壱番屋記念館は、カレーハウスCoCo壱番屋の第1号店である西枇杷島店(愛知県清須市)の2階に併設された企業博物館です。2014年1月、老朽化した店舗のリニューアルオープンに伴い開館しました。この記念館では、壱番屋の創業から現在に至るまでの歴史を知ることができます。
館内には、創業当初から現在に至るまでの歴史を伝えるパネル展示があります。また、スプーンや皿、ユニフォームなどの備品や、メニュー表などもディスプレイされています。これらの展示を通じて、壱番屋が歩んできた道のりを感じることができます。
壱番屋記念館への入館は無料ですが、完全予約制となっています。訪問を希望される場合は、事前に予約が必要です。
株式会社壱番屋は、愛知県一宮市に本社を置く企業で、カレーハウスCoCo壱番屋(通称: ココイチ)を運営しています。ハウス食品グループ本社の連結子会社であり、フランチャイズ方式で日本国内のみならず、アメリカ、台湾、韓国、中国、タイなど世界各国に店舗を展開しています。
壱番屋の店名は「カレーならココ一番や!」に由来します。カレーの辛さやライスの量、トッピングをお客様自身が選べるシステムが特徴です。また、接客マニュアルの徹底が図られており、海外展開においても現地のニーズに応じたサービスを提供しています。
CoCo壱番屋は、宗次徳二氏とその妻である直美氏が、1978年に愛知県西春日井郡(現在の清須市)で創業したことに始まります。創業当初、店名は「此処が一番や!」という思いを込めて名付けられました。その後、ライス量や辛さ、トッピングを自由に選べる仕組みや、のれん分け制度を導入し、店舗数を着実に増やしました。
創業者の徳二氏は、カレーライスを提供する上で「お客様第一主義」を掲げました。また、大盛りチャレンジなどの取り組みを行い、話題作りにも積極的でした。食品リサイクル法の影響で終了した施策もありますが、創業当初の情熱は現在も受け継がれています。
CoCo壱番屋は、2005年に台湾で1号店を開店して以来、アメリカ、韓国、タイなどさまざまな国に進出しています。また、近年ではM&Aを通じて事業拡大を図り、北海道や関西、福岡などで地元ブランドを連結子会社化しています。
2020年には、カレーの本場インドで1号店を開店しました。日本産の食材を使用し、高級ブランド路線を展開することで注目を集めています。
CoCo壱番屋では、ポークソースやビーフソースなどをベースに、トッピングやライスの量、辛さを自由に組み合わせることができます。辛さは20段階まで選べ、テーブルには「とび辛スパイス」が用意されています。
辛さの上限である20辛は「普通」の48倍の辛さに相当します。辛さが増すとカロリーも高くなるため、注意が必要です。
壱番屋記念館は、CoCo壱番屋の歴史を振り返る貴重な場所であり、カレーハウスの発展を支えた物語を感じることができます。完全予約制で無料で楽しめるので、カレー好きな方にはぜひ訪れていただきたい施設です。