愛知県下水道科学館は、愛知県稲沢市平和町に位置する、下水道に関する学習・広報施設です。2017年4月1日からは、メタウォーター株式会社が命名権を取得し、「メタウォーター下水道科学館あいち」という愛称で親しまれています。
愛知県下水道科学館は、2000年に日光川上流浄化センターと平和処理場に隣接して開館しました。この施設は愛知県が設置し、公益財団法人愛知水と緑の公社とアクティオ株式会社の共同体である「A&A下水道科学館」によって管理されています。下水道の仕組みや水環境について、体験を通じて学ぶことができる場として、多くの人々に利用されています。
館内には以下のような充実した展示や設備が備わっています。
また、イメージキャラクター「エッピー」は、微生物のエピスティリス(Epistylis)をモデルにしたもので、展示の各所に登場します。
1階では、水がどのように地球上を循環し、私たちの生活を支えているかを紹介しています。森林の土壌が雨水を蓄え、ゆっくりと放出する仕組みを学びながら、水の大切さを実感できます。
雨災害から町を守るための仕組みを、街のイラストマップを用いて説明しています。また、生活で使った汚れた水が、家庭から下水道管までどのように流れていくかを分かりやすく展示しています。
川や海を守るため、汚れた水をどのように下水道管で運び、下水処理場で処理するかを模型や年表で解説しています。
下水処理場での汚水浄化の仕組みや、下水処理過程で発生する汚泥の資源利用について学べます。
浄化された水が川や海へ戻されるだけでなく、花の水やりや広場の散水など、さまざまな用途で活用される様子が紹介されています。また、愛知県内各地域のデザインマンホールも多数展示されています。
タブレットスキャナーを使用して、下水処理の仕組みをクイズ形式で楽しく学べるバーチャルスタジオもあります。
3D映像を通じて、地球に生命が存在する奇跡や水の大切さを学ぶことができます。ただし、現在は新型コロナウイルス感染症の影響で2D映像の上映が行われています。
水や水環境に関する本やDVDが豊富に揃っています。蔵書は3,100冊、DVDは45本あり、パソコンを使った調査も可能です。
絵画や写真、ポスターなどの作品発表の場として利用できるスペースが設けられています。利用には事前申し込みが必要です。
広大な芝生広場では、遊具で遊んだり、家族でお弁当を楽しむことができます。社会見学や野外活動の場としても利用されています。
池や雑木林、草むらを再現し、自然の中で魚や昆虫、鳥などの生き物が育つ環境を提供しています。観察会やボランティア活動も行われています。
名鉄尾西線「上丸渕駅」から約2.5km(徒歩30分、車で10分)。タクシー利用の場合は「名鉄森上駅」の方が便利ですが、距離が少し長くなります。
国道155号「一色下方交差点」から県道130号を約1km東進。または、西尾張中央道「梅須賀交差点」から県道130号を約3km西進してください。どちらも浄化センターの西側道路を南進すると到着します。