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愛宕神社(東海市)

(あたご じんじゃ)

愛宕神社は、愛知県東海市横須賀町四ノ割23番地に鎮座する由緒ある神社です。旧社格は村社であり、長い歴史の中で地域の信仰の中心として発展してきました。現在も創建当初の元宮が残されており、その歴史の深さを物語っています。

愛宕神社の歴史

創建と由来

社伝によれば、元和7年(1621年)5月に創建されました。ある商家の奉公人の妻が長年の病を患っていましたが、京都愛宕山の愛宕権現の霊験によって回復したことがきっかけで、この神社が建立されたと伝えられています。

江戸時代の発展

この地域は「馬走瀬」と呼ばれる小さな漁村でしたが、尾張徳川家の別荘である横須賀御殿が作られたことで開発が進み、商業地として発展しました。江戸時代には境内の整備が進められ、以下のような出来事が記録されています。

近代から現代へ

明治時代には鳥居の更新や境内の拡張が行われ、大正11年(1922年)には宝物庫が建築されました。その後も昭和、平成にかけて修繕や改築が行われ、平成25年(2013年)には本殿、拝殿、社務所などが新しく建て替えられました。

愛宕神社の氏子地域

愛宕神社はもともと個人の崇敬社でしたが、横須賀御殿の造立に伴い、地域の人々により支えられる神社となりました。江戸時代中期までに横須賀町方(現在の東海市横須賀町)が氏子地域となり、明治期には行政区の変更により、地域の範囲が確定しました。

境内の見どころ

本殿・拝殿

現在の本殿・拝殿は平成25年(2013年)に建て替えられたものです。歴史ある神社の格式を保ちながら、現代的な設備も整えられています。

摂末社

境内には摂社1社、末社9社が祀られています。かつては黒龍大神社・山神社などもありました。

金比羅社

文政7年(1824年)に勧請された社で、祭神は大物主命です。明治13年に横須賀町内の他の場所へ移されましたが、大正11年(1922年)に愛宕神社の境内に再移転されました。

誠柳社

昭和35年(1960年)に誠柳講の講員により勧請された社で、平成13年(2001年)まで境内南西角に社殿がありました。

天神社

菅原道真公を祀る神社で、文化財としても価値のある棟札が残っています。江戸時代から大切に維持されてきました。

恵比須社

寛保3年(1743年)または延享2年(1745年)に勧請されました。もともと愛宕神社の旧跡地にありましたが、明治9年(1876年)に現在の境内に移転しました。

その他の見どころ

愛宕神社の祭礼

9月の大祭

毎年9月の第4日曜日には盛大な祭礼が行われます。特に山車の奉納は見どころの一つで、地域の伝統が色濃く残っています。

愛宕神社の概要

所在地と祭神

まとめ

愛宕神社は、400年以上の歴史を持つ神社であり、地域の信仰の中心として発展してきました。江戸時代から続く歴史的建造物や、地域文化と深く結びついた祭礼など、多くの魅力があります。歴史を感じながら、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

Information

名称
愛宕神社(東海市)
(あたご じんじゃ)

知多半島・常滑

愛知県