三岸節子記念美術館は、愛知県一宮市に位置する公立美術館で、一宮市名誉市民である洋画家・三岸節子の作品を中心に収集・展示しています。この美術館は、節子の生家跡地に建設され、彼女の人生と作品に深く触れることができる特別な場所です。
三岸節子記念美術館は、1998年11月3日に尾西市三岸節子記念美術館として開館し、2005年の市町村合併により現在の名称となりました。建物は節子の家業であった織物工場を思わせるノコギリ屋根や、彼女の生前から残る土蔵を改修した土蔵展示室、そしてベネチアをイメージした水路など、節子の思い出と深く結びついたデザインが施されています。
美術館の建物は、織物工場をイメージした独特のノコギリ屋根が特徴です。また、節子が好んだ白い花が咲く庭や、水路が流れる美しい景観は、訪れる人々に穏やかな時間を提供します。
午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)。
三岸節子(1905年~1999年)は、愛知県中島郡起町(現・一宮市)に生まれた洋画家で、女性画家として戦前・戦後の画壇で大きな役割を果たしました。幼少期から絵画に興味を持ち、名古屋市の淑徳高等女学校を卒業後、上京して洋画を学びました。
節子の作品は、生命力に満ちた鮮やかな色使いと、風景や静物を中心とした温かみのある作風が特徴です。彼女の作品には、ヨーロッパ各地の風景や自然が多く描かれており、晩年まで新しい表現を追求しました。
JR東海道本線「尾張一宮駅」または名鉄名古屋本線「名鉄一宮駅」から名鉄バスに乗車し、「起工高・三岸美術館前」バス停で下車後、徒歩約1分です。
以下は三岸節子の代表的な作品の一部です:
特別展や企画展も随時開催されています。
三岸節子記念美術館は、三岸節子の人生と作品を深く理解できる貴重な美術館です。彼女の生家跡に建つ美術館は、作品の鑑賞だけでなく、そのデザインや雰囲気を通じて節子の世界観に触れることができます。一宮市を訪れる際には、ぜひ立ち寄りたい観光スポットです。