滝の水公園は、愛知県名古屋市緑区篠の風に位置する地区公園です。この公園は、1989年(平成元年)に開園し、名古屋市内でも有数の夜景スポットとして知られています。360度の眺望が広がり、昼間の散策や軽い運動、夜には美しい夜景を楽しむことができるため、多くの人々に親しまれています。
滝の水公園の場所には、1931年(昭和6年)から1950年(昭和25年)まで「名古屋薬学専門学校」がありました。その後、名古屋市立大学薬学部へと統合され、跡地は長らく空き地として放置されていました。
1959年(昭和34年)9月の伊勢湾台風では、倒壊家屋から出た廃材やゴミの集積所として利用されました。その後、これらのゴミの上に土をかぶせ、公園として整備された経緯があります。そのため、現在も公園内にはゴミから発生するガスを抜くための配管が見られることがあります。
「滝の水公園」と名付けられていますが、公園が位置するのは「篠の風」という地域です。この名は周辺の地名に由来するものと考えられます。
滝の水公園は、新興住宅地の中にある小高い丘に位置し、標高は34.79メートルです。長い階段を登ると、見晴らしの良い芝生広場が広がり、名古屋市内を一望できます。遊歩道や子供向けの遊具も設置されており、昼間は家族連れや散歩を楽しむ人々で賑わいます。
特に、夕暮れ時から夜にかけては名古屋駅や名古屋港の明かりが一望でき、360度のパノラマ夜景が楽しめるため、カップルや写真愛好家に人気です。マジックアワーの美しい空、初日の出の感動的な瞬間など、どこを切り取っても絵になるスポットとして親しまれています。
滝の水公園へのアクセスは、名古屋市営地下鉄桜通線の「鳴子北駅」「相生山駅」「神沢駅」「徳重駅」から市営バスを利用し、「滝の水公園」バス停で下車すると便利です。
駐車場も完備されていますが、17時以降は閉鎖されるため、夜景を楽しむ際には公共交通機関の利用をおすすめします。また、公園は治安が良く、安心して訪れることができますが、夜間は足元に注意してください。
「滝の水公園」は、緑区の住宅街にありながら自然と夜景を楽しめる貴重なスポットです。昼は散歩や運動、夜は夜景を楽しむ場として、多くの市民に愛されています。軽いドライブや家族でのピクニック、カップルのデートコースなど、さまざまな用途で訪れることができる公園です。ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。