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熱田神宮 宝物館

(あつた じんぐう ほうもつかん)

熱田神宮宝物館は、愛知県名古屋市熱田区の熱田神宮境内にある博物館で、1966年(昭和41年)に竣工し、同年12月に開館しました。古くから皇室や武家、一般庶民に至るまで多くの人々から献納された宝物を展示するこの施設は、歴史的価値が高く、特に刀剣類の名品が数多く所蔵されています。

施設の概要

熱田神宮宝物館は、1968年(昭和43年)には「歴史博物館」として登録され、6,000点以上の貴重な宝物を収蔵しています。これらの中には、国宝や重要文化財として指定されたものも含まれ、2010年(平成22年)現在で28件95点が国宝・重要文化財に、49件81点が県指定文化財に指定されています。

展示内容

館内では、毎月テーマを変えて行われる「平常展」や年に1回の「特別展」「企画展」が実施されています。刀剣類を中心に、古神宝、和鏡、舞楽面、古文書、什器など、多岐にわたる展示品があります。

注目の所蔵品

短刀「来国俊」(国宝)

鎌倉時代に作られた短刀「来国俊」は、長さ25.1cmで内反りが僅かにあり、来派の名工による傑作とされています。古来「熱田の来国俊」と称され、700年を経てもなお美しさを保っています。

金銅鶴丸文散兵庫鎖太刀(重要文化財)

鎌倉時代の兵庫鎖太刀で、総長94.1cm。金銅の装飾が施され、松と鶴丸文が高彫りで表現されています。華麗な太刀拵えとして知られています。

脇差「長谷部国信」(重要文化財)

南北朝時代の作品で、長さ40.8cm。威厳ある作風で、長谷部派特有の皆焼刃文が美しく表現されています。「熱田国信」として名高い一振りです。

熱田文庫と文化殿

宝物館の文化殿2階には「熱田文庫」があり、神道や宗教、郷土史に関する約30,000冊の書籍が収蔵されています。閲覧は館内のみで、外部貸出は行っていません。また、収容人数400名の講堂や会議室を備えた文化殿は、崇敬者向けに貸し出されています。

利用案内

宝物館

開館時間: 9時~16時30分(入館は16時10分まで)
休館日: 毎月最終水曜日とその翌日、12月25日~31日、その他随時
拝観料: 大人300円(団体250円)、子供150円(団体100円)

熱田文庫

閲覧時間: 9時~16時(閲覧請求15時30分まで)
休館日: 毎月最終水曜日とその翌日、年末年始、その他随時

アクセス情報

公共交通機関

バス

東門駐車場(300台)、南門駐車場(60台)、西門駐車場(40台)が利用可能ですが、年始時期は駐車不可です。

まとめ

熱田神宮宝物館は、歴史や文化に触れる絶好の機会を提供する施設です。国宝や重要文化財を間近で見ることができ、神道の歴史と文化を深く理解する場として多くの参拝者に愛されています。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

Information

名称
熱田神宮 宝物館
(あつた じんぐう ほうもつかん)

名古屋

愛知県