白鳥公園は、愛知県名古屋市熱田区に位置する都市公園です。名古屋国際会議場や南広場、白鳥庭園を中心に構成され、旗屋町や白鳥町にある地域の公園や古墳公園「白鳥御陵」を含みます。桜の名所としても名高く、市民や観光客に親しまれています。
名古屋国際会議場は、かつて林野庁の白鳥貯木場および国鉄白鳥駅があった場所に建設されました。昭和60年代までに跡地が名古屋市によって取得され、公園や住宅地として整備されました。1989年(平成元年)の世界デザイン博覧会では、このエリアが白鳥会場として利用されました。
公園の北端には名古屋国際会議場があり、中央部には「オアシス広場」や「創造の柱」が設置されています。南端には、貯木場の名残である太夫堀や中部森林管理局名古屋事務所の「熱田白鳥の歴史館」が隣接しています。また、堀川の護岸が整備されており、親水公園としての機能を有しています。
船乗り場としても活用されており、堀川を遡る遊覧船や御園座の出演者による伝統的な船乗り込みなどが行われます。
白鳥公園内に位置する白鳥庭園は、日本庭園として整備されており、広大な池を中心にした池泉回遊式庭園が特徴です。1989年の世界デザイン博覧会では「日本庭園」としてパビリオンの役割を果たし、その後整備が進められ、1991年に正式にオープンしました。
白鳥庭園の対岸には旗屋町公園があり、白鳥古墳が併設された歴史あるエリアです。こちらのエリアへは御陵橋(人道橋)を通じてアクセスできます。
白鳥庭園は東海地方随一の規模を誇る日本庭園で、中部地方の地形をモチーフとしています。御嶽山に見立てた築山や木曽川、伊勢湾に見立てた池などが設置され、自然の雄大さを感じられる設計です。
清羽亭は本格的な数寄屋建築の茶室で、茶会などに利用されています。汐入亭では庭園を眺めながら抹茶を楽しむことができます。
園内には全国でも珍しい三つの音色を奏でる水琴窟があります。訪れた際にはぜひ耳を傾けてみてください。
駐車場が600台完備されており、1日700円で利用可能です。
名古屋市営地下鉄名港線「日比野駅」、名城線「西高蔵駅」または「熱田神宮西駅」より徒歩約10分です。
白鳥庭園は、名古屋市営地下鉄名城線「熱田神宮西駅」4番出口から徒歩約10分、または名古屋市営バス「白鳥橋」停留所や「熱田生涯学習センター」停留所から徒歩3分です。正門には40台分の駐車場も完備されています。
白鳥公園と白鳥庭園は、名古屋市内における自然と歴史、文化を楽しめるスポットです。四季折々の景色を堪能しながら、散策や文化体験を通じて心癒されるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。