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志段味大塚古墳

(しだみ おおつか こふん)

志段味大塚古墳は、愛知県名古屋市守山区に位置する貴重な前方後円墳であり、志段味古墳群の一部として国の史跡に指定されています。歴史的な価値を持つこの古墳は、周囲の自然環境とともに訪れる人々に感動を与えています。

志段味大塚古墳の概要

志段味大塚古墳は、大久手池周辺に広がる古墳群の中で最大規模を誇る前方後円墳です。周辺地域は「大塚遺跡」とも呼ばれ、この古墳は「大塚1号墳」という別名でも知られています。

歴史的背景と発掘調査

1923年(大正12年)、京都帝国大学の梅原末治による発掘調査で、後円部から主体部が発見され、多くの副葬品が出土しました。しかし、その後長らく放置されていました。1982年(昭和57年)と1983年(昭和58年)には名古屋大学による測量調査が行われ、2005年(平成17年)以降は名古屋市教育委員会による調査が進められています。

規模と構造

志段味大塚古墳は帆立貝形古墳の形式を持ち、全長は約55メートル、後円部の直径は約40メートルです。墳丘には円筒埴輪が置かれ、墳裾部には河原石の葺石が施されています。また、後円部にはテラス面が確認されており、右側のくびれ部には造出が付設されていたとされています。

主体部の特徴

1923年の発掘調査では主体部が確認され、2008年(平成20年)の調査で新たに別の主体部が発見されました。新規主体部は朱塗りの木棺が埋葬されていたと推測され、漆塗りの盾の痕跡も確認されています。

出土品

発掘調査により、以下のような貴重な遺物が出土しました。

アクセス情報

志段味大塚古墳へのアクセスは以下の通りです。

訪れる際のおすすめポイント

志段味大塚古墳は、歴史的価値が高いだけでなく、自然に囲まれた静かな環境で古代のロマンを感じることができます。出土品を収蔵している施設もぜひ訪れて、古墳文化の魅力に触れてみてください。

Information

名称
志段味大塚古墳
(しだみ おおつか こふん)

名古屋

愛知県