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河原神社(清須市)

(かわら じんじゃ)

河原神社は、愛知県清須市に位置する歴史ある神社です。この神社は、地域の信仰と文化に深く根ざしており、訪れる人々に静かな敬虔さを感じさせる場所です。

概要

河原神社は創建年代が明確ではありませんが、主祭神として大己貴命(おおなむちのみこと)が祀られています。文献によると、「従三位河原天神」とも記されています。また、『本国帳』や『張洲府志』などの資料にもその存在が記載されており、古くから地域に根付いていたことがわかります。

かつては「星野宮」と称され、「神眼池」の湧き水が眼病に効能があるとされ、多くの参拝者が訪れていました。

歴史と由緒

古代から近世まで

河原神社に残る資料には、江戸時代の記録である『清洲誌』や『尾張名所図会』が含まれています。これらの資料には、「星大明神」として神社が記述されており、地域の信仰の中心であったことが示されています。

特筆すべきは、寛永17年(1640年)から明治以降に至るまで保存されている22枚の棟札です。これらは神社の長い歴史を物語る貴重な資料です。

近代以降

明治時代の神社制度により、1907年(明治40年)には郷社に列せられました。その後、戦後の制度変更を経て1953年(昭和28年)には八級社に指定されました。

近年では、1994年(平成6年)に近隣の八幡社とともに奉賛会が結成され、2000年(平成12年)には修復工事が行われています。

建築物

拝殿

拝殿は江戸末期から明治時代に建築されたと考えられており、その彫刻や装飾が特徴的です。南面には「鶴と亀」、北面には「月に兎」の浮き彫りが施されています。さらに、1948年(昭和23年)には大改修が行われた記録があります。

本殿

本殿は一間社神明造檜皮葺の建築で、1949年(昭和24年)に再建されました。6尺・5尺の規模で、三方に2尺の縁が設けられています。

祭文殿

1911年(明治44年)に建てられた祭文殿は、円柱ヒノキ材を使用した堂々たる構造で、奥行き1間(182センチ)と広い中央部分が特徴です。

名所・見どころ

神眼池

かつて拝殿の左右に湧き出していた「神眼池」は、眼病にご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れました。現在では池そのものは失われていますが、水槽が残され、往時の面影を偲ばせます。

アクセス情報

河原神社へのアクセスは以下の通りです。

Information

名称
河原神社(清須市)
(かわら じんじゃ)

尾張西部・一宮

愛知県