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善光寺(名古屋市)

(ぜんこうじ)

善光寺は、愛知県名古屋市港区に位置する浄土宗の寺院で、山号は臨江山です。この寺院は、信州長野にある善光寺の分身を祀る目的で建立されました。その長い歴史と独特の文化的意義から、地域の人々に親しまれています。

歴史

善光寺燈明講の設立

1887年(明治20年)頃、愛知県愛知郡で善光寺燈明講が組織されました。その本尊として、信州長野の善光寺如来の分身が安置され、千種区元古井に奉安所が設立されたのが始まりです。

臨江寺から善光寺への改称

1913年(大正2年)、西山浄土宗総本山光明寺の住職、勝川相善大僧正が当地に隠棲しました。その弟子である岩田善如上人が1916年(大正5年)、京都府乙訓郡の臨江寺の寺号を奉安所に移し、さらに1923年(大正12年)に臨江寺を善光寺と改称しました。

近代から現代へ

前本堂は1927年(昭和2年)に竣工し、太平洋戦争や伊勢湾台風といった困難を乗り越え、長らく念仏道場としての役割を果たしてきました。現本堂は2009年(平成21年)秋に完成し、堂内には善光寺縁起を描いた二十四枚の額装絵が掲げられています。

境内と特徴

独特な文化的展示

善光寺縁起絵解きで展示される額装絵は、全国的にも珍しい形態を持っています。また、信州の善光寺にならい、内陣下には戒壇巡りが設けられています。

本堂脇壇

本堂脇壇には、京都臨江寺より招来された阿弥陀三尊が安置されています。この阿弥陀像は江戸初期の作と推定されています。

弘法堂

名古屋三弘法の一つである導き大師が、本堂西の弘法堂に安置されています。他の名古屋三弘法としては、宝珠院の厄除け大師と辯天寺の開運大師が挙げられます。

交通アクセス

善光寺へのアクセスは以下の通りです。

注意事項

本堂内は通常、一般公開されておりませんので、訪問の際にはご注意ください。

境内施設

結び

善光寺は、名古屋市の歴史と文化を物語る重要な寺院であり、地域の人々に愛されています。静かで厳かな雰囲気を持つこの場所を訪れることで、心の平安と歴史への理解を深めることができるでしょう。

Information

名称
善光寺(名古屋市)
(ぜんこうじ)

名古屋

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