千代倉歴史館は、愛知県名古屋市緑区鳴海町に位置する歴史資料館です。この施設では、江戸時代から約400年にわたる千代倉家の歴史とその所蔵品が展示されており、訪れる人々に名古屋の商家文化を伝えています。
所在地は愛知県名古屋市緑区鳴海町相原町27。2023年(令和5年)11月4日に開館しました。建物は木造建築で、施工は宮大工の魚津社寺工務店が手掛け、2023年5月に完成しています。
千代倉歴史館に隣接する下郷家住宅(千代倉本家)の紅葉蔵および中蔵も展示の一部として公開され、2024年(令和6年)8月15日には国の登録有形文化財に指定されました。
千代倉家は伊勢国桑名から移り住んだ下里種政を祖とし、鳴海で商家として400年の歴史を持ちます。3代目当主の代に姓を「下里」から「下郷」に改め、屋号を「千代倉」としました。
2代目知足は松尾芭蕉と交流を持ち、鳴海六俳仙の筆頭として知られています。また、6代目学海は池大雅などの文化人とも交流を深め、風流と文芸を愛する家系でした。
2代知足の寛文8年(1668年)から13代玉麟斎の昭和19年(1944年)まで、約240年分の日記が所蔵されています。
初代下里久宗が作成した灯台で、油を自動補給する仕組みを持つ貴重な家宝です。
松尾芭蕉が林桐葉に贈り、後に千代倉家に譲られた貴重な遺品です。
芭蕉が詠んだ句を記念し建てられた石碑で、現在は移設されています。
1891年(明治24年)築の土蔵造2階建て瓦葺の蔵で、建築面積は91㎡。国の登録有形文化財に指定されています。
1893年(明治26年)築の土蔵造2階建て瓦葺の蔵で、建築面積は63㎡。こちらも登録有形文化財として認定されています。
名鉄名古屋本線「鳴海駅」東口から徒歩約4分。利便性の高い立地にあります。