真宗大谷派名古屋別院は、愛知県名古屋市中区にある真宗大谷派の寺院です。同派の別院として、真宗本廟(東本願寺)を本山と仰ぎ、通称「東別院」や「東御坊」、「名古屋東別院」と呼ばれています。開基は東本願寺第十六代法主・一如です。
真宗大谷派名古屋別院は、浄土真宗本願寺派の「西別院」に対し、「東別院」という通称で親しまれています。その歴史は長く、尾張藩第2代藩主・徳川光友による寄進を受けて設立されました。
元禄3年(1690年)、尾張藩主・徳川光友から古渡城跡地の寄進を受け、布教の拠点として設立されました。文化2年(1805年)には、五代惣兵衛による再建が行われ、1823年には新たな本堂が竣工しました。
明治時代には、愛知県庁や県議会の機能を担い、1874年には「名古屋博覧会」の会場として利用されました。その後、昭和20年(1945年)の名古屋大空襲により多くの施設が焼失し、戦後に再建されました。
現在の山門は昭和43年(1968年)に再建され、中央に釈迦如来像、右に弥勒菩薩像、左に阿難尊者像が安置されています。
元禄15年(1702年)に建立された本堂は、再建を経て現在は昭和41年(1966年)に再建されたものです。
布教使による法話が行われ、名古屋別院総務部や財務部が1階に設置されています。
元禄5年(1692年)に鋳造された梵鐘は、名古屋市指定文化財に登録されています。
江戸時代後期に建立されたと考えられ、戦災を免れた貴重な建造物で、土塀とともに登録有形文化財となっています。
以下は主な歴史的出来事の年表です。
紙本墨画淡彩四季山水図(六曲屏風一双)が国の重要文化財に指定されています。
東門及び土塀が登録されています。
梵鐘が名古屋市の指定文化財です。
以下は名古屋別院へのアクセス情報です。
真宗大谷派名古屋別院は、その長い歴史や貴重な文化財を通じて、名古屋市内外から訪れる人々に仏教の教えを伝えています。文化的価値の高い寺院として、訪れる価値のある観光スポットです。