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法蓮寺(一宮市)

(ほうれんじ)

法蓮寺は、愛知県一宮市木曽川町にある日蓮宗の寺院です。その山号は「妙王山」と称され、地域の歴史と深い結びつきを持つ由緒ある寺院です。この寺院は、山内一豊の父・山内但馬守盛豊やその長男・十郎の菩提寺としても知られ、多くの歴史愛好家や観光客が訪れています。

法蓮寺の由緒

法蓮寺は、明応2年(1493年)に日妙上人によって創建されたと伝えられています。戦国時代には、黒田城主であった山内但馬守盛豊の菩提寺として庇護を受けました。その後も地域の人々に守られながら、現在に至るまで多くの歴史を刻んできました。

境内には「山内一豊公出生之地碑」が建てられており、歴史的価値の高い場所として知られています。本堂の裏側には、山内盛豊とその長男・十郎の墓があります。これらの史跡は、戦国時代の山内家の歴史を物語る重要な遺構です。

山内家の墓と歴史

法蓮寺の北側には、山内但馬守盛豊とその長男・十郎の墓が並んでいます。この墓地は、山内家の悲劇的な歴史を伝えています。

十郎の最期

長男の十郎は弘治3年(1557年)、黒田城で夜襲を受け戦死しました。その際、父・盛豊も重傷を負い、次男の一豊を含む一家は岩倉城へと逃れます。

盛豊の最期

盛豊は永禄2年(1559年)、浮野合戦の際に戦死しました。その後、父子ともにこの法蓮寺に葬られ、現在もその墓が残されています。向かって右側が父・盛豊の墓であり、墓石は江戸時代中期に建立されたものとされています。

本堂の西側から北側にかけて墓地が広がっており、その奥に二人の墓標が建っています。この歴史的な場所は、山内家の物語に触れる貴重な機会を提供しています。

黒田城跡と法蓮寺の位置

法蓮寺は、黒田城跡から東へ線路を渡って約200メートルの場所に位置しています。東向きの一方通行道路沿いにあり、黒田城跡と合わせて訪れることができます。この地理的な近さも、山内家と法蓮寺の深い繋がりを物語っています。

文化財

法蓮寺には、一宮市指定の文化財がいくつか存在します。これらの文化財は、寺院の歴史的価値を示す重要な遺産です。

一宮市指定文化財

まとめ

法蓮寺は、日蓮宗の寺院としての宗教的な価値だけでなく、山内家の歴史や戦国時代の出来事を物語る重要な史跡でもあります。その境内には、山内盛豊と十郎の墓や「山内一豊公出生之地碑」など、歴史好きにとって魅力的な見どころが多数存在します。また、一宮市指定文化財も多く、地域の文化遺産として大切に保存されています。

ぜひ法蓮寺を訪れ、戦国時代の歴史とその息吹を感じてみてください。

Information

名称
法蓮寺(一宮市)
(ほうれんじ)

尾張西部・一宮

愛知県