戸田川緑地は、愛知県名古屋市中川区と港区にまたがる広大な都市公園で、市の南西部において最大規模を誇ります。「健康とスポーツの里」をテーマに整備が進められ、地域住民に愛される憩いの場となっています。
戸田川緑地は、南地区、中央地区、北地区の3つのゾーンに分かれており、それぞれ異なる特徴と魅力を持っています。南北に約2.5km、東西に約0.5kmにわたる広大な敷地には、農業文化園やスポーツ施設、自然豊かなエリアなど、多彩な施設が揃っています。
南地区は、農業文化園や「とだがわこどもランド」など、家族で楽しめる施設が充実しています。このエリアは「陽の郷(ひなたのさと)」の愛称で親しまれ、芝生広場やバーベキュー場、ピクニックエリアが広がります。隣接する農業文化園では、地元の農産物販売や季節ごとのイベントも開催されます。
主な施設には、以下があります。
来客数が最も多く、自然と触れ合える場として大人気です。
中央地区には、パターゴルフ場やインラインスケート場、おもしろ自転車コースなど、スポーツを楽しめる施設が点在しています。また、自然観察や体験活動ができる「とだがわ生態園」もあり、地域の豊かな生態系を学ぶ場としても活用されています。散策道や芝生広場では、のんびりと過ごすことも可能です。
北地区は、現在整備が進められているエリアで、健康とスポーツをテーマにした施設が計画されています。このエリアでは、市民、企業、行政が協力し、「なごや西の森づくり」として植樹活動が進行中です。
戸田川緑地の南地区に位置する農業文化園は、「農業の大切さと花を愛する心を育む施設」として1989年に開園しました。施設内には、農業科学館やフラワーセンター、花と野菜のにじ色農場があり、農業や自然に触れながら学ぶことができます。
農業科学館では、昔の農具や世界の昆虫標本を展示しています。また、農業技術の歴史を学べるコーナーや企画展示があり、子どもから大人まで楽しめる内容です。
フラワーセンターには、ランや熱帯植物を展示する温室が4つあり、季節を問わず美しい花々を鑑賞できます。イベント時には花に関するワークショップも開催されます。
花工場では、市内の公園や街路に植えられる花苗の生産を行っています。一部施設は公開されており、苗の生産過程を見学することが可能です。
約1,000平方メートルの丘に、パンジーやネモフィラ、コキアなどが咲き誇り、一年を通じて花を楽しむことができます。写真撮影に最適なフォトスポットとしても人気です。
「なごや西の森づくり」の一環として整備された自然観察や体験活動が楽しめる場所です。2008年(平成20年)4月に供用が開始され、戸田川のほとりで自然の魅力を堪能できます。
2000年(平成12年)より、市民・企業・行政の協力によって苗木の植樹が始まり、次世代に伝える豊かな森を育てています。以下の活動が行われています。
市民参加型の自然活動を通じて、森の成長を見守りながら楽しむことができます。
中央地区のスポーツ施設や南地区のデイキャンプ場で、家族や友人と一緒に楽しめるアクティビティが豊富です。
とだがわ生態園やとだがわの森では、自然観察や環境学習が体験でき、自然の豊かさを学ぶことができます。
季節に応じた花々やイベントが開催され、多彩な楽しみ方が提供されています。
南地区の第1駐車場は、国道302号(名古屋環状2号線)の南陽中学校交差点から東海通を西進し、南陽支所交差点を北へ向かいます。通常は駐車料金無料ですが、イベント時には有料となる場合があります。
戸田川緑地は、名古屋市民にとって大切な憩いの場であり、健康、スポーツ、農業、自然など多岐にわたるテーマを持つ公園です。家族連れや個人での訪問にも適しており、四季折々の景色やイベントを楽しむことができます。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。