南知多ビーチランドは、愛知県知多郡美浜町の伊勢湾に面した奥田海岸沿いに位置する総合海浜公園・レジャー施設です。水族館エリアや海辺ゾーン、遊園地エリアで構成され、訪れる人々にさまざまな体験を提供しています。
南知多ビーチランドの水族館では、セイウチ、アザラシ、アシカ、イルカ、ペンギンなどの海の生き物たちと直接ふれあうことができる無料のプログラムが多数用意されています。特に「ふれあい日本一」を掲げ、来園者が動物たちと身近に触れ合える機会を大切にしています。
2006年3月には、おもちゃ王国と提携し、既存の遊園地をリニューアルして「南知多おもちゃ王国」が開業しました。このエリアには、おもちゃの販売店や展望レストラン「ザ・ビーチ」が併設されており、家族連れにも人気のスポットとなっています。
施設内にある「海辺ゾーン」は、夏季限定で潮干狩りや海水浴を楽しめるエリアです。また、4人以上のグループであれば、春から秋にかけてバーベキューを楽しむこともできます。食材や機材が完備されているため、手ぶらで気軽に参加できるのが魅力です。
南知多ビーチランドで飼育されているイルカ「プリン」は、1993年1月27日に生まれた個体です。父親はハナゴンドウの「ネオ」、母親はハンドウイルカの「ローラ」で、異種交雑種のイルカとして育てられています。
「プリン」は、交雑種イルカの飼育記録において世界最長とされ、2013年1月にはギネス世界記録に申請されました。その功績を称え、美浜町からは「特別住民票」が贈られるなど、多くの注目を集めています。
2010年4月29日に南知多ビーチランドは開業30周年を迎えました。これに合わせ、同年2月から3月にかけてイルカショープールのプールサイドを拡張し、観客席とより近い距離でイルカたちを観察できるよう改修工事を実施しました。
また、記念イベントとして、名古屋鉄道(名鉄)による団体専用列車「南知多ビーチランド30周年記念号」が運行されました。さらに、名鉄の主要駅では「南知多ビーチランド30周年記念SFトランパスカード」が販売され、多くのファンが購入しました。
南知多ビーチランドは、名古屋鉄道(名鉄)によって1980年に開設されました。名鉄の経営合理化の影響で、2001年には閉鎖が検討されましたが、地元の強い反対により撤回されました。その後、2003年10月に名鉄の子会社「名鉄インプレス」によって運営が引き継がれ、現在も多くの来場者に愛され続けています。
南知多ビーチランドは、水族館、遊園地、海辺ゾーンが一体となった総合レジャー施設です。特に「ふれあい体験」が充実しており、家族連れや動物好きな方におすすめのスポットです。歴史ある施設ながらも、常に進化を続け、多くの人々に楽しい思い出を提供し続けています。