マンドリンの音の博物館は、愛知県名古屋市昭和区に位置する楽器博物館です。世界でも珍しい、マンドリンを専門に扱う唯一の博物館として知られています。
この博物館は、館長でありマンドリン奏者でもある南谷博一氏によって設立されました。南谷氏は、かつて自身が経営していた薬局を改装し、1995年(平成7年)5月8日にこの博物館を開館しました。
館内には、南谷氏が長年にわたり世界中から収集したマンドリン関連の貴重な資料や楽器が展示されています。その中には、イタリアのガエタノ・ヴィナッチャやR・マウリといった著名な製作者の作品、そして日本で初めてマンドリンを製造した鈴木政吉氏の初期のマンドリンなどが含まれています。また、SPやLP、EPレコードやCDといった音源も多数所蔵されており、有料で試聴することができます。
マンドリンは、イタリアで発展した弦楽器で、その美しい音色が世界中の音楽愛好家を魅了してきました。この博物館には、マンドリン製作の歴史を物語る貴重な資料が多数展示されています。
特に、日本でマンドリン製作の先駆者として知られる鈴木政吉氏の初期のマンドリンは注目すべき展示品です。鈴木政吉氏(1859年 - 1944年)は、独学でヴァイオリン製作技術を習得し、1900年(明治33年)のパリ万国博覧会で入賞するなど、その技術力が高く評価されました。
10:00 - 17:00(最終入館は16:30まで)
毎週月曜日、毎月第1日曜日、年末年始、臨時休館日
マンドリンの音の博物館は、美しい音色を奏でるマンドリンの魅力を深く学べる貴重な施設です。楽器の歴史や製作技術、音楽の奥深さに触れることができるこの博物館は、音楽好きの方や歴史愛好家にとって必見の場所です。ぜひ訪れて、その奥深い世界を体感してください。