きよめ餅総本家は、愛知県名古屋市熱田区に本店を構える歴史ある和菓子店です。 特に「きよめ餅」と呼ばれる羽二重餅で漉し餡を包み、「きよめ」の焼き印が押された菓子で知られ、熱田神宮の名物土産として多くの参拝者に親しまれています。
きよめ餅の起源は、1785年(天明5年)頃に設けられた「きよめ茶屋」まで遡ります。この茶屋は熱田神宮参拝者の旅の疲れを癒す場所として利用されていました。 その後、地域の名物を作ろうという思いから、初代・新谷栄之助が「きよめ餅」と名付けた和菓子を考案しました。 戦前には今の名鉄神宮前駅近くで販売され、参拝者の人気を集めたことで、現在の本店の位置へ移転し、名古屋の名物となりました。
きよめ餅は、伝統的な漉し餡入りのものに加え、3代目が考案した栗入りのバリエーションも販売されています。また、お祝い向けの紅白きよめ餅も提供されており、幅広い場面で親しまれています。 洋菓子店としての歴史もあり、現在では洋風の和菓子も店頭に並び、多様な商品ラインナップを誇っています。
きよめ餅総本家は愛知県名古屋市熱田区を中心に展開しています。 本店以外にも店舗を構えており、参拝者や観光客に利用されています。
毎月15日に熱田神宮で行われる献茶会に合わせて「藤団子」が販売されます。この和菓子は、地元の伝統行事と深く結びついており、限られた日にしか手に入らないため、多くの和菓子愛好家に人気です。
きよめ餅総本家は、熱田神宮とともに名古屋の文化と歴史を感じられる和菓子店です。その伝統的なきよめ餅をはじめとする多彩な商品ラインナップは、観光客にも地元の人々にも愛されています。 名古屋観光の際には、ぜひ立ち寄ってその味わい深い和菓子を楽しんでみてください。