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大府市

(おおぶし)

大府市は愛知県の中央部に位置し、名古屋市の南東に隣接する街です。知多半島の基部にあり、温暖な気候と豊かな自然環境に恵まれています。かつては陶業が盛んな地域でしたが、近年では住宅地や産業地としても発展を遂げています。

大府市には、歴史ある城跡や古戦場、由緒ある寺社、貴重な遺跡や文化財が点在しています。また、四季折々の自然を楽しめる観光スポットや温泉施設もあり、多くの人々に親しまれています。

観光スポット

歴史を感じるスポット

円通寺

円通寺は、行基が創建したと伝えられる歴史ある寺院です。静かな境内には、古い石碑や仏像が点在し、歴史を感じさせる雰囲気が漂います。

高山古墳

大府市には、古墳時代の遺跡も残っています。高山古墳はその代表例で、古代の文化を今に伝えています。

自然を満喫できるスポット

あいち健康の森公園

広大な敷地を誇る「あいち健康の森公園」は、スポーツ施設や遊歩道が整備された憩いの場です。家族連れやランニングを楽しむ人々に人気のスポットです。

大府みどり公園

大府市の緑豊かな公園のひとつで、ピクニックや散策に最適なスポットです。四季折々の自然を楽しむことができます。

温泉とリラクゼーション

大府温泉 ござらっせ

大府市には、天然温泉「大府温泉 ござらっせ」があります。広々とした露天風呂やサウナがあり、旅の疲れを癒すのに最適な場所です。

名所・旧跡

主な城郭・古戦場

大府市には、かつて戦国時代の戦の舞台となった城跡や古戦場が残っています。歴史好きな方には、ぜひ訪れていただきたいスポットです。

主な寺院

知多四国霊場

知多四国霊場は、1809年(文化6年)に亮山阿闍梨と2人の行者によって開かれた霊場です。篠栗四国八十八箇所(福岡県)、小豆島八十八箇所(香川県)とともに、日本三大「新四国霊場」の一つとされています。

大府市内には、以下の札所が存在します。

大府七福神

大府市には、七福神を巡ることができる「大府七福神」があります。七福神巡りは、福を招くとされ、新年には多くの参拝者が訪れます。

主な神社

大府市には歴史ある神社も数多く点在しています。地域の人々に親しまれ、年間を通じてさまざまな祭事が行われています。

遺跡・古窯跡

大府市には、古代からの歴史を物語る遺跡や古窯跡が多く残されています。

観光スポット

温泉

大府市には、日帰りで楽しめる温泉施設がいくつかあります。心身ともに癒やされるひとときをお過ごしください。

四季折々の観光スポット

大府市には、歴史と自然が融合した魅力的な観光スポットが数多くあります。ぜひ訪れてみてください。

祭事・催事

主な祭事・催事

1月

七福神めぐり

大府市内の七福神を巡り、福を授かる伝統的な行事です。

2月

長草天神社「どぶろく祭り」

毎年2月25日に近い日曜日に開催される、どぶろくの奉納と振る舞いが行われる祭りです。

大府梅盆展

美しい梅の盆栽が展示され、春の訪れを感じる催しです。

パフォーマンスライブ

市内を拠点に活動する青少年グループが出演し、音楽やダンスのパフォーマンスを披露します。

3月

大府市民美術展

市民による芸術作品が展示される、美術愛好家にとって見逃せないイベントです。

4月

大府菜の花まつり

一面に広がる菜の花畑の美しい景色を楽しむことができます。

七社神社マントウ馬まつり

七社神社で行われる、馬とともに巡行する伝統的な祭りです。

大倉公園つつじまつり

色鮮やかなつつじが咲き誇る中、多くの観光客が訪れる春の風物詩です。

大府あきんどフェスティバル

地元の商店や企業が集まり、さまざまな商品やグルメが楽しめるイベントです。

6月

おおぶwellcome健康祭

健康に関するイベントが開催され、体験型の企画も多数用意されています。

7月

共長夏まつり

毎年7月の最終土・日に開催される夏の風物詩で、盆踊りや花火が楽しめます。

8月

大府夏まつり

中央通りを中心に開催される、屋台やパレードで賑わう夏の一大イベントです。

9月

ウェルネスバレーフェスタ

ウェルネスバレーで行われるイベントで、シンポジウムや屋外ライブ、花火大会などが楽しめます。

10月

北尾山之神社祭礼

知多型の山車が登場する伝統的な祭礼です。

近崎神明社祭礼(マントウ)

伝統的な行列が練り歩く神事です。

横根藤井神社祭礼(子供三番叟)

