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萬徳寺(稲沢市)

(まんとくじ)

萬徳寺万徳寺)は、愛知県稲沢市にある真言宗豊山派の寺院で、長い歴史と豊かな文化財を誇る古刹です。

概要

萬徳寺は「長沼山」を山号とし、本尊には阿弥陀三尊が祀られています。境内の広さは約1200坪で、特に4月下旬になると境内一面に咲き誇る約700本の牡丹で有名です。その美しさから「ぼたん寺」として親しまれ、参拝者や観光客に優雅なひとときを提供しています。

歴史

創建と再建の歴史

萬徳寺は神護景雲2年(762年)、称徳天皇の命を受けた慈賢上人によって創建されました。当初は草堂に阿弥陀三尊が安置され、官寺としての地位を持ちました。しかし、鵜沼川の洪水や天暦年間(947年~957年)の火災、永祚年間(989年~990年)の大嵐などで何度も荒廃しました。

承和元年(834年)には弘法大師(空海)によって再建され、建長6年(1254年)には常円上人が再興しました。この常円上人は尾張三円の一人であり、萬徳寺の中興開山となりました。

戦国時代から江戸時代の繁栄

天正20年(1592年)、駒井重勝や徳永寿昌から、文禄4年(1595年)には豊臣秀吉から寺領530石の寄進を受けました。その後、尾張藩主の庇護を受けて繁栄を続けました。「寛文覚書」には、田畑三町四反十二歩の記録が残されています。

近代以降の変遷

萬徳寺は1969年(昭和44年)の火災で本堂・宮殿を焼失しましたが、その後再建され、現在も多くの人々に親しまれています。

文化財

重要文化財

萬徳寺は数多くの文化財を有しており、以下はその中でも特に重要なものです。

愛知県指定文化財

また、愛知県指定の文化財も以下のように多岐にわたります。

萬徳寺の魅力

牡丹の名所としての魅力

萬徳寺は「ぼたん寺」として広く知られており、毎年4月下旬には境内一面に牡丹が咲き誇ります。その見事な景観は訪れる人々の心を癒し、多くの写真愛好家も訪れます。

歴史と文化に触れる体験

萬徳寺の境内を歩けば、長い歴史を持つ堂宇や文化財に触れることができます。多宝塔や鎮守堂はその美しい建築様式が見どころです。

アクセス

萬徳寺は愛知県稲沢市に位置し、公共交通機関や車でのアクセスが可能です。訪問の際は事前に開門時間を確認し、ゆっくりとその魅力を堪能してください。

まとめ

萬徳寺は歴史、文化、自然が調和した魅力あふれる寺院です。牡丹の咲く季節や文化財の観賞を通じて、ぜひその素晴らしさを体感してみてください。

Information

名称
萬徳寺(稲沢市)
(まんとくじ)

尾張西部・一宮

愛知県