名古屋大学博物館は、愛知県名古屋市千種区にある名古屋大学構内の博物館です。多岐にわたる分野の資料を展示し、学術的価値の高い収蔵品を有しています。教育や研究に寄与するだけでなく、一般市民にも知識を提供する施設として、親しまれています。
名古屋大学博物館は、全国で5番目の国立大学総合博物館として2000年に開設されました。前身である「名古屋大学総合研究資料館」は、1982年に学内施設として設立され、その後、多くの寄付を受けて資料館としての整備が進められました。現在では約110万点の収蔵資料を誇ります。
名古屋大学博物館は「キャンパスミュージアム構想」に基づき、2003年には野外観察園とセミナーハウスを整備しました。2007年には耐震改修とバリアフリー化が行われ、3階には「ミュージアムサロン」が開設されました。常設展示や特別展、企画展を通じて、訪問者に知識を提供し続けています。
2013年には、地球科学などの自然科学分野で教育や研究の連携を深めるため、名古屋市科学館との相互協力協定を締結しました。これにより、地域の学術・教育ネットワークの中核として、さらにその役割を広げています。
館内では以下のような展示が行われています:
名古屋大学博物館が管理する野外観察園は、約4,230平方メートルの緑地を有しています。この観察園には、約600種の野外植物と200種の温室植物が生育し、貴重な絶滅危惧種も含まれています。自然環境に触れる場として一般公開されています。
博物館では、年1回の特別展や年数回の企画展が開催されています。これらの展示では、科学や自然、歴史、文化に関するさまざまなテーマが取り上げられます。
不定期に開催される「NUMCo(Nagoya University Museum Concert)」は、展示室内で行われるユニークなコンサートです。音楽を通じて博物館を楽しむ新しい体験を提供しています。
博物館の開館時間は火曜日から土曜日の10:00~16:00(入館は15:30まで)です。日曜日と月曜日は休館日となります。入館料は無料で、どなたでも気軽に訪れることができます。
博物館へは以下の方法でアクセス可能です:
名古屋大学博物館は、教育や研究の場としてだけでなく、一般市民にも多様な知識を提供する貴重な施設です。その充実した展示内容や自然観察の機会は、多くの人々に新たな発見をもたらしています。名古屋を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。