愛知県 > 知多半島・常滑 > 羽豆神社

羽豆神社

(はず じんじゃ)

羽豆神社は、愛知県知多郡南知多町大字師崎明神山に鎮座する由緒ある神社です。知多半島の最南端である羽豆岬に位置し、美しい自然環境に囲まれたこの神社は、地域の歴史や文化に深く根ざしています。

名前の由来

羽豆神社の名称には諸説ありますが、有力な説の一つに、日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征の際に「幡頭(はたがしら)」を務めた建稲種命(たけいなだねのみこと)を祭神としたことに由来するというものがあります。ここから「羽豆(幡頭、はず)」の社名が生まれたとされています。

また、「幡頭」の語源については、地形が弓矢の「筈(はず)」に似ていることから名付けられたともいわれています。さらに、古代の南方系海人の信仰と関係があり、湾の西方の神「泊頭の神」に由来するという説もあります。

「尾張本国神名帳」においては、羽豆神社の神位は「従一位羽豆名神」と記されています。

祭神

羽豆神社の主祭神は建稲種命(たけいなだねのみこと)です。日本武尊の東征に従い、海上交通の安全を祈願したとされる武神であり、地域の漁業関係者や航海者からも厚く信仰されています。

歴史

羽豆神社の歴史は古く、多くの歴史的な出来事と関わっています。以下に主な年表を示します。

年表

境内の特徴

羽豆神社は、知多半島の最南端に位置する羽豆岬に鎮座しており、三河湾国定公園の特別保護地区に指定されています。境内には、歴史ある本殿や数々の境内社があり、荘厳な雰囲気を醸し出しています。

主な境内社

文化財

羽豆神社には貴重な文化財も残されています。

県指定文化財

現地情報

所在地

羽豆神社の住所は以下の通りです。

愛知県知多郡南知多町大字師崎明神山2

周辺の見どころ

羽豆岬について

羽豆神社が鎮座する羽豆岬は、知多半島の最南端に位置し、風光明媚な景観が広がる観光スポットです。特に、国の天然記念物に指定された「羽豆神社の社叢」は、ウバメガシの原生林が美しく、訪れる人々を魅了します。

岬には全長800メートルのウバメガシ遊歩道が整備されており、羽豆神社の境内や展望台からは、日間賀島・篠島・三河湾・伊勢湾などの美しい海の景色を一望できます。

羽豆岬の歴史

羽豆岬は、南北朝時代の元亨年間(14世紀初頭)に熱田大宮司の千秋昌能が築城した羽豆崎城の跡地としても知られています。現在は城址碑が建てられており、歴史好きな方にとっても興味深いスポットです。

まとめ

羽豆神社は、長い歴史を持つ由緒正しい神社であり、知多半島の美しい自然とともに、多くの観光客を惹きつけています。羽豆岬の絶景やウバメガシの原生林、そして歴史ある神社の境内を歩くことで、歴史と自然の魅力を存分に感じることができるでしょう。

Information

名称
羽豆神社
(はず じんじゃ)

知多半島・常滑

愛知県