日吉神社は、愛知県名古屋市名東区上社にある神社で、地域の歴史と信仰を深く刻んできた場所です。ここでは日吉神社の概要や歴史、信仰、そして名所について詳しくご紹介します。
日吉神社の創建年代は明確ではありませんが、(旧)上社村の丘の上にあった山王社は古くからこの地域の鎮守社として人々の信仰を集めていました。社蔵にある1640年(寛永17年)の棟札や『寛文村々覚書』の記述から、少なくとも江戸時代以前には創祀されていたと考えられています。
かつて日吉神社の「奥の院」からは鬼門、丑寅の方角に霊峰御嶽山が望めました。御嶽信仰は創建当時からこの地で続けられ、「伊勢に七度、熊野に三度、日吉御嶽百度詣り」と言われるほど深い信仰がありました。現在も氏子総代による御嶽参拝は年に1回欠かさず行われています。
日吉神社の「奥の院」への階段は四十八段あり、「四苦八苦を乗り越える」という意味が込められています。頂上には御嶽山頂の御嶽神社から拝受した「神石」と「霊神碑」があり、それぞれ「足の碑」や「勇者の碑」として親しまれています。これらに触れ祈ることで、御嶽明神や先人たちの加護を受けられると信じられています。
日吉神社は、名古屋市名東区における歴史的・宗教的な中心地であり、地域の人々の信仰を集め続けています。御嶽信仰や「足の碑」「勇者の碑」などの名所も訪れる価値があり、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。