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志段味古墳群

(しだみ こふんぐん)

志段味古墳群は、愛知県名古屋市守山区上志段味地区および瀬戸市鹿乗町一帯に広がる古墳群です。現在も7基の古墳が国の史跡として指定されており、歴史的な価値が高く、地域の文化遺産として注目されています。

概要

志段味地区を中心とした古墳群は、東谷山の麓から龍泉寺にかけて広がり、さらに尾張旭市や瀬戸市を含む庄内川両岸の河岸段丘に点在していました。一時は100基以上の古墳が存在していたとされていますが、戦前の軍の演習場としての利用や、戦後の土地払い下げ、開発に伴う区画整理によって、多くの古墳が失われました。

しかし、上志段味地区には現在も多くの古墳が残されており、志段味古墳群または上志段味古墳群として知られています。これらの古墳は、4世紀から7世紀にかけて築造されたと考えられており、名古屋市内の古墳のおよそ6割がこの守山区に位置しています。

国の史跡指定

志段味古墳群の中で特に注目される白鳥塚古墳は、1972年(昭和47年)に国の史跡に指定されました。その後、2014年(平成26年)には尾張戸神社古墳、中社古墳、南社古墳、志段味大塚古墳、勝手塚古墳、東谷山白鳥古墳の6基が追加で史跡に指定され、志段味古墳群の名称で国の文化財となりました。

代表的な古墳

東谷山の古墳

志段味古墳群の中心には、以下のような代表的な古墳が存在します。

白鳥塚古墳群

白鳥塚古墳は志段味古墳群の中でも特に有名で、東谷山白鳥古墳やその他周辺の古墳とともに「白鳥古墳群」として位置付けられています。

大塚古墳群

大塚古墳群(大塚遺跡)は志段味古墳群の一部を形成し、以下の古墳が含まれます。

大久手古墳群

大久手古墳群には以下の古墳があります。

その他の古墳

勝手塚古墳も重要な古墳の一つとして知られています。

「歴史の里」構想

名古屋市は志段味古墳群とその周辺の自然環境を活用し、「歴史の里 志段味古墳群」として整備する計画を進めています。このプロジェクトでは、2005年(平成17年)から発掘調査が行われ、古墳の歴史的価値を広く伝える取り組みが進行中です。

さらに、2019年(平成31年)4月1日には、ガイダンス施設として「体感! しだみ古墳群ミュージアム」(愛称:SHIDAMU / しだみゅー)がオープンしました。この施設では、志段味古墳群の歴史や出土品について学べるだけでなく、体験型の展示を通じて古墳時代の文化を楽しむことができます。

アクセス

志段味古墳群へのアクセスは以下の通りです。

志段味古墳群は歴史と自然を楽しむことができる貴重なスポットです。古墳時代の雰囲気を味わいながら、歴史の奥深さに触れてみてはいかがでしょうか。

Information

名称
志段味古墳群
(しだみ こふんぐん)

名古屋

愛知県