愛知県 > 名古屋 > 香積院

香積院

(こうじゃくいん)

香積院は、愛知県名古屋市昭和区川名山町に位置する曹洞宗の寺院です。山号は味岡山(あじおかさん)と称され、歴史ある寺院として知られています。その美しい佇まいと境内の見どころから、多くの参拝者や観光客が訪れる場所となっています。

香積院の沿革

寺院創建の経緯

香積院の歴史は、貞享4年(1687年)に遡ります。当時、名古屋市久屋町(現在の久屋大通付近)の豪商であった味岡次郎九郎が、早逝した一人娘の菩提を弔うため、現在の寺地を寄付して寺院を建立しました。

創建当初、この寺院は多聞寺と名付けられました。この名称は、源頼朝が建立したと伝えられる多聞寺の山門を移築し、その寺号を拝領したことに由来しています。しかし、元禄2年(1689年)に寺号が香積院と改められ、現在に至っています。

歴史的建造物

香積院には、創建当時に移築されたとされる総門山門が残されています。特に山門は、丸い入口を持つ独特な形状から、「丸門」または「龍門」とも呼ばれています。

香積院の見どころ

永平寺開祖・道元直筆の一葉観音画像

香積院は、永平寺の開祖である道元が直筆したとされる一葉観音画像を所蔵しています。この貴重な画像を元に、西村公朝氏が制作した一葉観音像が観音堂に安置されており、訪れる人々に深い感動を与えています。また、西村公朝氏が監修した美しい天井画も観音堂を彩っています。

境内のシダレザクラ

香積院の境内には、見事な大木のシダレザクラがあり、春になると美しい花が咲き誇ります。特に3月後半頃には、多くのカメラ愛好家や観光客が訪れ、その姿を写真に収めています。このシダレザクラは、香積院の春を象徴する景観の一つです。

香積院の文化財

建物と景観

香積院の総門や山門は、歴史的価値の高い建築物として知られています。また、寺院全体の佇まいが美しく整えられており、訪れる人々に静寂と癒しを提供しています。

伝統と現代の融合

香積院は、歴史を尊重しながらも現代的な芸術表現を取り入れています。特に一葉観音像や天井画はその象徴であり、伝統と現代の融合が感じられる場所となっています。

アクセスと周辺情報

香積院へのアクセス

香積院は、愛知県名古屋市昭和区川名山町に位置しており、交通の便も良好です。公共交通機関や自家用車での訪問が可能で、境内には駐車場も用意されています。

まとめ

香積院は、歴史的な建築物や貴重な文化財、美しいシダレザクラなど、見どころが豊富な寺院です。その静寂な空間と豊かな歴史は、訪れる人々に癒しと感動を提供します。名古屋を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

Information

名称
香積院
(こうじゃくいん)

名古屋

愛知県