいしさの秘密はエサに海藻やサンゴ化石を加えること。これにより黄身が濃厚になるのだという。...»
まるで町全体が森のようにイチョウの木が生い茂る祖父江町。一斉に黄金色に染まる晩秋の風景は目を見張るばかりの美しさだ。木曽川がもたらす肥沃な大地で育つイチョウから採取されるぎんなんは、大粒でもっちりとした食感とほど良いほろ苦さで、都心の一流料亭でも高い評価を獲得。昔は米の凶作時の備蓄食糧として利用されていた銀杏だが、それを目的とした生産栽培の開始は祖父江町が最も古い。この町ではぎんなんのことを「ぎんこなつ」と呼んでおり、そこから翡翠色をしたかわいいイメージキャラクターが生まれた。 旬 10月 11月 12月 ...»
愛知県尾張地方で、正月の雑煮に欠かせない伝統野菜が“もち菜”である。別名「正月菜」とも呼ばれている。菜=名、もち=持ち、「名を持ち上げる」食べ物として、江戸時代の尾張藩では、武家達が縁起担ぎに食していたとされる。見た目は小松菜に似ているが、葉の色が薄く柔らかい。葉肉は厚くシャキシャキとした食感が特徴。あまり日持ちがしないため、県外への流通はほとんどなく、地元でも生産量の減少により、あまり見かけなくなっている。そのため、代用品として小松菜が使われることも多くなっているそうだ。 旬 12月 1月...»
1848年の創業以来、木曽川の伏流水と伝統の酒造技術による日本酒の仕込みを続ける「小弓鶴酒造」。その老舗酒蔵が地ビール醸造の腕を委ねたのはドイツ人女性マイスター・ナディアベッカー氏。女性ならではの細やかな目利きで、木曽川天然醸造水と、ドイツ産にこだわる原料(麦芽とホップ)を見事に融合させ、本場仕込みの無濾過・非加熱製法で、ビール本来の味わいを引き出した。工房の隣にあるレストラン「犬山ローレライ麦酒館」では、定番のピルスナーとバイツェンのほか、期間限定のスペシャルビールが味わえることもある。...»