八劔社は、愛知県名古屋市天白区野並に位置する歴史ある神社です。この神社は地域の守護神として古くから信仰を集めており、現在では9柱の祭神を祀っています。
概要
八劔社は、野並地区の氏神として親しまれています。主祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)であり、他の8柱の神々を合わせて「八劔大神」と総称しています。
また、境内には野並招魂社があり、太平洋戦争で野並から出征し犠牲になった方々が祀られています。さらに、山神社、田神社、神明社、秋葉社、欠ヶ上神明社といった社も併設されています。
歴史
八劔社のすぐ北側にはかつて「梅野古墳群」があり、境内自体も古墳であった可能性が指摘されています。そのため、野並村の集落は古墳時代から続いていると考えられます。
年表
- 1670年頃:『寛文村々覚書』に「野並村 諸役免許」と記載され、八劔社が千秋家や祢宜の持分ではなかったことが示されています。
- 1844年(天保15年):『尾張志』に「八劔ノ社」と記され、当時から野並村の氏神とされていました。
- 1872年(明治5年):7月28日に「村社」として認定。
- 1912年(大正元年):六所神社と熱田社の祭神が合祀されました。
- 2009年(平成21年):欠ヶ上神明社が郷下川沿いから境内に遷座されました。
御祭神
- 日本武尊(やまとたけるのみこと)
- 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
- 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
- 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
- 月読尊(つくよみのみこと)
- 蛭児尊(ひるこのみこと)
- 素盞嗚尊(すさのおのみこと)
- 宮簀媛命(みやずひめのみこと)
- 建稲種命(たけいなだねのみこと)
行事
八劔社では年間を通じて様々な祭事が行われています。
- 1月1日:初詣で
- 1月3日:歳旦祭・新年初祈祷祭
- 1月14日:左義長(どんど焼き)
- 2月11日:紀元祭
- 4月上旬:祈年祭・招魂社祭
- 4月29日:昭和祭
- 7月上旬:夏越祭(おまんとまつり)
- 8月15日:終戦記念平和祈願祭
- 10月第四日曜日:例大祭
- 11月:七五三詣り
- 12月18日:秋葉祭・火防祈祷祭
- 12月31日:大祓神事・除夜祭
交通アクセス
鉄道
名古屋市営地下鉄桜通線 野並駅2番出口より徒歩約1分。
道路
東海通(名古屋市道東海橋線)および愛知県道59号名古屋中環状線を利用。
八劔社は地域の歴史と文化を深く感じることのできる貴重な場所です。訪れる際には、神社の荘厳な雰囲気と美しい自然を堪能してください。