子供たちが三番叟を舞う、地域に根付いた祭りです。

大府市産業文化祭り

地元の産業と文化を体験できる、毎年多くの人で賑わうイベントです。

11月

大府シティ健康マラソン大会

石ヶ瀬小学校をメイン会場に、市民が健康のために参加するマラソン大会です。

OBU-1グランプリ

全国初の市民漫才コンテストで、笑いの才能が競われます。

こども料理コンクール「ビストロおぶちゃん」

子供たちが料理の腕を競い合うイベントで、創造力豊かな料理が披露されます。

通年行事

熱田神社祭礼・朝市

毎月0または5のつく日に開催される朝市では、新鮮な食材が手に入ります。

大府市音楽祭

市内の音楽団体が集まり、多様なジャンルの音楽が楽しめます。

市役所ロビーコンサート

定期的に市役所ロビーで開かれるミニコンサートで、気軽に音楽を楽しむことができます。

大府市の地形と歴史

丘陵と平野が織りなす風景

大府市の大部分は、新第三紀鮮新世に形成されたなだらかな丘陵地帯です。この丘陵地では、古代から中世にかけて陶業が栄え、多くの古窯址が発見されています。また、農業用の溜池が数多く点在し、かつての農村風景を今に伝えています。

水とともに発展した町

市の東部を境川が南北に、市の中央部を鞍流瀬川が東西に流れ、小規模な沖積平野を形成しています。この平野の大部分は江戸時代に衣ヶ浦の干拓によって生まれた土地であり、歴史的にも重要な役割を果たしてきました。

歴史的背景と文化

原始時代からの人の営み

大府市には、先史時代から人が住んでいた痕跡が残っています。旧石器時代の共栄遺跡では、打製石器や剥片石器が発見されており、縄文時代には多くの貝塚が形成されました。

古代の遺跡と信仰

古墳時代には大和政権の支配が及び、尾張国の一部として発展しました。奈良時代には、製塩業が盛んに行われていたことが惣作遺跡からわかっています。また、行基によって創建されたとされる円通寺(共和町)など、仏教文化の影響も見られます。

戦国時代の大府市

室町時代になると、大府市周辺は水野氏の支配下に入りました。戦国時代には、織田信長と今川義元の勢力争いの舞台となり、石ヶ瀬川の戦いが行われました。市内には、戦国時代の城跡や史跡が今も残されています。

経済

第一次産業

大府市では古くから稲作が行われており、丘陵地には農業用のため池が多く残っています。戦前には桃の栽培が盛んでしたが、戦中の食料難により伐採されました。戦後、愛知用水の開削により、名古屋市への生鮮野菜供給地として発展し、酪農も行われるようになりました。また、1964年(昭和39年)からは観光農業としてブドウ狩りも始まりました。

市内には大府青果卸売市場があり、ブドウ、イチゴ、新高梨などの農産物の直売所も多くあります。

主な農産物

木の山芋

木の山地区で生産される伊勢芋で、収穫量は県内1位です。

馬鈴薯(じゃがいも)

大府市は愛知県内で最も多くの馬鈴薯を生産しています。

ブドウ

2013年のデータでは、大府市のブドウ栽培面積は67.1haで県内1位です。特に「キタサキレッド」は北崎町の農園発祥の品種として有名です。

キャベツ

愛知県内で3位の生産量を誇ります。

タマネギ

知多3号玉ねぎは「あいちの伝統野菜」に選定され、大府市が主な産地となっています。

スイートコーン

県内4位の生産量を誇ります。

新高梨

直径15cm、重さ1kgにもなるジャンボ梨として知られています。

木の山五寸にんじん

色が赤く、甘みが強く、柔らかい肉質が特徴です。しかし、栽培が難しく、生産が減少傾向にあります。

イチゴ

市内の直売所で新鮮なイチゴが販売されており、観光農園でも収穫体験が可能です。

大府市では稲作も行われ、美味しいお米が生産されています。

愛知縮緬かぼちゃ

大府市を主な産地とする「あいちの伝統野菜」の一つで、独特の食感と風味が特徴です。

交通アクセス

鉄道と道路網

大府市は名古屋市からのアクセスが良好で、JR東海道本線と武豊線が利用できます。大府駅周辺は商業施設が集まり、市の玄関口として発展を続けています。また、伊勢湾岸自動車道や知多半島道路が通っており、車での移動にも便利な立地です。

まとめ

大府市は、歴史と自然が調和した魅力的な街です。古代からの遺跡や戦国時代の史跡を巡りながら、美しい公園や温泉でリラックスすることができます。名古屋市からのアクセスも良く、日帰り旅行にも最適なスポットです。ぜひ一度、大府市の魅力を体感してみてはいかがでしょうか。

Information

名称
大府市
(おおぶし)

知多半島・常滑

愛知県