津島神社は、愛知県津島市に鎮座する歴史ある神社で、全国に広がる津島神社の総本社です。主祭神として、建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)を祀り、厄除けや疫病退散の神として信仰されています。
牛頭天王信仰の中心地の一つとして知られ、京都の八坂神社と並び、日本における牛頭天王信仰の二大社とされ、多くの参拝者が訪れる名社です。境内には多くの摂社・末社があり、また、国の重要文化財に指定された建造物も存在します。
津島神社は、かつて国幣小社であり、現在は神社本庁包括の別表神社に指定されています。
もともとは「牛頭天王社」として信仰されており、明治時代の神仏分離令を経て現在の名称となりましたが、「津島の天王さま」として今も多くの人々に親しまれています。
伝承によれば、欽明天皇元年(540年)に創建されたとされていますが、正確な創建時期は不明です。12世紀には文献にその名が登場し、鎌倉時代から室町時代にかけての資料にも記録が残されています。
戦国時代には織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの庇護を受けて社殿の造営や寄進を受けました。特に信長は津島御師の布教活動を保護し、津島信仰が広く普及するきっかけを作りました。
津島神社の本殿は、慶長10年(1605年)に松平忠吉の妻・政子により寄進されたもので、国の重要文化財に指定されています。豪華な装飾と歴史的な趣を感じることができる建造物です。
天正19年(1591年)に豊臣秀吉によって寄進された楼門も、国の重要文化財に指定されています。格式高い佇まいが特徴で、境内に入る前にその壮麗さをじっくりと堪能できます。
津島神社の南門は、愛知県の有形文化財に指定されており、長い歴史を感じさせる佇まいが魅力です。
津島神社の境内には多くの摂社・末社があり、それぞれに異なる神々が祀られています。
津島神社では年間100を超える祭事が執り行われています。
毎年7月の第4土曜日・日曜日に開催される「尾張津島天王祭」は、日本三大川祭りの一つに数えられています。祭りでは豪華絢爛な車楽舟(だんじり舟)が天王川を優雅に進み、幻想的な雰囲気を醸し出します。この祭りは国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
津島神社の最も重要な祭事の一つである例祭は、毎年6月17日に執り行われます。神職や参拝者が集まり、神事が厳かに行われる様子は神聖な雰囲気に包まれています。
津島神社には、多くの重要文化財や貴重な史跡が残されています。
津島神社のすぐそばには、天王川公園があります。この公園は、かつての天王川の名残である「丸池」を中心に整備されており、四季折々の自然が楽しめる憩いの場となっています。春には桜が咲き誇り、多くの花見客で賑わいます。
津島神社へのアクセス方法は以下の通りです。
津島神社は、長い歴史と文化を誇る神社であり、尾張地方を中心に全国の多くの人々から信仰を集めています。特に夏に行われる「尾張津島天王祭」は、国の重要無形民俗文化財に指定されており、観光客にも人気の行事です。神社の境内には数多くの摂社・末社があり、それぞれの神々が祀られています。
また、国の重要文化財に指定された建築物や貴重な文化財も多く、歴史的価値の高い神社として知られています。津島神社を訪れることで、日本の伝統と文化に触れることができるでしょう。